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わたしをかたちづくるもの

思いつくまま、気の向くまま、流れるままに

ミスターチルドレン

2006-04-17 22:02:13 | 音楽
僕が人生で初めて音楽というものを真剣に聞くきっかけとなったのが
ミスターチルドレンなの

ちょうどCROSS ROADやINNOCENT WORLDという彼らがブレイクするきっかけとなった
代表作が発表されて、ミスチルという略語が一躍有名になった頃なの
で,あまりにもメロディアスなサウンドと桜井さんという僕ととてもよく似た感性
をもったミュージシャンが綴る言霊と優しく切ない歌声に魅了されていったの

彼らの作る音楽は僕にとって初めて歌というものの素晴らしさを教えてくれたものなの
とくに桜井さんは僕にとってはじめて憧れた人だった
とにかくかっこよかった
彼みたいになりたいと思ったし、彼のように歌をつくれたらどんなにいいだろうと思った
当時、桜井さんはモテ男の象徴だったから、女の子からすごい人気があったんだ
ともかく僕の高校時代はミスチルがある意味すべてだった
なんのつまらない日常にあって彼らの音楽と対峙できるときだけが
僕に夢を見させてくれるものだった
桜井さんが作る歌は僕の複雑な感情をリアルに表現してくれた

TOMORROW NEVER KNOWS es 名もなき詩 終りなき旅・・・・
僕にとって最高の歌たちだ 何度聞いたって飽きやしない

・・・あれから10年以上経ったけど、いまでも僕にとってミスチルは
数少ない特別なミュージシャンなの
それは彼らの作る音楽のスタンスはずっと変わっていないから

桜井さんは、自分の心にある矛盾や苛立ちや時代や苦悩の中生きる人々を飾らない言葉で表現しようとしているの。
そういうことが出来るミュージシャンは結構いるけど
それをヒットチャートの一位にできるアーティストは日本広しと言えども彼らしかいないの。
大衆性と社会的なメッセージ性を両方満たすというのはこの商業主義の時代では
すごい難しいことなんだよね。

それってすごいよね またいつ曲出してくれるんだろう 











THE BEATLES!!

2006-03-12 21:44:16 | 音楽

イギリスの田舎の港町であるリヴァプール生まれのロックンロールスターにあこがれた
4人のはみだしものの少年がやがて世界をも動かすスーパースターとなった
それは・・・そう”THE BEATLES!!”(エドサリヴァンショーのように)

私が最も影響を受けた人・・・それは間違いなくThe BEATLESです
あんなにかっこいい人たちは僕は知らない!
あんなにすごいことをやってのけた人たちを僕は知らない!
あんなに興奮するものを作り出せた人たちを僕は知らない!
何十年も前に解散したグループだというのに誰よりも輝いてみえた
彼らはあまりにも自由で独創的で開拓者で若さに溢れてて・・・
どんな人よりもすごい とにかく大好きです。曲だけじゃなくて、メンバーも
一日ビートルズのことを考えていても飽きないくらい

