ふとしたぼやき その１８０

いろんなことがわからない

知って後悔することも多いけど

足が先へ進もうとしてる

ボーダーラインを越えようとしてる

傷つけて、傷ついて

立ってるのがやっとのはずなのに

次から次へとコトは押し寄せる

不安なんて当たり前で

怖いなんてことも当たり前

うまく言えないことも多いし

伝えたいことも伝えられない

不器用なんだから

今におこったことじゃない

だからまだ止まらない

ふとしたぼやき その１７９

代償が大きい

見えない

痛い

吐き気

目眩がする

熱が上がる

つらい

また病棟

破綻してる

ふとしたぼやき その１７８

やっとたどり着いた

とりあえずの終末

流れは再び起こるだろうけど

少し疲れた様

頂にて酔う

喜びはない

徒労が胸を満たす

ふとしたぼやき その１７６

節々が痛む

いつ終わるのか

痛みのみが体を走る

擦り切れそう

腕が上がらない

流れが止まらない

ふとしたぼやき その１７１

その代償は大きかった

歯止めがきかない

溢れ出し、氾濫する

相変わらず混濁する目

シロクロムラサキキイロハイイロ

光に目が眩む、痛い

足元がふらつく

わずかな希望に縋る

体をツギへと運ぶ

既に継ぎ接ぎだらけ

意識も体も

意味は徒労へ

姿を変貌させる

終わらない

終えれない

終わらせる

まだ、まだ、まだ

ふとしたぼやき その１７０

今でも信じられる？

一度は疑ったかもしれない

でもこれから

ずっと信じたいって

だからもう大丈夫だって

ふとしたぼやき その１６５

終わらない

闘いは続く

夜は更ける

明日へ続く

まだ進む

擦り切れているけど

後戻りもできないんだ

ふとしたぼやき その１６２

手が触れた

光が舞い降りた

それは一瞬

優しくて

けれども切ない

煌めき

掴もうにも

すぐにすりぬける

ふとしたぼやき その１６１

幾つもの光が痛くて

ただそれが何故か懐かしくて

昔見たような景色

今もそっと

ふとしたぼやき その１５８

回り続ける歯車

摩耗し続ける

いつか隣とのつながりが消えても

気づかず

回り続けてる

もともとそれしかできないから