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いい日旅人

いい日、旅日和、きれいな夕日を追いかけて日本をめぐります。
備忘録としての股旅紀行。時には異国を歩くかも。体力次第。

宮古ブルーの休日(3日目)

2023年06月22日 | このたび
サトウキビ 畑のムコフ二 夏の海



南の島の朝、
宿の窓から、
港に停泊しているクルーズ船、
輝く海に船体の白が眩しい、
宮古ブルー、
南海の島にいることを実感、





朝食バイキングも、
島のメニュー、
贅沢な時間、











昨日は最北端の池間島、
今日は最東端の東平安名崎へ、















午後からは昨日同様、
与那覇前浜ビーチ、
ビーチの正面には来間島、
海上橋の来間大橋で結ばれている、
夕方まで波と戯れていた、

















うみかじの夏は来ぬ(2日目)

2023年06月21日 | このたび
うみかじに さわぐ波間に ヤドカリの



青い海、
白い雲、
梅雨前線からも離れた、
南海の島宮古島、
ここはもう、
すっかり初夏、
夏、夏、夏、夏、ココナッツ、







午前中は最北端へ、
海上の池間大橋を渡り、
池間島をひとまわり、















午後からは、
日本で一番きれいだと言われる、
与那覇前浜ビーチ、
夕方まで波と戯れる、















夜は民謡酒場、
島唄に酔いしれて、
島時間の一日だった、かな、













ハイサイまもる君(1日目)

2023年06月20日 | このたび
うみかじの 渚は青い 珊瑚礁



あきらめの雨季、、
一足早く梅雨明けの空、
コバルト色の空に白い雲、
高度を下げていくANA機、
旋回する窓に広がる青い海原、
まさにズーニーブー、
白い珊瑚礁、

~ 青い海原 群れ飛ぶカモメ
 こころひかれるた 白い珊瑚礁 ~



















梅雨明け前のこの時季、
夏を先取り、
南の島にやってきた、
定刻通り宮古島空港に到着、
今年も夏を先取り、
ズーニーブー、
白い珊瑚礁、

~ 南の果ての 海の彼方に
 ひそかに眠る 白い珊瑚礁 ~





空港でレンタカーを調達、
ひとまず街中の宿に荷物を、
まずは日本一美しいと言われる、
与那覇前浜ビーチへ、











今日の奄美地方は線状降水帯、
かなりの雨量のようだが、
羽田空港を離陸したANA機、
暑い雲の上を沖縄那覇空港へ、
乗り継いでさらに南下、
宮古島の緯度はほぼ台湾、
ほとんど梅雨明けであろう、
昨年に続き俄か島人、
ちょっとだけ滞在してみる、
また来たサー、
ハイサイまもる君、





残雪の列島縦断(4日目)

2023年04月21日 | このたび
残雪に 線路は奥の 細道を



2週間前に、
茅ヶ崎駅からJR各駅停車、
鈍行列車で九州へ入り、
大分から熊本までの豊肥線、
阿蘇高原鉄道で九州を横断してきた、





そして今回は、
空路札幌へ入り、
札幌駅から函館駅、
津軽海峡を連絡船で渡り、
青森駅から日本海沿線、
五能線経由で秋田駅、
昨夜は横手駅前で宿営、
本日は北上線で北上駅から、
東北エリアの山間部を横断、
そして東北本線をひたすら、
鈍行列車で南下、
茅ヶ崎駅を目指す、











そんなわけで横手駅始発の北上線、
山間部の鉄道沿線には残雪が、
ところどころには満開の桜、
冬と春がせめぎあっている、













北上駅からは、
一ノ関、小牛田、仙台、白石、
福島、郡山、新白河、黒磯、宇都宮で、
小刻みに乗り継ぎ、
宇都宮からは最後の乗り継ぎ、
熱海行き日本最長距離普通電車、
21時過ぎには湘南ベースに帰還、



















列島の南端と北端は残したが、
列島縦断鈍行列車の旅、
2023年春編、
ひとまず完成としよう、






津軽海峡春景色(3日目)

2023年04月20日 | このたび
船見坂 おぼろ桜か 海峡の



潮の香り海峡の街、
騒ぐカモメに起こされる、
港函館の朝、
五稜郭公園の桜は最盛期のようだが、
今回はパス、
列島縦断鈍行列車の旅、
先を急ぐことにする、











青函フェリーのターミナル、
函館からひと駅、
五稜郭駅から徒歩で桟橋まで、







青函フェリー、
キャンペーン割引料金、
青森までの乗船券1800円、
利用する船は新設就航船、
客室はシート席と桟敷積2種類、
どちらも自由に利用できる、
Wi-Fi完備、
4時間の航海時間も苦にはならない、











