ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

「いりゅみなしおんBOOTH」正式OPENしました

2024年09月23日 | お知らせ
幻の作品は実は多いのですよ、自分。

完璧主義?というわけではないんですが
発作的に自分の作品が嫌いになって「過去全部を消したい!」
とかになる方なので、「もういいか」で捨てちゃう方。
あと引っ越しとかでだいぶ捨てたりしていて
手元に見本誌も原稿もデータも無いの多いです。

「もう過去なんかいらない」そんなやつが今になってなぜ?というと…

ここのブログの過去記事を読んでいただいてる方や
「田原坂46」でイベント出るようになって、
以前からずっと読んでくださっていた方にお会いするようになったおかげです。
感謝します。


そこで、「いりゅみなしおん」BOOTHではなるべく

「過去作」というのではなく、生き残った作品を「新刊」にしてお届け

することにしました。

取捨選択が難しいのですが
冷静に見直した時に「まだ生き残る可能性ある」作品だけ残した
というか。
「いや、むしろ今だから読んで」もあります。

再編集したり、リメイクしたり
きちんとしたいところを描き足したり
これは当時にしか描けないというのはあえてそのままで

単なる過去作というのではなく、
当時は時間に追われたり半端だったところもきちんとし、
長い時間をかけて「完成させる」


↑上文字列クリックでいりゅみなしおんのBOOTH

左カラムにもリンクあります


自分でも「現在自信を持って出せる」作品しか置きたくないので
当時のコンセプト暴露なんかも解説付きでやっています。
どうかご一緒に、懐かしいものは懐かしみ
初めての方とは語り、とかいう
そんな感じです。


ピクシブの「いりゅみなしおん」の方にも
漫画部分だけをサンプルとしてupしています。
(「おまけのまんが」は本誌のみです)

現在ネオロマのみで300頁以上の漫画をお読みいただけます。
それぞれいつまで公開かはちょっとわからないですが

30周年記念の企画、ということもあるので
アニバーサリーイヤー中は公開してると思われます。

よろしくお願いします。

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「いりゅみなしおん」のBOOTHがOPENします

2024年09月20日 | お知らせ
9/23に「いりゅみなしおん」のBOOTHがOPENします。
(現在仮オープン中)

昔のMOが開いたので、イラスト集とかもあります。


フルカラーで印刷するには枚数が多すぎて予算が無いし

紙媒体CMYKではどうせ色目も変わるので、
PDFです。

キラキラした今時のデジ絵でなく、ほぼアナログ水彩ですが
フルカラー便箋で出したもの、ブログ連載小説用カットやら色々。

イラスト集はネオアンの時に
ILLUMINATED PRINTというタイトルのを出したので
今回タイトルはそのままで、アンジェ版というところです。

開店時メニューは
・演芸入門♡
・静かな小径で送られ狼
・おしゃれ入門♡(全ルビつき)
・デザイナー入門♡(幻の原稿AIによる復活プロジェクト)
・ILLUMINATED PRINT

こんな感じでスタートで
随時、追加してまいります。

Pixivにも無料サンプルを上げます。
解説、「おまけのまんが」などは本誌で
(田原坂46とシステム同じw)

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幻の原稿、AIの力で完全復活!!

2024年09月15日 | お知らせ
20年前に制作したデータというのは
紙で本文原稿、表紙はデータ入稿でした。
それもほとんどMOディスクで入稿しています。
(大陽さんにepsファイルで)

MOを読み込んでいたのは、LogitecのMOドライブでして
これです。

それが…中にディスクが詰まったまま出てこない。
古すぎてOS High sierra(2017)で既にマウントしない。

うーむ。調べたら、2011年のOSでなら動くらしいです。
そうだね、2011midの時まで使用してたものね。

一体いつそうなったまま放置したのか。
おそらく次のMacで使おうとして、なんか動作怪しいのに無理やり入れたら
アイコン途中で消えたのでそのままケーブル抜いたな?これは。
自分でやりがち。

