熊本協同隊、民権党。
熊本荒尾の出身にして、革命家宮崎滔天の実兄
ルソーに傾倒し、西南戦争では中江兆民がその参戦を止めに来た
というエピソードがある、
「評論新聞」ジャーナリスト宮崎八郎。
その最期は、八代。
懐に入れた「民約論(社会契約論)」を薩摩の辺見十郎太に渡し
薩摩軍を逃す為に官軍を食い止め、戦死という
「少年ジャンプ」の定番ばりの活躍を見せた男。
「西郷と共に死のう」という、常に死に場所を求める
薩摩軍とは趣が違っていて
「とりあえず西郷に勝たせといて、後で政権を奪えばいい」とか言ってたので
嫌う人からは嫌われるのでは?と思いますが
民権党の連中は諸隊解散の8月お盆まで
死より生を選ぶという、当時のサムライとしては
やっぱりちょっと変わってて、今時感すらあります。
そんな彼らが好きで
隊長の平川惟一を主人公にした
「三月の銀の藪椿」という小説も書きましたが
宮崎八郎できちんと伝記モノを描きたいなあと
現在、案件として話が進んでいます。
きちんと全部描くのかは、とりあえずは
今のシリーズ終わってからになると思いますが。
他も、「雲よ、伝へて!」が田原坂までなので
出てない人いっぱいいますよね;
其の九に詰め込むのは、木堂さんや福地さんの話もあるので
キャパオーバーですので
またいずれ別で出したいです!
描きたいものがいっぱいだ…
それにしても
歴史楽しいなあ!
「田原坂46」のサイトの方も
活動5年目なので、キャラクター表をちょっとずつ更新したり
追加したりしていきます。
より面白く!なるよう努めてまいりますので
どうかよろしく^^
(画像は八郎でなくウチの平川隊長)