津軽海峡春景色、
右に竜飛岬津軽半島、、
左に大間下北半島、
晴れ渡っているが大陸からの黄砂で、
下北半島の仏ヶ浦や、
八甲田山の山系も霞んで見える、









青森からは五能線回り、
快速リゾートしらかみ号、
全車指定席だが、
指定席券540円を別途購入すれば、
北海道&東日本パスで乗ることができる、











五能線は絶景路線として有名、
日本海の荒々しい海岸線と、
水平線に沈む夕日を期待するのだが、
あいにくの黄砂飛来により望めない、

















終着の秋田駅に着く頃は、
すっかり夜の帳が下りていた、
さらに奥羽本線を南下し横手駅、
本日の宿営地とする、
常宿も駅の前、
かまくらではないヨ、
明日も朝一で出発だし、







なごり桜船見坂(2日目)

2023年04月19日 | このたび
春まどい 波止場かすみぬ 船見坂



列島縦断鈍行列車の旅、
後編のスタート、
札幌駅から茅ヶ崎駅まで、
鈍行列車のみでひたすら南下する、
使用するチケットは、
「北海道&東日本パス」、



JR北海道とJR東日本エリアのJR路線、
普通列車限定ではあるが、
7日間乗り放題の神チケット、







4月半ばといえ、
北の街はまだまだなごり冬、
大通公園のビルの寒暖計、
9℃、
街中に桜の木はほとんど見受けないが、
大通公園の一角の桜は七八分咲き、
桜前線も津軽海峡を渡り、
北の大地にたどり着いている、
これから南下する函館、
五稜郭公園も満開間近らしい、









南下のルートは、
札幌駅から石狩湾沿いに函館本線、
小樽では乗り継ぎの時間が小1時間、
船見坂から波止場へ下りて、
運河道を歩いてみる、





















小樽からは通称山線と呼ばれる函館本線、
倶知安で乗り継ぎ長万部に抜ける、
この山線は新幹線開業後は、
廃線の方向で決まったようだ、
蝦夷富士、羊蹄山を望む、
この山線の廃止は残念極まりない、
羊蹄山の雪解け水を受けた、
水芭蕉の群生が車窓を飾る、
この絶景路線が無くなるのは寂しい限り、









長万部では2時間の接続待ち、
駅を出て噴火湾の海岸まで歩いて時間をつぶす、
右に駒ヶ岳から左に小幌海岸、
室蘭までのカルデラ地形が望めるのだが、
本日はあいにく雲が低い、







長万部からは名車キハ41、
力強いエンジンを鳴り響かせながら、
駒ヶ岳山麓の勾配を登坂、
大沼公園まで上ってきたころには、
すっかり日も暮れてきた、
函館駅着後、
予約していた駅近くのペンション、
ここの旅人宿も地域支援割引、
さらに2000円のクーポンをいただき、
実質700円くらいでの宿泊、
ありがたく恩恵に授かる、











クーポンを手に夜のベイエリアを散策、
明日の旅立ちも早いので、
早めに宿に戻り床に就いたヨ、











列島縦断鈍行列車の旅(1日目)

2023年04月18日 | このたび
海峡を 渡る風の 花散らし



気がつけば、
桜の季節も今昔物語、
久しぶりの鉄旅を思い立ち、
鈍行列車で東海道から山陽本線、
関門海峡を徒歩で渡り九州へ、
大分から熊本への豊肥本線、
阿蘇山麓の春景色、
車窓を堪能してきたのがつい1週間前、









次は北の国から続編再開へ、
まずは一気にワープ、
空路で札幌へ、
成田空港からはジェットスター、
新千歳空港着は夕闇迫る18:45、











札幌もひと月前に訪れたばかりだが、
季節は確実に進んでいた、
しかし夜の気温は11℃、
本州と比べるとまだまだ寒さがつのる、
札幌駅の待合所にはまだストーブが、
街ゆく人々もほとんどが冬の装い、









前回と同じ大通公園サイドの、
旅人宿にチェックイン、
キャビンと称するカプセルの進化系、
旅行支援のクーポン2000円、
実質の宿泊代は700円くらい、
ありがたく恩恵に授かる、







明日からの鉄旅に備え、
都はるみ、北の宿から、
早めに床に就いたヨ、









阿蘇カルデラ横断鉄道(3日目)