「パーティーションして古いOS」それも考えたけど
パーティーションしてグダグダになりまくったので初期化したんであって
もうやりたくない。
そこでどうしたらいいかchatGPTに聞きました。(頼りすぎ)
「HDDに古いOS(Lionがある)をインストール」

むう…
初期化するのか…しばし悩む。
「でも古いMacのバックアップてそんなに必要ない」
と判断し、初期化してLionをインストールしました。
そして…MO繋いだら!
出ましたよ無事に!
ディスク出てきました。

更にびっくり。詰まってたディスクが
「デザイナー入門」の表紙だったのです。
なるほど…公開挫折の原因がここにもあったのね。

そしてAIの解像度上げの力で原稿も読める程度には復活!


他の失われた原稿も出てきました。

幻の入門シリーズ「デザイナー入門」復活までのプロジェクト記も
後期にまとめておきます。











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M1チップのバカあああああ!!!!!

2024年09月13日 | がんばれデジタル侍
デジ侍です!押忍。

西洋人というのは「過去」は絶対に見ないのか?
昨日より今日が、今日より明日が絶対なのか?
古いOSも前のPCも「古いものは全部要らない」
時々、そんな感じ受けます。
ことにOSのアップデートなんかはね。

今原稿を整理中なんですが

今から10年前くらいに
(ちょっと怪しいっちゃそうなんだが)開運アクセの案件で
5本ほどストーリー漫画を描かせてもらったことがあります。
シナリオは倉科遼先生だけど、案件だからクライアントだいぶ入っていたかも?

その当時の原稿がちょうど、ComicStudioからClip Studio Paintへの過渡期でした。

しかし過労というのは…判断力も落ちる。
当時は忙しくて、原稿仕上げてPSDにして送付したら次、という有様だったのです。
怒涛のようにやっていたせいもありまして

コミスタの作成ファイル、つまり
.cst (作成ファイル)とか page.cpg(ページファイル) のみで保存。
それもUSBメモリに入れて終わり
PSD書き出ししてまとめて納品、あとに残ったzipファイルすらゴミ箱へ。

「保存していない」のです。

「もう終わった案件の原稿なんか見ないだろう」
「容量がもったいない」
しかもなんぼ描いても描いても上手くならない意識が強くて
終わった原稿を見るのも嫌、そんな時期がありました。
今のような大容量Googleドライブなんか無いし。
CD-R作るのもめんどい。
長らくテキトーに、作成ファイルだけをUSBメモリに入れてそれっきりでした。

それから10年経過。

今回…ていうか最近、病院に通ってまして(検査です)
「人間ていつかは死ぬんだな」
とか「いつまで描けるのか」
「どんな頑張っても自分なんかは塵芥で消えるんだ」
と思うと

なんかせめて、もう残らんでいいから
自分が何をどう頑張って描いてきたかぐらいは、
世間が一切認めなくても、自分が認めてあげようと
そんな事を思うようになりました。

ずっと自分を認めてあげなかった。
「下手くそなんだから頑張らないとすぐ切られる」
それしかなくて。

あれほど「自分の作品はクソ」と思っていたんですが
まあもう、それはそれ…いいじゃない?時効だよ、と思えるようになりました。

そこでふと
昔のファイルを開こうとしたら

…開かない。
コミスタのファイルが開かない。
CSP2だから?前は開いた気が…

いや

M1チップ搭載したMacではもうコミスタのファイルは開かんのよ!!



