
先日、辻堂のアクション・グラスワークスに行って
リペア用の樹脂と硬化剤を分けてもらいました。
でもこれだけ寒いと樹脂も硬化しないはず。
もう少し暖かくなるまでリペアは延期です。
まぁ、しばらくサーフィンできないのですが…。
ところで「ホットコート」の本当の意味を初めてしりました。
フォームにクロスを巻いて樹脂で固めた(ラミネート)後に
再度、その上から樹脂をかけることを
「ホットコート」というのだと思っていましたが、
樹脂自体が違うのですね~。
30年もサーフィンしていて知らなかった。
ホットコート用の樹脂にはワックスが混ざっているのだとか。
それによって硬化が早くなり、スムーズな面ができるそうです。
さらにワックスが入っているから、サンディングしても
サンディング・ペーパーが目詰まりしないらしい。
しかし、ワックスを含んでいる分だけ
ペーパーで傷をつけないと重ねて樹脂を使えない。
逆にラミネート用の樹脂はワックスを含んでいないため
いつまでたってもベタつく反面、サンディングしなくても
重ねて樹脂をかけることができるというワケ。
つまりプロはワックスの入っていない樹脂で
フォームにラミネート作業をして
そのあと樹脂にワックス剤を混ぜて
ホットコートの作業を行っているのです。
ということで僕の樹脂はリペア用なので
樹脂にワックスを混ぜてもらいました。
ちなみに樹脂を温めてから作業をすると
硬化剤の量は少なくて済むらしい。
通りで寒い日はいくら硬化剤を混ぜても
いつまでたっても固まらないことがあったっけ。
でも樹脂は超可燃性なので温めるときは
十分に気をつけましょう!