イルボロもネタが無く、ステージも見てないのですが。小ネタを一つ。
先日YouTubeのお勧めで上がってきた動画。
【和訳】意見を覆す歌唱力でゴールデンブザー🎉 ジミー・ヘロドを一気見! | AGT 2021
有名な番組だから見た人も多いはず。字幕を付けてくれるチャンネルさんが上げてくれるのがありがたい。
いや~、素晴らしい。久しぶりに感動しました💛
世界各国で番組があるゴッド・タレント。アメリカとイギリスは特に有名で、応募者も増える一方。
予選は必ずあるはずで、正直4人の審査員の手元の資料には、「この人(グループ)は有望!」みたいなチェックは入ってるんだと思います。
それを踏まえての、審査員リーダーのサイモンがワーストソングだという茶々を入れたのだと。
だって歌う前に曲名聞くの、ほとんどしないからね。
ジミーは歌の仕事をすでにしている大人だから、ちょっとお試し入れてみた感じ? サイモンいじわるw
別にやらせとか、事前に聞いてるってことではいですよ。審査員忙しいし、初聴きのインプレッションは大事にしてるはず。
ミュージカル『アニー』より、スタンダードの名曲『Tomorrow』
孤児院育ちの主人公アニーが歌うメインの曲で、1982年度版の映画をテレビで初めて見た。
Tomorrow | Annie (1982)
名匠ジョン・フューストン監督。愛らしいアイリーン・クインと、名優アルバート・フィーニーを起用したけれど、あまり好評ではなかったみたい。でも私はすごく心に残ってる。
映画化前に『アニー』はブロードウェイ上演を重ねており、日本でもいまだ定期的に公演してますね。
舞台上だと、達者な子役が健気さをウリに感動を押し付けてくるように感じる人もいるみたいで、スタンダード曲になったがゆえに山ほどカバーされているので、確かに手垢が付いた感はあるかもしれない。
サイモンが嫌いと言うのは、そのあたりからじゃないかなと思うんですが。私は好きですv
しかし、今まで沢山のカバーを聞いてきたが、こんなにピュアな『Tomorrow』は初めてだわ。
そして歌うときの幸せそうな表情!
彼30歳に見えないよね⁉ もっと若く見える。ルックスがどうのじゃなく、内面の純粋さが出てるんだと思う。
ちょっと調べてみた。
AGT2021 ジミー・ハーロッド、『アニー』の「Tomorrow」熱唱しゴールデンブザー - VOICE 洋楽 (voiceyougaku.com)
良いご家庭で育ったようで、歌手としてもすでに活動はしていた。
それでも様々な困難は当然あった。
トゥモローの次の、チャンピオンシップでの歌唱も見事。
彼の選曲は「希望」がテーマだとわかる。
2021年度初出場でゴールデンブザー獲得。けれど年度チャンピオンには至らず。
その後、大きなブレイクはなくも、コンスタントに活動している模様。
il voloのように世界規模で活躍する者だけが「本物」ではない。
自分が幸せになることをして、人にも幸せを感じさせることが「本物」で、知名度や規模を指標にした時代は終わってる。
スピリチュアルや占星術界隈で言う「風の時代」「水瓶座の時代」は、すべての人がそうなっていく時代。
子供たちに歌を教えていたと言ってたジミー。高校時代はリハビリ施設、老人ホームで歌ってもいたという。
できればこれからも、少しでも続けてほしいな。
彼の歌声と歌う表情、姿は、ピュアな心や寂しい心に特に染み入ると思う。
それ以外にも、“希望”を運ぶ彼の声を必要とする人は、きっと沢山いる。
Tomorrow
こちらがフルバージョン。素晴らしいが、歌ってる姿を見るほうがさらに素敵だよね!
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