仕方ないのでまた超古い2011mid Mac mini出してきて
インストールし直す、「できない」泣、
ディスク入れたら出てこなくなった、再起動…
の繰り返しで…

さっきようやくコミスタ互換に成功。

これで多分、ネオアンの未公開お蔵入り原稿も編集できます。

フォントは互換がないので置き換えられてしまっているので
なんとかしないといけませんが。

怪しいアクセの分(笑)もPDFにしてサーバにあげとこうと思います。

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00年代のネオロマと二次創作事情ー公開できなくなった作品の話ー

2024年09月12日 | サブカル・同人誌関係
「田原坂46」でシリーズ「雲よ、伝へて!」をやってる間
ほぼそっちにかかりきりだったのですが
ようやくメインのストーリーを描き終えたので
目下、過去作を整理中です。

現在「デザイナー入門♡」を再編集しています。
これがですね…ちょっとpixivの方にも「公開できなくなった」事情を書いてましたが、
00年代後半(2006)から、2017年くらいまでの約10年間の
同人誌2次創作事情をお話しします。


まず、再度、解像度の話になりますが。
05年くらいの時期に「個人サイト」が隆盛になりまして。
ホームページ作成ソフトも導入して展開していました。
個人サイトで漫画を公開できるようになったんですが
今のように解像度が高い大きな画像を送るのはまだ無理でした。
サーバ容量も少なく、SNSはまだありません。
400×600pixかで、トップページを作っていたと思います。
故に残っている原稿の解像度が低い。アスペクト比も違いましたね。
(ちなみに元原稿は探しても見つからず。見本誌も無いです)


そして描いたのが2005年か2006年あたり?
時代は、1996年から10年余り。
「アンジェリークspecial2」が発売され、最盛期を過ぎ
「エトワール」も落ち着いて、「次は?」の時期でした。

ところが発売されたのは「ネオアンジェリーク」
(2006年春発売/「遙か3運命の迷宮」と同時期)
そんな頃です。
「アンジェリーク」の次作、神鳥と聖獣宇宙の続きが出ると思っていたら
完全別作品と言って良い別シリーズもの?
神鳥が旧約聖書で聖獣が新訳聖書なら、ネオアンはいわば「コーラン」です。
そりゃな…大変なことになるよな、ってわけです。

「遙か3」で思わず歴女熱が盛り上がってしまったせいもあって
なんかこう、単純に「ギャグパロ」「恋愛」だけでなくて
もうちょっとストーリーとして面白いものは描けないかと散々模索してもいました。
当時はオリジナルでグループ創作もしていました。

基本、「入門シリーズ」は吉本のようなドタバタ+ちょいラブ?なコメディと決めていたのでしたが
「デザイナー入門」はちょっと内容的には「冒険」でした。

理由は、「先代の夢の守護聖」が出てくるとか…
当時の公式設定には無いオリジナルです。
そして、主人公となる双子はコミックス版にのみ登場の脇役。
(しかし、00年代前半には、そういう2次創作をやっていたサークルは他にもあり
まだ割と自由でした。ネットが無い時代だったせい、は大きいです。
地雷という言葉すら無かったです)

迷ったけれど、「それでも同人誌なのだから好きにやりたい」
と、極少部数で
「こっそり理解のある方にのみ」頒布としました。


それから00年代後半に入り、携帯サイトも普及。
2007年にはPixivが、2008年にはTwitterが始まります。

好きな人だけが気合い入れてコミケに来るのとは違う時代に突入。
どんどん一般人向けになって行った分、「狂気の愛」は理解されづらい…
描き手は、黒字にしようとすれば
好き嫌いは置いといて「消費されるものだけを生産する機械」に陥りがちになっていきました。


やがて次世代が同人誌に加わるようになり
ネットの時代は更に暗黙のルールのようなものが増えた感じでした。

パロディ、オマージュ、二次創作は

・原作至上主義(原理主義)者は必ずいるので、その人らを怒らせた場合は
命(創作を続ける場)すら保証されない。

・二次創作は「好きなもの同士の札合わせ」に近い


誰が見るかわからないのが完全不特定多数のネットの世界でして
それゆえに大きい意味があると感じる人はいるんでしょうけど
マイナーで、かつコアでいたい同人誌野郎には
その海は広すぎるのです…許されたいのです。
「いいね」がつこうがつくまいが、自分が好きでやりたい部分はあるんです。


さてそれから…
おそらく「デザイナー入門」を出して10年くらいしてからです。
「アンジェリークルトゥール」というリメイク作品が公式から出て
その時に公式の大変上手い漫画家さんによって
「守護聖になる前」のエピソードを出されました。

いや、公式で描かれてしまうとアウトでしょ。
公式が聖書なわけですから…。
そうするとやはり「無かったこと」にせざるを得ない。
しかも絵とか自分超ヘタクソだし、恥ずかし過ぎらあ〜!

