いきもの散歩

近所の自然観察、飼育している川魚の記録

いきもの観察@3月下旬 〜カワセミの求愛給餌、ビロウドツリアブなど〜

2018年04月01日 | 自然観察
静岡県東部にて3月下旬に撮影した生き物たち。

タンポポ

在来種のタンポポとセイヨウタンポポとの雑種は、形態的にはセイヨウタンポポに似るらしい。ということは、このタンポポは総包が反り返ってないので、セイヨウタンポポではなく、またそれとの交雑種でもなく、在来種と判断してよいということなのだろうか。


シバザクラ

沼津市門池公園にて。


コブシ

モクレン科。
「山地に生える落葉高木。白い花は早春、一枚の葉を伴う。袋状の集合果は秋、割れて紅色の種子が糸でぶら下がる。」(via 樹名板)


クレソン



ムラサキケマン

山道脇などでよく見かけた。


カイツブリ

昨年生まれの幼鳥と思われる。
潜水を繰り返していた。
羽が水を強く弾いている。


オオバン

冬に比べ、数はかなり減ったが、まだまだいる。


キンクロハジロ

写真は雌。
こちらも冬に比べ、かなり数が減っていた。


コガモ

まだ結構いるのねっていう感じ。


キジバト

普段はスルーしてしまうのだが、撮影して欲しそうに見えたので。


ツグミ

跳ねまわって餌をさがしていた。


カワウ



カワセミ

カワセミの求愛給餌を初めて見た。
写真は雄(右)から受け取った魚(カワムツ?)を雌が食べるところ。
カワセミを撮影している方からしたら、ありえないレベルの写真であろう(苦笑)。


雌(左)の食事後。
交尾が始まるのかと期待したが、しばらくして雌は飛んでいってしまった。


残された雄。
交尾の邪魔をしてしまったのなら、すまぬ・・・

カワセミの求愛時の鳴き声を初めて聞いたが、まだ姿を確認できない段階から何かの鳥の求愛のものだと想像できる程、スイートだった。


ミシシッピアカミミガメ

石の上で甲羅干し。


キタテハ

今年最初に撮影したチョウ。
ちなみに最初に見たのはモンシロチョウ。


ルリシジミ

山道の湿った地面で4, 5匹が吸水していた。
その近くにルリタテハがいたのだが、先に気づかれ逃げられた。


ビロウドツリアブ

山道や林縁などで数匹を見かけた。
ホバリングしながら、地面近くを飛び回っていた。また、地面にとまっても羽を休めず、動かしていた。


カマキリの卵

あまり大きくなかったのだが、オオカマキリのものだろうか。


蜘蛛ヶ淵の滝

前回はアマゴの姿が見られたのだが、今回は会えず。


今日から4月。いよいよトンボシーズンが始まる。今年は桜の開花が早く、すでに散り始めている所も少なくない。昨年の初トンボは4月中旬で、アサヒナカワトンボとダビドサナエだった。気温が高く暖かい日が多いので、桜の開花同様、今年の初トンボは少し早まるのかもしれない。


P.S.
今日から種子法(主要農作物種子法)が廃止。


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