春なのに 散りぬためいき またひとつ

桜前線という単語、
そういえばこのところ聞かれなくなった、
失われた日本語のひとつなのか、
今年も関東エリアが最初に開花、
順次関東以西での開花宣言、
最後は鹿児島だったようだ、


ところで、
湘南ベースエリアでも、
桜舞い散るころのようだ、



もうしばらく満開を愛でていたい、
そんな思いで150円の乗車券、
握りしめて電車に飛び乗った、

題して、
H列車で行こう、
花見だから略してHということで、









目指すは関東平野北部と西部の端っこ、
関東平野をおおざっぱにとらえ、
ざっと四角形で見てみる、
下辺は神奈川県、
右辺も東京都と埼玉県東部で、
だいたい海側、
上辺は栃木県と群馬県の、
渡良瀬川から赤城山麓のエリア、
左辺は埼玉県西部と東京都神奈川県で、
秩父から丹沢山地の麓、
この四角形の関東平野4辺を鉄路で巡る、
反時計回り、
見納めの舞い散る桜、
車窓からの花見としよう、



さてこの4辺全行程はどのくらいかかるのか、
計画してみると、
所要時間は全行程約8時間、
乗車券は初乗り運賃の150円、
それって不正乗車ではないのか、
いいえ、
法令順守の正規運賃です、




JR運賃規則をちゃんと遵守、
そのスジの鉄人にはよく知られている、
大回りルールによる乗車、



JRの「旅客営業規則」157条2項によれば、
A駅からB駅までの運賃計算、
実際に乗車した距離ではなく、
路線図でのAB駅間最短距離の運賃を適用、
となっている、
したがって、
ひとつ隣の駅までの運賃は、
反対に大回りしたとしても、
最短ひと駅分の運賃で乗れる、
という解釈、

経路が入り込んでいる都市部、
乗客の実際の乗車経路、
システムで追いかけることは不可能、
便宜的に措置するしか術がない、
ただし条件があって、
同じルートを逆戻りしたり、
交差したりしては対象にはならない、
もちろん途中で改札を出ることはできない、
いわゆる一筆ルートに限られるということ、
東京や大阪、
名古屋や福岡などの都市圏、
環状のルートが存在する場合のみ適用される、
JRからすると迷惑な乗客ではあるが、
例外として黙視されている、


前置きが長くなったけど、
茅ヶ崎駅から北茅ヶ崎駅までのひと駅、
関東平野の端っこ四辺、
1都5県、
大まわり乗車で約8時間、
最短距離150円の運賃で、
車窓からの花見を満喫させていただいた、
改札を出ることは許されない、
ご飯もトイレも車内と駅舎内だけだけどネ、








このたびのH列車で行こうルートは、
茅ケ崎駅09:02出発、
東京駅構内では食料と飲料調達、
小山駅から高崎駅は両毛線赤城山南麓、
高崎駅から八王子駅は八高線秩父路、
八王子駅から北茅ケ崎駅は丹沢西麓路、
最終駅北茅ケ崎駅17:50到着、







車内ではできなかった、
ベースに帰ってからの花見酒、
この春麦酒のいくつかが新発売のよう、
早速の試飲、
グビグビ、
ムム、
なかなか、

関東平野外周、
この春の桜見納め、
春なのに春なのに、
ためいきまたひとつ、
H列車で行こう、の巻、
これにて、

桜前線という単語、
そういえばこのところ聞かれなくなった、
失われた日本語のひとつなのか、
今年も関東エリアが最初に開花、
順次関東以西での開花宣言、
最後は鹿児島だったようだ、


ところで、
湘南ベースエリアでも、
桜舞い散るころのようだ、



もうしばらく満開を愛でていたい、
そんな思いで150円の乗車券、
握りしめて電車に飛び乗った、

題して、
H列車で行こう、
花見だから略してHということで、









目指すは関東平野北部と西部の端っこ、
関東平野をおおざっぱにとらえ、
ざっと四角形で見てみる、
下辺は神奈川県、
右辺も東京都と埼玉県東部で、
だいたい海側、
上辺は栃木県と群馬県の、
渡良瀬川から赤城山麓のエリア、
左辺は埼玉県西部と東京都神奈川県で、
秩父から丹沢山地の麓、
この四角形の関東平野4辺を鉄路で巡る、
反時計回り、
見納めの舞い散る桜、
車窓からの花見としよう、



さてこの4辺全行程はどのくらいかかるのか、
計画してみると、
所要時間は全行程約8時間、
乗車券は初乗り運賃の150円、
それって不正乗車ではないのか、
いいえ、
法令順守の正規運賃です、




JR運賃規則をちゃんと遵守、
そのスジの鉄人にはよく知られている、
大回りルールによる乗車、



JRの「旅客営業規則」157条2項によれば、
A駅からB駅までの運賃計算、
実際に乗車した距離ではなく、
路線図でのAB駅間最短距離の運賃を適用、
となっている、
したがって、
ひとつ隣の駅までの運賃は、
反対に大回りしたとしても、
最短ひと駅分の運賃で乗れる、
という解釈、

経路が入り込んでいる都市部、
乗客の実際の乗車経路、
システムで追いかけることは不可能、
便宜的に措置するしか術がない、
ただし条件があって、
同じルートを逆戻りしたり、
交差したりしては対象にはならない、
もちろん途中で改札を出ることはできない、
いわゆる一筆ルートに限られるということ、
東京や大阪、
名古屋や福岡などの都市圏、
環状のルートが存在する場合のみ適用される、
JRからすると迷惑な乗客ではあるが、
例外として黙視されている、


前置きが長くなったけど、
茅ヶ崎駅から北茅ヶ崎駅までのひと駅、
関東平野の端っこ四辺、
1都5県、
大まわり乗車で約8時間、
最短距離150円の運賃で、
車窓からの花見を満喫させていただいた、
改札を出ることは許されない、
ご飯もトイレも車内と駅舎内だけだけどネ、








このたびのH列車で行こうルートは、
茅ケ崎駅09:02出発、
東京駅構内では食料と飲料調達、
小山駅から高崎駅は両毛線赤城山南麓、
高崎駅から八王子駅は八高線秩父路、
八王子駅から北茅ケ崎駅は丹沢西麓路、
最終駅北茅ケ崎駅17:50到着、







車内ではできなかった、
ベースに帰ってからの花見酒、
この春麦酒のいくつかが新発売のよう、
早速の試飲、
グビグビ、
ムム、
なかなか、

関東平野外周、
この春の桜見納め、
春なのに春なのに、
ためいきまたひとつ、
H列車で行こう、の巻、
これにて、