私がビートルズとであったのは、ジョンレノンを知ってからです
ジョンレノンのもといたグループがビートルズらしいというきっかけから
もちろん名前くらいは知っていました。世界でもっとも有名なアーティスト。
世界中の誰もがきっと知っている。そんなの常識~
なんせ、ビートルズはイエスキリストよりも事実人気があるからね(by john)
でも、曲はよくしらなかったんです。
それまで洋楽なんて中学のとき授業で習ったWE ARE THE WORLDぐらいしか
しらなかったですからlet it beしか曲と題が一致するものはなかったんです。
恥ずかしながらポールの声とジョンの声の区別がつかなかった・・・
そのくらい当時は音楽に対する知識やいい音を聞き分ける耳もなかったのです。
それでちょっとレンタルで借りてみようかとおもい最初はたぶんベスト版をきいたのかな
最初のうちは僕の耳がぜんぜん鍛えられていない頃だったから、
聞いたことある曲があるな~くらいだったんですけど、
何回か聞いていくうちにちょっとこの人たちの歌は違うなと気づいたんです
飽きないんですよ 何回聞いても 
普通1回か2回聞けば、よほど好きな曲じゃない限り飽きてくるでしょう
でもないんですよ それが もういくら聞いてもぜんぜん飽きない
それどころか聞くたびに引き込まれてしまう
そこでこの人たちはとんでもない曲を作っているんだなということが分かったのです
これはもう大発見ですよ!
ハワードカーターがツタンカーメンの墓を発見したときぐらいの衝撃です
この瞬間 僕はとんでもない宝物を手に入れたわけです
そのときから僕はもうビートルズ一色ですよ
ビートルズの曲をたくさん聴いて、ビートルズに関する本をたくさん読んで
僕とビートルズとの間の30年の時空のみぞを埋めていったわけです

ビートルズの魅力は一言で言えば・・・
語れるわけないですね 続きはまた後日にします













imagine JOHN LENNON

2006-01-30 01:44:11 | 音楽
わたしをかたちづくるもの
記念すべき第一回目はいろいろ悩んだんですがJOHN LENNONの代表作「imagine」にしました。
ぼくにとってこの曲は洋楽との出会いのきっかけとなったとても大事な一曲です。
確か20歳のころ、NEWS23でJOHN LENNON特集をやっていたのです。
折りしもジョンが死んで20年、ビートルズが解散して30年ということでマスコミにも頻繁に取り上げられていたころでした。
何気なくそのTVを見ていたんですが、ジョンのかすれた声でやさしく歌う姿と日本語訳された歌詞を見ていたら、なぜだか泣いてしまったのです。
「想像してごらん 天国なんてないんだと」
すごい衝撃でした。この世の中に、いや僕が生まれるずっと前にこんなにもすごい思想家がいたのかと。
ちょうどそのころ僕の中では戦争はどうしたらなくなるのかなんて真剣に考えていたころですからいっぺんにやられてしまったわけです。
その後すぐにジョンのCDを手に入れてそれは何回も聴きました。
そこで、僕は思想だけでなく音楽性も優れたジョンの、また洋楽という今までほとんど触れてこなかったジャンルの音楽にはまっていったわけです。
優れたものに時代や国など関係ない。
自分が感動できるものは今流行っているものだけでなく、過去にもあるはずだ。
そのときから僕の視野は格段に広がりました。
というか、遅すぎましたね。
僕は地方の小都市の保守的な家庭で育ったためそういうことにはとかく疎かったのです。
入ってくる情報がとても少なかったし、自分で選べる状況にもなかった。
若いときにどれだけ自分の感動できるものと出会えるか、それがその人の価値を決めることになるのではないかと思います。
常に好奇心のアンテナを持ち、どれだけ感動と興奮ができるかが結局その人の人生の豊かさを計るバロメーターになるのではないでしょうか。
・・・なんて、ぐだぐだとうってしまいましたが、とにかくimagineとの出会いによって洋楽とのそしてビートルズとの出会いに繋がるわけです。

しかし、この歌はすばらしいです。
30年以上たった今も実に進歩性があります。
人間は理想を持って生きなければタダの恐怖に怯える動物になってしまう。人間があるべき姿についてその可能性を示した歌ということでずっとこの歌は世界中の人が聞くべきだし、聞かなければならない数少ない歌だと思うのです。
うれしいことにイギリスのアンケートで21世紀に残したい歌の第一位に選ばれたそうです。
きっと人間は愚かにもこれからも争い続けるでしょう。―でも、そのたびにジョンの歌が人々の心を諌めてくれる気がします。

僕を夢想家だと思うかもしれない
だけど僕はひとりきりじゃないからさ
いつの日か 君も僕たちと同じように思って欲しい
そうすればきっと世界はひとつに結ばれるからさ