2023年04月10日 | このたび
春ぼらけ 阿蘇山麓に 雲雀鳴き



おんせん県、
朝風呂は温泉、
ありがたきかな、
今朝は少し遅めの旅立ち、
大分駅から豊肥本線で熊本へ、











荒城の月、豊後竹田から阿蘇外輪山越え、
阿蘇カルデラ横断鉄道、
宮地駅で乗り継ぎ、
車窓から阿蘇五岳と外輪山、
雄大な景色が広がる、
熊本地震の爪痕癒えない、
スイッチバック線を立野駅へ、

































熊本駅からは鹿児島本線、
博多駅まで北上したところで、
本日の行程は終わり、







キャナルシティ博多も久しぶり、
歓楽街の中州を抜け、
本日の宿営地中洲川端、
地下鉄駅直結の旅人宿、















旅行支援適用、
2000円クーポンをいただき、
実質宿泊費500円ほど、
今夜もありがたく恩恵に授かるヨ、
シャワーやトイレは共用だが、
最新の設備を採用、
カプセル寝ぐらも進化したものだ、
まるで宇宙ステーション、
おかげで良質な睡眠を確保できたヨ、









そして翌日、
福岡空港から成田空港へ、
鈍行列車で3日間かけた九州への行程も、
ピーチのフライトでは2時間のショートカット、













春の列島縦断鈍行列車の旅南行編終了、
続いては、
北へ向かうヨ、






関門海峡春景色(2日目)

2023年04月09日 | このたび
春惑い 渦まくさまの 海峡の



早朝の山陽路、
瀬戸内海の朝日が眩しい、
五日市駅から岩国駅で乗り継いだ、
下関行きの普通列車、
周防大島が迫る大畠港、
瀬戸内の絶景のひとつ、





一昨春の九州への股旅の途中、
周防大橋を渡り、
周防大島を一周してみたものだった、





下関駅で途中下車、
今回は鉄道での九州入りはしない、
駅前からバスで壇之浦古戦場、
高速道の関門大橋の真下、







ここからエレベーターで地下へ、
関門人道トンネルで九州へ徒歩、
この人道は国道2号線の一部、
自動車専用トンネルもこの下を走る、
人道だが自転車と原付バイクは、
手押しにて通行できる、
780Mの海底を渡ると九州側、
門司の和布刈神社サイドに出る、











門司港レトロまでは歩いても30分、
海峡を渡る風も寒くはない、
このあたりの桜はまだ見頃のよう、
門司港埠頭から見る下関の町並み、
関門大橋の全景もまた絶景、
ここは高倉健の遺作「あなたへ」、
ラストシーンのカット、
ロケ現場、
鉄道や海峡が似合うアクターだった、





















戦前の大連航路の面影残る終着駅門司港、
小倉で日豊本線に乗り換え、
USA、宇佐で乗り継ぎ、
夕刻には大分駅着、
本日はここまで、













今夜の宿営地は温泉付きの旅人宿、
カプセルだけどネ、
旅行支援の2000円クーポン、
実質500円弱の宿泊費、
ありがたく恩恵に授かるヨ、
「青春18きっぷ」残り1日分、








各駅停車西方見聞録(1日目)

2023年04月08日 | このたび
往く春や 瀬戸は日暮れて 霞雲



ことのほか早くに、
桜の季節も過ぎてゆく、
股旅の季節になっているが、
ずいぶん引きこもってしまったものだ、
ひと月前にオホーツク、
流氷を見届けに知床へ、
その際網走駅で求めておいた、
「青春18きっぷ」、
残り3日分が手元に、
4月10日までが使用期限、
ならば、
桜前線の過ぎ去って久しい西方へ、
桜のなごり香を求めいざ旅立たん、









湘南ベースを朝一番に旅立つ、
東海道線、山陽本線を鈍行列車で、
以前ならその日のうちに関門海峡を渡り、
九州入りできていた、
現時点のダイヤ編成では、
山口県新山口駅あたりが限界、
行けるところまで行ってみる、







土曜日の早朝時間帯だが、
茅ヶ崎駅に到着した沼津行き下り湘南電車、
東京方面からの乗客でぎっしり、
乗客の身なりや持ち物から観察、
おそらく半数ほどが18キッパーだと推察、







運よく国府津駅を過ぎたところで座れた、
車窓の右富士が、
富士川を渡ると左富士に、
鉄道ミステリーのトリックにも使われた、
そんな車窓を楽しみながら、
名古屋駅では一時下車、
ルーチンとなった一杯のきしめんでお昼、
関ヶ原を越え近江路に入ると、
雪どけの伊吹山が正面に迫る、













