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EOS R1について

2024年05月27日 | 機材について
開発発表はされたものの詳細は不明だったEOS R1の仕様の噂が出始めました。
キヤノン「EOS R1」の電子シャッターの読み出しは1/500秒?
これによると2400万画素のクアッドピクセルAFセンサとのことです。センサの読み出し速度は2msecということで、これはローリングシャッターとしては最速です。ニコンのZ8よりも速いので、メカニカルシャッターレスでも弊害はあまりなさそうですが、メカシャッターもあるようです。この記事によれば、ADの分解能をメカシャッター時は16bitとするようなので、この設定では読み出しはさほど速くないのかも知れません。現在のフルサイズカメラはほとんど14bitAD(一部のモードで12bitADもある)なので、どのような絵になるのか興味はあります。

ちょっと気になるのが発表が遅れているEOS R5Ⅱです。ここ3世代ほど、キヤノンは1と5を主要機能を共通化してオリンピックイヤーごとに更新してきました。要素技術開発には長い期間がかかるので、ハイエンド機主間で共有するのは理にかなっています。今回も当然主要な技術を共有すると思っていました。ミラーレスになるとセンサと画処理エンジンでほぼ性能が決まってしまうので、R1とR5Ⅱでセンサも共有するのではと思っていたのですが、R5Ⅱは当然8Kに対応するはずなのでR1とは別のセンサになることになります。クアッドピクセルAFセンサが採用されるのか、それともヂュアルピクセルAFなのか?もしヂュアルピクセルAFだとすると実際に読み出すセンサ数はR1が9600万、R5Ⅱが(R5と同じとして)9000万とほぼ同じぐらいなので、そのあたりになるのかも知れません。(根拠はありませんが)

現状の積層センサは高速で読み出した画像データをセンサ内で一度記憶して、画処理エンジンで処理できるスピードに合わせて送り出すために使われていますが、画処理エンジンが十分高速で処理できるのであれば積層センサとする必要は無いはずです。下位機種への展開を考えるとそのようなアプローチもあると思うのですがどうなることでしょう。


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