Il Volo Infinito

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聖夜にラテンボーイズはいかが

2017年12月02日 | IL VOLO

Il Voloのクリスマスアルバム、聞きました。


 やっぱイイね!

三人の中では、イニャッツィオが我がご贔屓なんだけど、それは彼が実のところ表現力は郡を抜いてるから。
ルックス、声ともに神(と女子)に愛された男、ジャンルーカ。
オペラの神に愛された眼鏡君、ピエロ。
二人の方が初見では目立つんだけど、元太っちょのイニャッツィオも素晴らしいもんですよ。
この太い眉毛も好き(あたしの好みはいつもアウェイ)

しかし、『O Holy Night』なんかを聞くと、やはり聖なるこの季節は、ピエロ大先生の声が罪を一掃してくれますね。
少し前に続いた毒まみれ映画での煤を、吹き飛ばして頂きました(爆笑)
ピエロとジャンの位置が変わったのは、ジャンが背を追い抜いたからかと一瞬思いましたが(笑)
そうでなく、アルバムのコンセプトがやはりホーリーだからね。ピエロのオペラヴォイスがここぞとばかりに発揮されてる。

Il Volo en Good Day LA...


有無を言わせぬ大先生


司会者さん、もうじきねvv 胎教にちょう良いよ!
イニャッツィオがスタンドマイクをどけてるのは、彼女がつまずいたりしないようにでしょう。お腹見て動かしてるし。ほんと、実は細やかなんだよこの子!
アルバムジャケットは、三人が別方向を向いているという、いいのかこれって感じですが(裏ジャケは一緒に笑ってる)。
実際、インタでもそれぞれの志向や目指すところの違いなんかも話してる。
ピエロは天性のオペラ声で、育った環境もオペラ三昧だったらしく、やはりそれを大事にしたいし向かいたい方向。
あとの二人は、オペラ自体にはあまり未来を感じないと(^_^;)
トリオをを組まされてから本格的な先生がついた三人ですが(マジ)、ピエロとイニャッツィオは同じ先生だったとか。
でもイニャッツィオは、オペラ方向の練習を嫌がったみたい。この子、感覚肌で直観行動型的だからな。
それでも三人が共にやることの重要性は毎度語ってる。オペラティック・ポップスだしね。
三人が別々の個性を持って、違う好みを持っていた方が、その融合に味が増す。スリーヴォイス・ワンソウル!
個別の声も素晴らしいけど、三人のハーモニーの美しさがイルボロの肝である。
ジャンは上のように地毛の天パを少し見せても良いぜ。キメキメなでつけより好きだな。

Il Volo Feat Belinda Feliz Navidad Buon Natale 2013 HDTV 1080p

ヒゲないとやっぱり童顔なんだなイニャッツィオ(笑)

このラテンクリスマスソング、CDでフルを聞くと、イニャッツィオがいいんだわまたv 盛り上げも上手いし。ここでのピエロはまるで、若い二人にはなむけて歌う上司か(当時ジャンとベリンダは付き合ってたとか)、スマ○マの歌コーナーでの大御所ゲストみてえな。きみ、20歳だよね。なんかもう歌ってる姿も声も貫録があり過ぎる…。


Il Volo Takes Flight And Sings Songs Of Love- Good day LA


全国のマリアさんがドアを蹴破って飛び出してきます 


ピエロ先生、カメラ目線ありがとう(笑) これは6月。まだ司会者さんのお腹も目立ってない。6月生まれのピエロが誕生日前だとすると、全員まだ10代。おそろしい。
少し前にインタで、声楽家は声が命。充分睡眠をとり、アルコールもワイン一杯位ならいいけど、それ以上は喉にも身体にも良くない。とか言っておった。
相変わらずちょう真面目(^_^;) 彼とてラティーナ、しかもシシリア―ノだから、南イタリア男のノリはいいんですけどね。イニャッツィオとふざけるのは主に彼で、ジャンは呆れた奴らだぜ…とクール(を装う)担当だし。ピエロ楽屋じゃ裸族だし(笑) 自分の部屋や楽屋では全裸じゃないと落ち着かない野郎って結構いるんだよね。彼もらしい。しかしマッパであの声で発声練習してるかと思うとすげえ変だ(笑)
飛行機に乗っている時の、恐るべきミイラ男状態の画像をイニャッツィオがあげてた。口だけでなく、顔面全部白い布だかで巻いて寝てるんだよ! 乾燥を防ぐためだって…。
なんかピエロ特集みたいですが、この子歌に関しては真面目すぎて突込みしたくなる。でもそれだけ大事にするから、あの声を保ちさらに伸ばして行ってるんだな。おかげで彼の首と胸筋はますます発達している。イイ!(筋フェチ) いつもクロスしてる敬虔なカソリック。
お兄さんをツィにあげてたけど、そっくり。やっぱり眼鏡(笑) お兄さん優しそうなイケメンで、兄弟ツーショにはやはり我が萌えツボが押しまくられた←
イニャッツィオは35ポンド痩せたって言ってる。およそ16キロというところ。かつてのおデブぶりからすると、そんなもんか?と思うけど、贅肉減って筋肉増量したせいだろう。筋肉は重い。あ、彼は兄弟もいるそうです。この前の訂正。ついでに彼女もいるそうだよ。きっと気立ての良い可愛い子だろうなあ(すっかり親戚のおばさん) 先生も早くガールフレンド作れ。若いラテン男が一人身ってな(脳内 正座ピエロの前仁王立ち)
気配りの男イニャッツィオについては、こちらも参照。http://www.youtube.com/watch?v=3L2O7kgm6zk

NYのラジオシティに出た際のサプライズ。ここは三人の目標の一つだった。ドリームカムトゥルーとすべての人への感謝、そして二人への想いも語った模様。よく聞き取れないんだがよ。こういうことをてらいなくやれるのがイニャッツィオ。
ジャンは感激屋さんなので、二度抱きつきに行ったよ(笑) ピエロは、「おまえがクレイジーだってわかってたよ!」 オトコらしく照れてまっせ(笑)



Il Volo with Larry London / Border Crossing Interview


みんな髭っぽい


ところどころで歌ってます。座って歌う方が声が出にくいんだけど、軽くこのレベル。インタビュアが『首の後ろの毛が逆立った』とか言ってる(^_^)v
しかし英語上手くなったねー。


インタヴューで、子供の頃に彼らの声が普通でないと家族が気づいた時のことを話してるのを読みました。
互いの個性と声質の違い。それが融合した時の素晴らしさを語ってる。
三人とも子供の頃は独りで歌う歌手を夢見たはず。それがトリオを組むことになって、合わせてみたらこの奇跡。
たぶん本人たち自身が、合わせたときのハーモニーの良さに驚いてハマったんだと思う。自家中毒的に気持ちいいはず(笑) かみさまも粋よねv





正装でやや緊張の面持ちなのは、アッシジ大聖堂で行われたクリスマスコンサートで要人の前にて。でも彼ら、法王の前でもノーベル賞式典でも歌ってるが。
たぶんこの場所こそが、イタリア人たる彼らには重大なんでしょうね。



2013年12月24日


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