チョウ目＠9月下旬 〜ミドリヒョウモンの産卵等〜

静岡県東部(主に里山)で9月下旬に撮影したチョウ目。



モンシロチョウ





ヒメアカタテハ
雌かな？





ミドリヒョウモン
フィールドには複数のツマグロヒョウモンがいたので、最初は老いたその雄個体かと思った。しかし、ツマグロヒョウモンが草地にとまったり、低く飛んだりするのに対し、このチョウは林縁を飛び、樹木にとまったりしたので違和感を感じた。帰宅して調べてみると、後翅の裏側に3本の白帯があるのでミドリヒョウモンのようだ。名前は聞いたことがあったが、翅がもっと緑色を主張するのかと思っていた。また、雌は樹木の樹幹部に産卵するそうで、写真はまさにその状況のようだ。





ツマグロヒョウモン
上から雄、雌。



アサマイチモンジ



ウラギンシジミ
翅表を撮影したかったが、ルリボシヤンマが産卵しているのに気づき、そちらを優先してしまった。またの機会に。





ルリタテハ
渓流沿いを散策していると、ルリタテハが翅を開いたまま巨大な川石の上にとまっていた。その様子を撮影しながら眺めていると、別のルリタテハがやってきたため空中バトルが始まった。一方が他方を追い払おうとして追い回しているように見えたので、バトルとは言えないのかもしれない。追い回されている方は上空高くまでは飛ぶが、遠くへなかなか離れようとしないので、追い回しはしばらく続いた。相手が逃げ出し決着がつくと、追い回していた方はもとの川石の上に戻ってきた。



ヒメウラナミジャノメ



ヒメジャノメ



ヒカゲチョウ



クロコノマチョウ