とりあえず伝説の勇者の伝説3 暴力のファーストコンタクト

表表紙のあらすじ


なんというか、早くもというか、とにかく三巻目であります。
流浪のライナたちがたどり着いたのは、辺境の地イエット共和国。
他国との交流がほとんどないこの国は、独自の文化をはぐくみ、個性的な人々が暮らしています。
では、ライナさん、フェリスさん、ミルクさんにこの国の印象を語ってもらいましょう。
「なんか、暮らしやすいような、そうでもないような……。少なくともあのバカ王から離れているのは気楽だよなあ」
「うむ、そこそこ美味いだんご屋もあるし、私はけっこう気に入っているぞ」
「ルークがねえ、治安が悪いからひとりで街に出ちゃダメって言ってたよ」
どうやらそれなりに馴染んでいるようですね。
それでは、新キャラも続々登場の「イエット編」スタートです。


「すとれい・きゃっと」のネコかわいいよ！
文面の「にゃー」を頭で反芻してニヤニヤしてる自分がキモい！ｗ
だってネコかわいいじゃん＾＾ｂ


自殺しようとしてる少女の事情を聞いたライナがくだらないと言いながらも
一つだけ言っておくといいながら説得する
でも、少女は同情させておいてライナのお金をとる予定でしたｗ
さらに、その説得のセリフを一字一句メモに残すフェリスの几帳面さに笑ったｗ


この本の一番の見所は書き下ろしの
「天才は眠れない」だな
前巻同様、ライナの過去話


ライナ・リュート
ペルア・ペルーラ
ピア・ヴァーリエの3人の天才が戦闘訓練するお話
ちなみに全員5歳か6歳
一番強いのがピアという少女、次にペルアという少年、大きく劣ってライナの順

実にピアがいいキャラしてる
ライナが見ただけで魔法を使えることを知ると
自分は半年という異例のスピードで使えるようになったことを言って
「ざっけんな！」とぶっ飛ばすｗ


ここでライナの昼寝昼寝と連呼しまくる理由がわかる
ライナは一番弱いから、師のジュルメから一日の自由時間2時間って言われてるんだよね
この時間内に睡眠など食事などをとれってさｗ
さらに言っちゃうと、一ヶ月に一回この3人で試合をするんだけど
その結果が悪くて、自由時間15分まで減らされちゃうｗ
だーから寝ることに対してあんなに貪欲なんだなｗ



そしてライナは、忘れ始める
天才たちに囲まれ、忘れ始める
化け物たちに囲まれ、自分が化け物だということを忘れ始める

の文がこれから悲惨なことが起こるフラグだよなぁ
でも、ピアもペルアも本編に出てきてもよさそうなキャラだな
死んでなかったらの話になるんだけどねｗ


次は本編5巻