ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

ダブルスタンダードの福地桜痴

2024年10月02日 | お知らせ
九州の歴史人シリーズ
「なんで諭吉はあるのに福地さんは無いんだ!」
と思ったので希望してみました。

決定。次回、「福地源一郎(福地桜痴)」です!

うわ〜い!!
推しじゃまいか!!やったあああ!でも逆にどうしよう感!
いや、福地を私が描かずに誰が描く?

しかも既にシリーズ漫画で9冊通して出てくる
メインキャラですよ。

「雲よ、伝へて!」の中では主人公のライバル?(足元にも及ばんのだが)
でもあり


時には解説役でありw




たまにそっとアドバイスしてくれたり
助け舟を出してくれる

「其の八」では随分お世話になっとりました!



物語では佐野常民に飛高の原稿を送り…日赤誕生に繋がったと言えんこともない
という、
何もできない飛高を世界と繋げてくれるパイプ役でもありました。


そんな「福地源一郎」像は、これ(そら多少、妄想も入っちゃいますが)
文献が少ない中、結構調べたり
彼の書物を読んだりで、割り出したものです。



福地さんはやっぱり「源一郎」という名と「桜痴」という名の
ダブスタ男だと思います。

福地さんは一見クールなエリート、奥儒医の息子で元官僚ですが
「情に脆い」!!です。
困った人を見捨てておけなくて、一回素通りしようかと思ったけど
気になって戻ってきちゃう人ですな。
中はソフト。
錦絵新聞の絵師や歌舞伎の脚本家あたりのフリーな芸術家ら、
桜路(桜痴ペンネームの由来)さんという芸者さんとの恋愛もあり
一方で山縣有朋の書記官もやっていたり、
後に政治家として選挙に出馬もしてます。

そして…
金銭感覚おかしい?お金に対しては晩年は困ってたようですが
羽振り良かった時はサッと出してたりします。
要は「お金」問題にはちょっと疎い気がします。
だもんで贈賄の話だとか
そこが失脚の理由にもなったと思います。



で、そんな福地源一郎(桜痴)
の生い立ち部分まではシリーズで描けなかったので
今回は子供の頃の福地源一郎を描きたい!です




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