今年も梅がチラホラ
ですが、今年はやたら寒い気がします。
猫の日の今日
145年前は西南戦争の植木向坂の戦の日です。
熊本協同隊が集った保田窪の菅原神社
菅原神社ですからやっぱり梅は植えてあります。
梅の時期に集ったのね。
歴史創作サークル「田原坂46」でシリーズでは
「雲よ、伝へて! 〜明治報道奮戦記〜」では「其の三」の冒頭で登場しました。
これな^^
最近、いろんな研究本も出てるんですが
一般的には「不満を持った士族の反乱」となっていて
ともすれば
「国のやり方に勝手に大暴れしたテロリスト」のような認識になるのに対して
そうではなくて
「自由民権運動へチェンジした節目」という方向になってて、ちょっと嬉しいかも。そう思います。
反乱を起こした彼らを本当に「自分の処遇に不満があったから、単に暴れただけ」
と斬り捨てるのは簡単ですが
ううむ、それにしてはジャーナリストが多いではないですか…
当時のジャーナリスト全てが「マスゴミ」だと思うなかれ。
レギュラーで登場させています犬養毅や福地源一郎(参戦はしてないけど)のみでなく
宮崎八郎、佐々友房、増田宗太郎、小倉処平…
熊本隊の池辺吉十郎の息子さんは、明治のジャーナリスト池辺三山です。
高田露は後に議員になりました。
そしてこの同時期に、土佐の板垣退助を中心に
「立志社」の運動も起きます。
(編集長がアヤシイ動きをしてるよ…)
福澤諭吉はやがて政府から官報に関わるようオファーされますが
西郷の動きに対しては否定してはおらず
むしろ「地方自治などさせてみればよかった」等と書いてますし。
昨年の大河ドラマの渋沢栄一、「青天を衝け」は面白かったんですが
政府側ヒーローを描く訳で
どうしても自由民権運動の活動家は
「政府がこんなに頑張ってるのに文句ばっかり言う、国に歯向かうバカども」
みたいな描き方をされてしまいまして…内心「お願いあまりテロ扱いしてあげないで〜;」
とかちょっぴり思っていました。わはは;
(まあNHKのドラマですから)
思想はそれぞれですが、けしてあの記者らが
みんな自分本位で身勝手に動いていたとは言えないです。
処遇に不満があったのではなく、良くなると思ってたのに
更に格差が開いた現実と、話を聞かずに江藤新平まで処刑するやり方に怒った。
(身勝手を責めてもいいなら山城屋事件なんかはどうなのよ、というところです)
まだ治外法権なんか無かったあの時代の日本で、大久保らが選択した方向を
とやかく言う気は全く無く
それぞれの考えがあって、人生での選択があって
思いを織り交ぜながら歴史を作ってきただけだと思うのですよ。
そしてやっぱり
明治のジャーナリストが好きです。(超カッコええ…)
薩摩軍、及び党薩の人らも、官軍の人らも
「みんなキャラだなあ」と思って興味を持って描いています。
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さて、話は変わりまして2022年
今年のイベント参加は?ってことになります;
3回目のワクチン接種の連絡が何も来ないのでヤキモキしていましたが
ようやく、予約が取れまして、予定が決まりそうです。
COMITIA140 (5/5)
関西コミティア(5/22)には参加しようかな。
抽選受かったらですね。
西南戦争から145年
錦絵とジャーナルの話とかも本出したいなあ。
新型コロナ、早く終息するといいですね。