ロートルハム初歩の電子工作

開局49年のロートルハムが電子工作に挑む。最後のあがきか?

9月下旬の工作等

2013-09-30 11:31:23 | 電子工作

実は9月28日に当局が開局して50周年になった。50年前枚方市に住んでいた団地の屋上にダイポールを上げワッチしていた事を思い出している。その後奈良市南部に転宅しそこで主として自作の真空管送信機ファイナル5763シングルの50MHzAMで電波を出していたが電源の安定が悪くFMの様だと言われてがっかりした事があった。その後転宅を2回やって1988年から現在地で運用している。

左の写真が50周年を迎えたアンテナ群だ。

9月下旬の工作は少しずつやっているが完成には至っていない。

プリミックスVFOの基板をケース内に取り付けた所で出力が小さいので要調整だ。

29日に久しぶりにエッチングをやったが液が古い物だったため少し手こずった。作成したのはPSoCカウンタ本体・入力アンプとプリスケラ・DDS AD9834VFO・455KHzSSBジェネレータ・455KHz受信基板である。

先日入手したデジタル・オッシロスコープを以前壊れたアナログ・シンクロが有ったシャック内棚にセットし、29日参考書を入手した。

    

 


プリミックスVFO 調整

2013-09-18 19:51:49 | 電子工作

9月中旬はあまり工作が出来ず,12日に基板の露光・現像を数枚やった位だ。17日にプリミックス基板の調整をやって何とか欲しい周波数帯の出力が得られた。

最低周波数でIF周波数を10.7MHzとした場合の受信周波数は50.410MHzになる。

最高周波数で、51.042MHzとなる。これで一応50.410~501.042MHzが送受出来る事になり良く使われているAMの50.550MHzに使えるVFOになる。

               

調整中の基板。            ただし、上の写真PO-10 jrで計ったら出力が2mW 位で低いので更に調整は必要だ。 

 


デジタル・オッシロスコープ入手

2013-09-06 11:33:56 | 電子工作

先日壊れたシンクロの代替品としてやや小型の中古オッシロスコープをヤフオクで落札し6日に入手した。15年位前に発売された物らしくディスプレイはブラウン管で周波数帯域は100MHzの「Agilent 54624A」でジャンク扱い品だった。最近のデジタル・オッシロスコープのディスプレイはカラー液晶で小型になっているが入手機種はブラウン管(表示部サイズ 縦約105mm横約130mm)使用なので図体が大きく幅320mm高さ175mm奥行き310mmで重さは6Kg程あって昔のシンクロを少し小さくした感じだ。表示部サイズはシンクロより一回り広くなっている。付属品は電源コードのみで動作の保証は無かったが通常このクラスの製品価格は¥50000以上しており今回は2万円以下で入手したので割り切るしか無い。この機種には測定ソフトが入っており昔のシンクロと比べると使い易くなっているが用語の理解があまり無いので近くローカル局に教えて貰う予定だ。

この時代の記録媒体がFDだったので組み込まれているが現在は全く使われておらず動作は未確認だが、外観もまずまずで各種ボタンやつまみの動作は問題なく動作しており安い買い物だった。

現在80MHz付近の信号を入力した波形だが、200MHzの波形も観測出来たので今後これを利用して電子工作に励みたい。

 


周波数カウンタ 中古 TR-5104G入手

2013-09-05 14:54:20 | 電子工作

9月5日にヤフオクで落札したTKEDA RIKEN UNIVERSAL COUNTER TR-5104Gを入手した。表示は緑の6桁蛍光表示管で,裏面に87-4と印刷されたシールが貼ってあるので1987年製らしい。26年前の物だがあまり使った形跡が無く比較的綺麗な物だった。

上段が今まで使っていた八重洲無線のYC-500Jで,現在調整中のプリミックス・VFOの水晶発振子(表示は34.300MHz)の周波数を測定している。下段のカウンタが5日に入手したTR-5104Gで入力端子はA/B/Cの3個有るがB/Cは使用法が判らず。

プリミックス・VFOの水晶発振子をTR-5104Gで計ったら34298.6KHzと表示されたのでYC-500Jと約6KHzずれている。YC-500Jは内部の基準発振器が温度補正無しの裸水晶で、一方TR-5104Gではちゃんとした恒温槽入りだろうが未確認だ。なお、TR-5104Gの使用最高周波数は100MHzと低いが自作時に扱う周波数は殆ど100MHz以下なのでこれで十分だ。100MHzを超える周波数カウンタはYC-500Jの他にも保有しているが殆ど出番が無い。