~街の灯火~

今年からIT業界で働くことになった関西人の日々のあれこれ

高槻JAZZストリートにて

2005年05月05日 01時18分12秒 | 日記
今日は昼から公民館で芝居の稽古をした後そのまま高槻のJAZZストリートというのに行ってきました。

僕は正直ふだんJAZZは聞かないのでいい機会かなぁなんて思っていたのですが…

少し話が変わります。

去年舞台照明というのをやりはじめました。

それ以来舞台とかで他人の光とかを研究しようといろいろな所で吊り位置とか機材とかを確認する癖をつけてしまいました。

それは照明やってる上ではプラスではあるのですが、なんか舞台自体にのめり込みにくくなってる自分に気づきます。

数ヶ月前から起こってるんですが、テレビで歌番組とか見てても歌っているアーティスト以上に後ろの灯体の方が気になってたり…そうとう重傷だなぁなんて思っています。

話を戻します。

んなわけで今日もその悪い癖がでました。

気づけば機材やスピーカーや裏のスタッフの動きが気になってしまう。

まあ普段スタッフとして主催者を支えるようなことをやってるせいかどうしても気になってしまうですけど・・・

主催者の方が気持ちよくできているようになっているのかなぁ、問題は起こってないかなぁ、次の段取りはできてるのかなぁなんて自分自身かなり未熟モノながら演奏している方々の心配をしてしまったり・・・。聞き手なんですけどね。今回の僕の立場は・・・。

そんなことを考えていると仲間からそんなん気にするなとか言われるし・・・。

あげくのはてに純粋に楽しめと言われる始末・・・。

純粋に楽しめなくなってるのかなぁ>自分

聞こうにもいつのまにか灯体の数を数えてたりする自分に気づくんだよ。

正直そんな自分が少し怖い。




まあJAZZストリートは会場がかなりの数あって何カ所かまわりました。

バーで酒を飲みながら聴いたりもしました。

そこではあんまり職業病はでなかったと・・・。うん、特に機材もなかったしね。でもしっかりマイクとか機材のチェックはしてたよ>自分(汗)
あと照明とか・・・僕は一応展示会とかの明かりの作り方の勉強もしてるので少し勉強する。

でもね。酒をちびちび飲みながら座ってのんびりしながらJAZZを聴くのってぜいたくだなぁなんて思いながらしっかり楽しめはしましたよ。うん。こういうのはすごく好き。練習後空きっ腹に酒はけっこうきつかったけどね。

店をでるとなぜか偶然サークルの後輩と出会う(つーかあんな場所で何故会ったのかすごく謎)。

一緒に食事へ・・・。

楽しかったです。ええ、最近後輩の子と食べに行く機会なんてそうそうなかったですしね。

さてその後後輩たちと別れ今まで入ったこともない劇場へ足を運ぶ。

人が多すぎるので立ってそこで音楽を聴く。

ここでも気づけば照明のチェックをしてる僕・・・ホント自己嫌悪におちいる。

でもここでの演奏はよかった。ピアノの音色が違う。すごく優しい感じのするピアノだった。すごく透き通っていて、深い音色だった。

よく聴くために目を閉じる(開けると癖がでそうで怖かったため)

耳だけで音を聴く。

すごく心地よい感じがする。

そんな感じでJAZZストリートの見るところも今日は見終わる。

なんか音楽に深くふれた一日だなぁなんて思いながら帰路につく。

楽しめたといえば楽しめた。でも純粋にと言われると返答に困る。

楽しみ方なんて人それぞれかもしれない。それでいいかもしれない。

でもJAZZを純粋に楽しめたかどうかわからない自分はそれを楽しめるようにする努力はしたいと思う。


長かった一日もこんな感じで過ぎていく。


つーか今日は長い。長すぎる。かつてない長さかも。

こんな乱文をここまで読んでくれた方どうもありがとうございました。

そしてお疲れ様でした。

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