米原からは新快速で一気に、
京都、大阪、神戸をやり過ごし山陽路へ、
明石城、彦根城、福山城を過ぎるともう広島、
すっかり夜の帳が下りている、
宮島の先の五日市駅直結、
早朝から15時間の鈍行列車乗り継ぎ長旅、
心地よい疲労を感じながら、
寝カフェ快活旅人宿が本日の宿営地、
8時間ナイトパックシニア割、
1800円で投宿、
明日の朝も早いからネ、
「青春18きっぷ」残り2日分、
~ 思えば遠くへ来たもんだ ~












新横浜線開業

2023年03月19日 | このたび
花冷えの 遠きより春 来たりかな



知床の海も明けもう半月、
なんとかラストチャンスで、
流氷群を見ることができよかった、





























さて、季節は移ろい、
関東エリアでは桜の開花、
場所によってはほぼ満開、
各方面の旅人たちも、
活発に動き始めているようだ、







そんな季節の移ろぎの中で、
関東エリアの鉄道網に大きなイベント、
神奈川県の相模鉄道と、
首都圏の東急電鉄、
相互乗り入れのネットワークが開設、





新横浜駅が連結ポイントで新規開業、
3月18日開業日の翌日、
現地に出かけてきた、
開業日翌日は日曜日でもあったが、
鉄道ファンや多くの人々で大混雑、











新規開業区間の、
羽沢横浜国大駅、
新横浜駅、
新綱島駅、
日吉駅、
それぞれ下車して観察してきた、
この区間はほぼ全区間、
用地買収の必要ない、
地下40メートル以下を、
シールド工法により掘削、
ほとんど地下鉄状態、



















今後は、
神奈川県の県央域海老名駅や湘南台駅と、
東横線目黒線との連結で、
都心の地下鉄網を経由、
埼玉県西高島平駅や浦和美園駅、
乗り継ぎなしで向かうことができる、
機会があれば全線乗り通してみたい、





話は変わるが、
東京駅八重洲口にある、
八重洲ブックセンター、
今月末で閉店とのこと、
1978年に開店当初、
インターネット以前の時代、
情報入手の貴重な拠点でもあった、
足しげく通ったものだった、
時代の移ろぎとともに、
その使命を全うして、
幕を閉じるのだろうと思ったら、
エリアの再開発事業で、
5年後完成予定の超高層ビルの中で、
再開するとのこと、
再会を楽しみに待ちたいものだ、





船見坂冬未練(6日目)

2023年03月14日 | このたび
春蕾 旅人わらじ 船見坂



JR北海道全線特急乗り放題、
HOKKAIDO LOVE 周遊パス6日間、
1万2千円、
昨年来何度か利用している、
コスパ最高の周遊パス、
春夏秋冬の季節販売、
次もまた利用するだろう、





今回も根室、網走、函館、稚内、
東東南北の終着駅舎、
季節ごとの絵を目に刻んできた、





今日で6日目、
気になっていた駅舎2か所、
一つ目は、
昨年新規開業したばかりの新駅、
菓子メーカーとのコラボ、
学園都市線のロイズタウン駅、





二つ目は、
高倉健主演の映画『駅・STATION』の冒頭に登場、
函館本線の銭函駅、
この二つの駅を見てくる、





そして小樽へ、
歌詞のモチーフで採用、
小樽駅近くにある船見坂、
坂の途中で振り返る、
港に停泊する外国の貨物船、
絵が唄になる情景、
あらためて感慨に耽ってきた、











そのまま坂を下り小樽運河、
今日も多くの観光客、
以前は関西弁や博多弁、
今では中華系やインドシナ半島系の言語、
たしかに異国の香りのする街、
ニッポンはどんどん安くなってきた実感、
これもまた良しとするか、







さてすっかり満足したこのたびの北の国から、
札幌に戻り味噌ラーメンで閉めるとしよう、









帰路は17時過ぎの新千歳空港、
春秋航空、
スプリングエア、
春待ち顔の北の旅人たちを乗せ、
成田に着く頃、
すっかり夜の帳が下りていた、
どうやら東京は桜が開花したみたいだ、









     『船見坂』
~ 番屋の並ぶ 海岸(うみ)通り
 夕陽落ちて 天(そら)焦がす
 明かり灯る 板張り飯屋
 あのころ流行りの 歌を聴く
 
 男は過去(むかし)の 旅枕
 女は未来(あした)の 夢枕
 夜霧が濡らす 石畳
 港町 小樽 船見坂 ~





石北本線海明鳴(5日目)

