コピーライターはじめました。

女34歳。コピーライターも気づけば7年目。

ギフト。

2005-01-12 15:06:56 | 広告など
昨日は、前の会社の同期の壮行会でした。
まだ火曜日だというのに、明け方まで飲んでしまいました。

彼は来月から、日本一大きな広告代理店で働きはじめます。
営業の契約社員として。
うわさによれば、3年後に5%の人はそのまま正社員になれる。
そして、残りの95%はクビになるという過酷なレースです。

最も仲のよかった男の子がいちばん好きだという広告コピーを
同期みんなの一言コメントと共に額に入れて贈りました。

かの有名な、アップルコンピュータの
『Think different』 です。


自分が世界を変えられると
本気で信じる人たちこそが、
本当に世界を変えているのだから。


というくだりが、まさに旅立つ彼にぴったり。
そう彼はいまどき、本気で自分が世界を変えられると信じている
とても素敵なやつなのです。


同期からこれほど暖かく見送られる彼は幸せ者。
それにしても、こういう大切な場面で額に入れてプレゼントされる
この「コピー」も幸せですね。
コピーって、誰かの心をささえたり、励ましたり、
そんな力が今でもあると信じられるできごとでした。

<Think differentの全文>
http://www.applele.com/home/thinkdifferent_02.html


余談ですが、わたしは最近キリンの発泡酒「やわらか」のCMが好きです。
力がふっと抜けてしあわせな気持ちになるので。

彼にも、あんな感じであまり力みすぎず頑張ってほしいです。
どうか無理をしすぎて、心と体のバランスだけは崩さないよう。

学生時代の友人と。

2005-01-09 16:54:44 | 日々のこと
昨日の夜9時頃、大学時代のゼミ仲間から電話が来ました。
新橋で飲んでるから、これから来ない?とのこと。

すでにお風呂に入り、パジャマでくつろいでいたのですが、
ぱぱっと着替えて化粧して、行くことにしました。

結局集まったのは、6人。
ある男の子が3月にパパになるので、そのお祝いをかねた飲み会です。

人間30才近くなると、いろんな人生が見えてきますね。

バイトをしながら役者を目指していたけれど同棲中の彼女に赤ちゃんができ、
この1月の公演を最後に役者をやめる決心をした、昨晩の主役の男の子。

4年前にネットで出会った女の子とできちゃった結婚、
今は2児のパパとして庭付きの家も建て、とても幸せに暮らしている男の子。

年下のかわいい奥さんと結婚したものの、彼女の金銭感覚が甘く、
知らぬ間にカードを破産寸前まで使われていたのが原因で今は別居中の男の子。

自分を探して派遣社員をしながら、いろんな大学・大学院を渡り歩き、
自分磨きのメンズエステにも通う彼女いない歴更新中の男の子。

テレビ制作会社で昨年ディレクターに昇格した、仕事に燃える女の子。


飲み会のおかげで「負け犬の遠吠え」のドラマは見損ねましたが、
よっぽど生生しくてリアルな「今」のはなしが聞けた気がします。


いつもなら終電をのがせば普通にタクシーに乗ってしまうけれど、
なんとなく始発が動き始めるまで、ファミレスで時間をつぶしました。


別れ際、間もなくパパになる彼へのお祝いもかねて、
みんなで最後の公演のチケットを買いました。
「チケット初めて売れた」と泣きそうな顔をする彼の、
最高の演技を楽しみに。

女コピーライター、真夜中の習慣。

2005-01-07 02:35:23 | 日々のこと
できるだけ毎晩、お風呂にお湯をはります。
そして、大体1時間は入浴してます。

これ、コピーライターになってからはじめた習慣。

こんなに長時間、お風呂の中で何をしているかというと、そう読書。
ハードカバーの本を、大体3日で読み終わる感じでしょうか。

「お風呂の中に本なんて!」と驚く人がいる一方で、
実践している人も多いんですよね。
本がシワシワになるのではと心配になりますが、意外と平気。
濡れた手でさわったり、水をかけたりしない限り、
ハードカバーの本ならほとんど変化ありません。

とはいえ、新品の本を持ち込むのはなんとなく気がひけるので、
わたしは専らブックオフの100円コーナーなんかで購入したものを
持ち込んでます。
(ちなみに図書館の本を持ち込むという不届きものの友人も!)