そんなわけでお蔵入りしていたんですけど

でもそれからまた更に10年経過しつつ?ありまして。
ルトゥール出てから来年で10年!

「デザイナー入門」は確かに公式の出したものと違いますが
自分で今見て、
アンジェリークトロワへのリスペクトが凄い作品
と思ってしまいました。
故になんとか公開したい。

SNSで「そんなもの見たくない!」という人にまでお見せする気はないので
「ぜひ見たい」という方に、お見せできる方法を採ります。
時間の経過、技術の進歩その他で「それができる時代」になったのかも?
と思います。

「デザイナー入門」ならびに他作品も
未公開ページを大盛りで(ヤバい作品、意味不明作品を含むかも)
9/23 正式OPEN予定です。

「いりゅみなしおん」は
ジオシティーズがなくなり「個人サイト」はもうありませんが
2次創作も新しい価値、新しい時代の方法で引き続きよろしくお願いします。

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pixivに「演芸入門♡」アップしました

2024年09月08日 | お知らせ
「演芸入門♡」はRACHELのサークル
いりゅみなしおん発行 「入門」シリーズvol.4
アンジェリーク「天空の鎮魂歌」
オールキャラギャグで1999年冬コミ合わせの本でした。

30th記念で
再編集してpixivにアップしました。

古い;25年も前のなのですいません><
BOOTHに置いてるPDFの方は、おまけの漫画、TALK SHOTなど
当時のページ全部入りです。

 



20~25年前の同人誌って今よりこう、自由だったと言いますか
コンプライアンスだとか暗黙のルールだとかSNSが無かった分
あまり厳しくなくて。

今よりもっと、読んでくれる人は限定的でした。
まあ、そりゃそうです。

コミケなんぞに行く人はそれを充分わかっていて行くわけで
その限定された人の中でも、これまたジャンルを理解してくれる人の
輪の中で出されていたわけです。
当時は委託書店もなくて、通販先の載ったカタログ本とかは書店にありました。
それも個人情報保護法以前の話。
一見変わってなくて、ずっと自由なはずの同人誌の現場ですが
じわじわ変わって行ってはいると思います。




あと
「いりゅみなしおん」のBOOTHも開設しまして;
過去作やら2次創作をオンラインで活動予定。

RACHEL名の方はこっちに入れようかなと思ってます。
色々扱うかも。
今更やってもなあ、という虚しさが勝ってしまうと
どうにもすぐ、やってたこと捨てちゃう方なんですが
あっても良いんじゃない?て感じです。


正式には9/23スタートです。
まだ準備中。
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やっと見れる令和ライダー来たかもしれない

2024年09月07日 | 特撮
特撮タイトルも久しぶりですね;

仮面ライダーW15周年で、劇場版も来るようで。
大変だ祭りだ。

令和ライダーは
ゼロワンはなんとか見ました…
しかしその後がシナリオがイマイチで
「それ仮面ライダーでやらなくてよくない?」
もあったり、
逆に「ドンブラザーズ」とか井上敏樹脚本だったせいか
戦隊が仮面ライダー化してしまったりでした。

セイバー、リバイスは消化不良
ギーツは安定しすぎ
ガッチャードは踏み込みが惜しくて、後半あんまり見てないです。

どれもキャラクターはいい線いってるのに。キャラはあるのに物語が乏しい。
もしかして「ストーリーはオプションで」(DVDとか別で出して)
テレビ放映分では最初からやらない?
TTFC加入者だけ?
という感じでした。


