術後4日目（3月3日）

ネットのあちこちで調べていて、「術後4日から格段に体の調子がよくなる」というのは本当だと実感した。

昨日はまでは歩いているといっても、ソロリソロリと足取りを確かめるように歩いている感じだったのに対して、今日起きて歩いてみると術前に近い速度でサッサッと歩けるようになっている。

傷の痛みが全く消えたわけではないけれど、傷をかばって行動するということがかなり減った。

それに咳・くしゃみ等々に対しても傷口が傷むには痛むけど、随分体が対応できるようになってきていると実感できるようになった。
そして便秘の方は相変わらずだけど、ウォシュレットの力をかりればほんのわずかながら出るようにもなってきた。

声の力が戻らないのはしかたないかな・・・、退院後も子供を思うように怒鳴れないカモ。（爆）

午前中本格的な運動に出てみた。
といっても、病院内の階段を1階から7階まで上って、病室まで帰ってきただけなのだけど、足がぷるぷると振るえてしまっている。（笑）
やっぱり運動不足だ・・・やってることといえば、食べて、DVDを見て、トイレに行って、たまーに病棟内を散歩している程度。
ブロイラーだ、完全に。（爆）

このままの感じでいけば、木曜日に抜糸をして、金曜日に退院できると先生から言われ、家族と退院日を相談しておくようにと言われた。
まだのう腫の中身がどうだったのか判定結果は、退院までにはわかるということで、病院側には金曜日退院ということで準備してもらっている。

入院し、手術後、子供達と初めてあった。

下の子が入院時に病棟の雰囲気に圧されて泣きべそをかいていたことと、この日の朝だんなから電話をもらったついでに下の子に「今日、おかあちゃんに会いにきてくれる？」と聞くと、「行かない」とキッパリ。（汗）
「おいしいおやつ用意しておくから、会いにきてくれない？」と聞くと、「行く」と・・・現金なやつだ。

差し入れてもらったお菓子で子供達が食べられそうなものとか、病院食で出たみかんとか、売店で買ってきたジョアやM＆MSを1セットにして子供達の為に準備しておいたものをそれぞれに渡した。

「行かない」と一度は嫌がった下の子がわたしの顔を見るなり走ってきてわたしの体に顔をうずめたのに対して、上の子はニコニコと恥ずかしそうに笑ってどうしたらいいのかわからない雰囲気。
わたしも第一子なのでわかるんだけど、上の子は下の子のような直接的な表現がやっぱり苦手なんだな～と改めて思った。
下の子は何を報告するでもなく、すぐに膝に座ってきて顔をゴシゴシと相変わらずわたしの体にうずめていて・・・ピッタリとくっついていたのに対して、だんなと子供達が家に帰るのに病院の入り口まで送っていく道すがらそっと手を繋いできたことだけだった。