なぜこのお風呂で読書を始めたのかというと、
できるだけ文章に触れている時間を増やしたかったから。

実はわたし、一時期とつぜんコピーが書けなくなって
困ったことがあったのです。
もちろん、今でもそんなに書けるわけじゃないですが、
そのときは、何を書いても、硬い説明文みたいになっちゃって、
どうしようもなくて。
コピー年鑑なんかを写経したりもしたのですが、だめでした。

で、半分やけになって手当たり次第小説を読み始めたんです。
それこそ新刊から、ブックオフで100円のものまで。
そしたらだんだん肩のチカラが抜けてきて、
気持ちよくコピーが書けるようになってきた、気がしました。
とりあえず、行き止まりからは脱出できたというか。

もともと子供の頃から本は大好きだったのですが、
仕事が忙しくなるにつれ、読書から遠ざかっていたんですね。
でも私には本が必要だ、特に言葉を書く仕事をするようになった今、
本は私のコトバ脳を刺激してくれる大切なものだと再認識しました。

だからお風呂の中だけでなく、文庫本も常に持ち歩いて
通勤時間や空き時間にはひたすら読書してます。
なんて、コピーライターの方はたいていやってらっしゃることですかね。

ええと、余談ですがお風呂読書のおかげでお肌の調子も上々です。
ほんとにおすすめ。

お正月ボケ、一気にさめました(笑)。

2005-01-05 13:48:59 | 日々のこと
今日は、仕事はじめ。

朝いちばんに、新年度の年俸提示がありました。
年末の評価はまぁまぁだったので、
小指くらいは上がるかしらと思っていたら、
その爪の先くらいしか上がってませんでした。残念。
しかし、見習の立場は晴れて卒業です。
これからは、ますます腕次第。

ちなみにACCの金賞をとったら、100万円上げてやるといわれました。
逆にいうとそれくらいできなければ、このままだということ。

転職の際、親からは「契約社員なんて大丈夫なのか?」と心配され、
「プロ野球選手だって年俸契約でしょ。クリエイティブも実力の世界。
実績あげてガツンと稼ぐのよ」と威勢良く啖呵を切った私でしたが・・・。
やっぱり現実はシビアですね。

でも、もちろん頑張ります。
負ける気がしないし。(←何に?)

ことしは美しく。

2005-01-04 03:39:35 | 日々のこと
ちょっぴりさぼってしまいました。
ちょくちょくのぞいてくださっていた方、ありがとう。

ええと、お正月は実家でのんびりすごしてました。

元旦に携帯のメールアドレスを変更し、
知人たちに年始のあいさつも兼ねてアドレス変更メールを送ったのですが、
いや、レスポンス率のよいことったら。

しばらくごぶさたしていた方から、メール不精の人まで、
みんながみんな、ものすごい早さでお返事をくれて、可笑しかったです。
お正月が暇なのは、同じなのですね。(もちろんわたしも)


ところであなたの、今年の抱負はなんですか?
わたしは、これ。
『人間としてうつくしく、生きる』

清廉潔白に、とかそういうことじゃなくて、もっともっと基本的なこと。

ここ3年、カップ麺のお湯を沸かす以外にほとんど火を使っていないこととか、
着てないのに捨てられない服の山、部屋の隅にたまったホコリ、お風呂のカビ、
お肌が作られるはずの深夜0時から3時に、寝ないでテレビを観てること、
土曜も日曜も、予定がなければ食事以外はずーっと寝ていることとか、
そういうの全部!!!!!!

今年はやめます。あらためます。

このままじゃ、28歳独身女性として、あまりにももったいない感じがする。
・・・といまさらながら気づいたわけで。

まずはじめに、正月休み最後の4日はお部屋の掃除をしっかりやります。
お風呂用「カビとりハイターストロング」をはじめ、準備は万端。
大掃除は年末に済ませろなんてことは、いいっこなし。

ああ今年はなんだか、すてきな一年になりそうだわ。
では、おやすみなさい。
(まずは明日、ちゃんとお昼前に起きることから)