仮面ライダーはやっぱりそれらしい
「らしい」ポイントってあった方がいいです。
元は石ノ森章太郎作品なわけで
ちょっとグロい部分、闇や謎に迫る部分
ミステリー、ホラー、そういう部分は踏まえたものの方が好きかも。
あと「ジレンマとスリル」。

9月から新作、
脚本が香村純子さん。やった!
ウィザード、ルパパトの方ですね。
どっちも好きなのでこれは趣味が合うんではと思っておりました。

今回は主人公の名前も役者さんも良いなあ。練り込んである。
人間は食物連鎖の頂点でないという部分とか、惹かれるねえ。
お菓子が素材、スポンサーだろうけど
難しい素材です。凄いなと思います。

変身シーンはちょっとビルドっぽい?
手にする武器がパーフェクトでないのも良いです。
次々にパワーアップした完全武器が出てくるより
「モノによっては当たり外れ」の方がいいです。

令和ライダー、ガッチャードまでは
実験企画だった事にしようかなあ。
新作、久しぶりに期待大です。
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ネオロマ30周年記念でもこっそりちょっと企画中

2024年09月04日 | お知らせ
ネオロマのアニバーサリーライブだけは行っていたのですが
なんか一向にお知らせ来ないまま、9月に突入。
カレンダーは出るみたいですが。
ライブ無いのか〜

それに合わせてだったのか、アンジェリークのオンリーは…
それさえ台風直撃(神戸で代替イベントあるそうですが)

うーん、ネオロマで活動と言ってもなんせ
ウチにはもう紙媒体の在庫はありません。
一応原稿はありますが、経年劣化でそろそろ限界かも?
それも面付テープ貼られたまま。(印刷所がセロテープでとめてるので
剥がすのも一苦労)

データはというとまだ画像解像度が超低かった
個人サイト初期にスキャンしたものはあるんですが
PDFにするにはボケボケなのです。

「アンジェリーク」はさすがに30年の「作業環境の変化」を感じます。

「エトワール」位からはCD-Rでデータ化していますが
殆どの原稿は2000年より以前に作成しており
表紙も原稿も全てアナログです。
しかもどういうパワーなのか、非常にページ数が多い…

しかしせっかく30周年だから
何かは上げようか〜と思ったのでした。
5年くらいすぐ経過するなあ。


まず「解像度」
デザイナー入門を上げられない理由の1つに、解像度が低過ぎるのがありましたが
今はAI駆使で解像度を上げるサイトが出てきました。
これが月額取ったりするんですけど、1.5倍までなら無料の所ありました。
B5サイズで無くてA5サイズで、セリフは写植しなおせばなんとかなりそうかも?

オリキャラ問題は、そもそもその後の後出し設定など無い時代でしたからね;
あの時代はSNSなど無かったので、叩かれることなど少しも気に留めず
自由奔放、やり放題だったのです。
ですので、そこはまあご理解いただける方に、というわけで。


予定としては9/23のアップを目標としています。


ちょっと今スキャンしたり、解像度やら
閾値やらと戦ってみてます。


この30年で本当に制作環境が変わってしまいました。
未来だなあ。
でもポケモンも再来年30年ですよ。
ドラクエなんか38周年。
早いね。
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西南戦争の食糧事情

2024年09月03日 | 文学・歴史・美術および書評
Xの方でもちらっと触れました。
食事場面て、実は2次創作時代には殆ど描かなかったかもしれませんが;

「雲よ、伝へて!〜明治報道奮戦記〜」シリーズにはあえて食事シーンは入れるようにしました。

西南戦争時
石光真清の「城下の人」を読むと、薩摩軍の本営を見に行った子供が
おにぎりを分けてもらったりしているので
最初の頃はそんなに兵糧が無いというわけでもなかったような。
おそらく桐野さんらの事だから、
ちゃっちゃと片付くと思っていたんではないですかね。


