いきもの散歩

近所の自然観察、飼育している川魚の記録

ヒメアカネとマユタテアカネ メスの眉状斑

2019年09月23日 | 昆虫類
ヒメアカネとマユタテアカネのメスの顔面を撮影し、眉状斑を比較してみた。
ちなみに書籍「日本のトンボ」にはヒメアカネ♀の顔面には「小さな眉状斑があるか消失している」、マユタテアカネ♀の顔面には「眉状斑がある」と記述されている。


まずはマユタテアカネのメス3頭の顔面の写真。
▼マユタテアカネ メス #1


▼マユタテアカネ メス #2


▼マユタテアカネ メス #3



次にヒメアカネのメス6頭の顔面の写真。
▼ヒメアカネ メス #1

マユタテアカネに比べて眉状斑が小さく、斑紋が離れている。

▼ヒメアカネ メス #2

眉状斑が比較的大きく、大きさだけではマユタテアカネと識別しにくいかも。しかし、斑紋が若干離れていることで区別できそう。

▼ヒメアカネ メス #3

眉状斑は小さく、離れ気味。

▼ヒメアカネ メス #4

カイゼル髭のような眉状斑。

▼ヒメアカネ メス #5

眉状斑は消失気味。

▼ヒメアカネ メス #6

眉状斑が離れ気味。


自分はヒメアカネのメスの識別で眉状斑を積極的に使ってこなかった。しかし、今回の観察で、結構使えそうだな、という印象を持った。しばらく意識して使ってみて、その精度を確かてみたいと思う。



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