2023年03月13日 | このたび
海明けは 春来たりなば オホーツク



今日はオホーツクを目指す、
早朝のサッポロ、
ビルの谷間の風は冷たい、
札幌駅発06:56、
特急オホーツク1号網走行、
使用する車両編成はキハ183系、
1986年から北の大地、
過酷な気象環境のなかを、
毎日走ってきたディーゼル特急、
車体や設備の老朽化により、
3月17日をもって引退することになっている、
後5日で現役を引退する、
引退後しばらくは臨時観光列車として、
旅行会社の主催運行で配車されるみたいだ、















駅ホームや沿線各所には、
ラストランを撮影しようと、
多くの人がレンズを向けている、
老体にムチを打ち、
石北峠をエンジン全開で登坂していく姿、
同じ老体の身としても、
吾が身に重ねてエールを送りたい、
お互いに長い間ご苦労様と、















上川盆地を抜け、
まだ雪深い石北峠を越え、
恐怖伝説の常紋トンネルを抜け、
12時過ぎに終着のオホーツク網走着、





網走はわずか10日前に来たばかりだが、
沿岸の流氷はすっかり消えている、
あの時がラストチャンスだったようだ、
網走港に来てみると、
本日は強風のため砕氷観光船は運航休止、
バスで訪れていた中華系の観光客集団、
乗船ができなくなり、
土産店は大賑わい、
日本語はまったく聞こえてこない、
Youたちは何しにニッポンへ、
さぞかしニッポンは安いのだろう、







番外地を歩いた後駅へ舞い戻る、
15:10発の釧網線で釧路へ、
オホーツク北浜沿線の海岸部、
10日前に見た流氷群はもう見られない、
知床斜里から斜里岳山麓を川湯温泉、
摩周、標茶、釧路湿原、
今日は霧が出ていて車窓は視界不良、





















釧路発18:59、
特急おおぞら12号に乗り継いで、
23時前に札幌に戻った、













函館本線春帰行(4日目)

2023年03月12日 | このたび
雪どけを 集めてひかる 春陽河



一昨日は最北端、
昨日は最東端、
今日は北海道の最南端の停車場を目指す、
朝は少しゆっくりの出発、











札幌駅の待合所には2台のストーブが、
まだまだ北国は冬なんだろう、
札幌駅08:43発、、
特急北斗6号函館行き、
指定席はすべて売り切れているとのこと、
心配したが自由席は十分に空いている、
どうやら指定席は外国人の団体が多いようだ、
聞こえてくる言葉から、
中華系やインドシナ半島系の旅行者か、
円安や実質所得の低下により、
日本人は外国に行きづらくなった、
彼らにとっては安いニッポン、
海外旅行の好機なんだろう、
数十年前の日本人がそうだったように、







多くの旅人を乗せた特急北斗、
開業間近のFビレッジボールパークのサイドを、
千歳から苫小牧へ、
噴火湾を左に回り込みながら、
登別、東室蘭、小幌、長万部、
まだまだ雪景色の駒ヶ岳を、
回り込んで、
終着駅の函館には12時過ぎに到着、













船見の坂道と倉庫街の港町、
路面はもうすっかり雪が消えている、



















約3時間の港町ブルース、
ふたたび往路を折り返し、
宿営地の札幌に戻ってきた、











花咲線春来香(3日目)

2023年03月11日 | このたび
厚岸の 水鳥わたりし 春の陽



昨日は最北端の停車場稚内を訪れた、
今日は最東端の根室を目指す、







土曜なので札幌駅の朝、
平日と異なり閑散としている、
06:48発特急おおぞら1号釧路行き、









新千歳空港サイドから夕張方面へ、
石勝線で狩勝峠をトンネルで越える、
十勝平野に出ると、
陽光がまぶしい、
明らかに冬の陽ざしではない、
帯広池田から釧路に近づくと、
太平洋岸に出る、
洋上に反射する陽ざしが明るい、



















釧路から花咲線快速根室行きに乗り継ぐ、
隣のホームでは、
釧網線の観光列車S釧路湿原号が発車の準備中、







花咲線の快速ノサップ号、
1両編成のディーゼルカー、
結氷が緩み始めている厚岸湾、
落石岬や花咲港、
絶景の車窓が続く、
日本最東端駅の東根室駅を、
180度回り込んで根室駅に到達、























折り返して札幌に戻ったのは20:30,
大通公園のビルに表示の気温は4℃、
暖かくなってきたんだろう、
本日はこれまで、