其の四から。
画像がちょっと小さいですが
田原坂資料館の薩摩軍の食事をモデルにしました。

🍙中央の茶色位のは味噌です。

「其の五」にこんな場面ありましたね。

それでもまだこの辺は余裕か。


谷村と干し柿


西南戦争時は露天商も出ていたので
各自買い食いは可能だったようです。
お金があれば。
田原坂からは当時のお金(コイン)も見つかってます。
売る方も商魂すごいね。

それもだんだんと厳しくなりまして。
やがて薩軍、食糧を調達し始めます(暴力なども駆使して)



盗んじゃいかんけど!
まあ…こんな感じなんでいくら従軍と言っても
記者に食わせる飯はないわけで。
飛高が高瀬の宿に行ったのは正解かも。

一方で官軍。
熊本城の外の官軍には缶詰だの牛肉だのワインだの支給されて
結構、豪華です。
しかし缶詰は「缶切り」を渡し忘れ、現在のようなパッ缶蓋など無いので
銃で穴を開けて取り出したとか
ひどいのになると、そのまま直火にかけて大爆発を起こし
死亡事故に至ったとか(そんな死に方あんまりだ)。

熊本城内、籠城組はもうとてつもなく悲惨です。

昔、「熊本城は籠城に耐えられるように、畳も芋の蔓で作った」
などという伝説がありましたが
そんなもの実際食えるわけない。
しかも本丸は火事で焼けている。

谷干城が言ってる、軍馬
これは樺山資紀の愛馬。

樺山さんは馬が大好きなのですが
傷ついた官軍兵にやってほしいと、自分の愛馬を食糧として差し出したそうな。
時は春なので、城内に野草などは生えていたんで利用し
畑のようなのもちょっと作り
それでも足らない。城の周囲から野良犬が消えたという逸話もあります。



ちゃんとご飯食べられるって
平和なことなのです。

最新刊では四天王寺でうどんを…


食べたのかどうか…。

ーーーーー

上記「雲よ、伝へて!〜明治報道奮戦記〜」の

全巻セット 通販開始しました!


9月は西南戦争最後の城山の月でもありますね。

よろしくお願いします。

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9/1 GOOD COMIC CITY参加レポート

2024年09月02日 | お知らせ
台風が…来るのか来ないのか
下手するとまた直撃なのか?
大阪南部地域住民のトラウマすごい。
スーパーの水やパンがほぼ売り場から消えましたでござる。

以前は、熊本出身の自分には「こんなに何もしてなくて皆大丈夫なの?」
でしたが、
タンカーぶつけ、電柱を全て倒した台風21号、あの恐怖からか
防災意識が高まっていました。
今日あたりは窓ガラスのテープ剥がしでしょうか。

と、いうわけでして
インテックス大阪、流石に
東京からのサークルさんはお休みが多かったです。
新刊をシティに合わせた人も多かったんでは。

うちは新刊で忙しかった間、メロンブックスに返本をお願いするの忘れてて
印刷所に再販追加発注をしましたが
そこに台風で…
「仮に電車が止まった場合、開催されたとしても行けない」ので
前日まで行けるかどうかわからない状態。
会場搬入予定の分は手持ち在庫分で行きました。

午後からあんまり在庫が
(5〜8が完売)無い状況でしたので
ホイホイと遊びに行ってきました。
2次創作もあるのは楽しい。
そしてグッズ屋さんが多い。
ネオロマンスはアンジェリークでプチオンリー開催されてました。


雨は当日はあまり降らなかったです。
よかった〜。
そして、総集編を見て後の巻までお求めいただいた方
ありがとうございます。
明治10年のたった十ヶ月ほどを5年かけて描きました。
いろんな事がありすぎる十ヶ月
でも確実に、あの西南戦争の時代は時空を超えて
令和の今に通じています。

語られなかった事、忘れられようとしていること、
今考えてもいいんじゃないかというヒント

いや、そんな大きい事でなくても
今自分になら伝えられるんではないかと思うことに
向き合いましたです。


次は関西コミティアです。
冬コミは申し込んでキャンセル封筒送りまして;
代替で11/17 COMITIA150 への参加になります。
よろしくお願いします。


























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