自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

小原和紙美術館

2024年07月10日 | テーマパーク・伝統産業・祭り
『小原和紙のふるさと』の中にある「小原和紙美術館」にも立ち寄りました。小原地区の美術工芸和紙は、和紙を漉くときに、色のついた和紙原料繊維で絵を描いたものです。美術館の中にはたくさんの素晴らしい作品が展示されていますが、撮影禁止でご紹介できないのが残念です。


小原和紙の空間
小原和紙の空間は、小原工芸和紙の専門家である小原和紙工芸会が「自然の叡智」を具現化し製作しました。展示スペースとなるドーム状の本体を和紙で製作し、内部を和紙漉き込み作品で装飾しました。外部は地球と宇宙の平和と発展を表し、内部は日本伝統のモチーフである、扇面流しにより、自然の共生を表しています。扇は各作家の感性により製作しました。小原村(2005年4月1日から豊田市)












小原和紙美術館
ここは撮影OKでした。




和紙ができるまでの工程
楮の刈り取り→こうぞ蒸し→黒皮むき→ソーダ灰をいれて煮る→さらし→ちりとり→こうぞ叩き→紙料(かみくさ)の調整→紙漉き→紙床にうつす→天日干し→検査までの12の工程をジオラマで紹介されています。












入館時に割り箸のプレゼントがありました。



ことしもや夏は来にけり 庵庭(いおにわ)の
蝶の行き来を ただに見ており 
             藤井達吉
パビルス
パピルスはカヤツリ草科の水草で、エジプトを象徴する植物です。大きいものでは高さ6m、幹の直径は5cmほどになります・・・。の説明表示がありました。パビルス紙の原料になるようです。(美術館前で見かけました)








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