ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の話他、幕末〜明治維新の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮などの話も。

全然知らないうちに自作品が無料漫画アプリで配信されていたとです…

2023年10月04日 | お知らせ
NEOKET5 準備中!!

ところで、リアル同人誌イベントに出ると
ごくたまに
「私今商業誌とかで描いてますんで」とドヤ顔されたりします。
なんでしょうあれ。特に聞いてないんですが。自慢なんでしょうか。

こういう人にどう対処したらいいんでしょう…
「そうですか私もプロです。デビュー歴35年です(ドヤ返し)w」
て言うの大人気ないですしなあ。

「はああ? そりゃ売れてねえから存じ上げず、まあど底辺クソですことw」
て言われた場合どうすんの。(その通りでんがなww)

でもそれを言っちゃあよ、
「テメエこそ同人誌即売会でマウント取らず、帰って原稿やれや!
売れっ子なら忙しくて叶わんのではないですか」

ってなるじゃん、ちょっとやめようよ。それは…。

漫画を取り巻く状況も日々変わって来てまして
私が投稿していた時代は、なかなか東京に行けないし
持ち込みで行き、アシの面接で行き、
「交通費が…」って感じでした。

バイト代ではいつもカツカツだったなあ。
親の書店が行き詰まって借金してたのよ。実家は極細よ。

それが今では関西コミティアに出張編集部が来る

のですよ。
「ご挨拶」はありますな…
文フリもそんな感じでした。2社から名刺もらいましたが
ビジネスライクすぎるのはつまらんですよね…


そもそも同人誌は商業誌の「格下」なんですか?
誰がそう決めたんだ。

でも一方で確かに
「プロです」と未だ堂々と言えなくて
「書店で売ってない」のが後ろめたさにあって
「配信では描いてました」と言っても、配信先潰れたら無??
自分のアイデンティティはどこよ?と思っていました。

そしたらですね


なんか私の過去の連載作品、知らないうちに
無料漫画配信アプリで配信されていて
びっくりです。「は?」です。

知らんのやけど?

これは著作権は倉科先生(原作者)にあるから、でOKです。
「キャンディキャンディ」とかみたいに揉めるアレでなく
契約では紙媒体でコミックス化したら再契約だったので
「電子書籍ではコミックス化に該当しない」
のだと思います。

絵を描いた私には1円も入りませんが。
いや、例え配信ででも作品が泡のように消えるわけではない
と分かって嬉しいです。




もしかして他もと思ったら
LINE漫画にもあったわww



あ!ここはお気に入りが23もあるぞ
みんなありがとう!良かった「0」とかでなくて!!
こんなマイナーな作品よくぞ読んで下さった!


商業誌行ったとして
紙のコミックスが無いなら漫画家とは言えない(印税入らない)
無名だから漫画家ではない…

昔うちのおばあちゃんが
「プロというのは常にきれずに仕事があって
弟子を雇えて家族も食わせて行ける者だけ」

って言ってたんでずっと言えなかったです。

でも最近は自称漫画家も多いし
実際、税務署からハガキ来る時点で逃れられない(インボイス)

逆に、同人誌だろうが配信だろうが
漫画描いてる人は条件なんか無しに
みんな漫画家でいいんでは?

牧場内の牛も野生の牛も牛。

そういう世の中じゃよ
テレビに出ている事務所タレントだけがアイドルじゃないから。
配信アイドルもアイドルだから。

それにしても、自分は競争は本当に苦手ですわ…。


まあ過去は過去。旧作は旧作。
過去なんかはどうでもいいっちゃそうかも。
最新作がいつもベストってことで;

前を向こう。


NEOKET5
関西コミティアでお会いしましょう!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 飛高、自スペースに辿り着くの巻 | トップ |  Vroidアレンジと意外に難し... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

お知らせ」カテゴリの最新記事