木曽福島を離れる前に、名産品をいくつか買って帰ることにしました。
見た感じ何にも無さそうなド田舎ですが、意外と名産品には恵まれていて、
信州開田そばの他にもいろいろあるんですよ。

五平餅(ごへいもち)。
潰したご飯を串焼きにし、信州味噌をつけて食べるお餅。
秋田のきりたんぽと似てる食べ物です。
>>> 五平餅 (Wikipedia)

すんき漬け。
かぶ菜を乳酸菌で発酵させた漬物。
発酵させているので独特の酸っぱさはありますが、
塩や味噌などを使ってない、素材そのままオーガニックな薄味。
温度に敏感な「冬の漬物」なので、お店のおばちゃん曰く
「保存するなら、冷蔵ではなく冷凍の方がいい」との事。
>>> すんき漬(木曽町観光協会)

木曽漆塗り。
前から「マイ箸を持ってみたいなあ」と思ってたので、
ここで買って行くことにしました。 天然素材の箸袋も珍しいですよね。
地元で採れるヒノキやカツラを使った漆器、
特に、お椀、器、箸、さじなど食器類が充実してます。
>>> 木曽漆器 (Wikipedia)

その漆塗り発祥の地と呼ばれる地区にあるのが「海老屋」。
さっきのお箸もココで買いました。
>>> 木曾海老屋漆器店


数多くの民芸品が売られているけど、一番の目玉は「店のおっかさん」。
商品1つ1つの良いところや使用上の注意、
作っている職人さんの紹介など、いろいろ丁寧に説明してくれました。
笑顔が印象的な方で、とても気さくでな方でしたよ。

木曽福島では、訪れるお客さんを気持ちよく接客できるよう、
町を挙げてサービス向上に努めているんだそうです。
修了した講習レベルに合わせて、認定マークが発行される制度で、
観光地を抱える自治体は、是非お手本にしたいですね。
(ちなみにさっきの海老屋さんは、最上級認定でした)
でもまぁ何よりも驚いたのが…
海老屋のご先祖様も、ウチと同じ興禅寺だったって事。
お互いの話に共通点が多かった事もあり、ついつい話が弾み、
1時間近く世間話をしてしまいました。
まぁこういうのも、田舎に来たときの楽しみ、ですね。
>>> あるこう!きそふくしま (まちづくり木曽福島)
>>> SNS 木曽が好き (まちづくり木曽福島)
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