午前四時半。
とりあえずシャワーを浴びに帰宅すべく、
会社の前で客待ち中のタクシーに乗る。
走り出してしばらくすると、
運転手さんが話しかけてきた。
「こんな時間までお仕事?」
「あ、はい。」
「大変だねぇ」
「あ、いえ」
「…それにしても、お宅のビルから明け方出てくる人は、ひとりもグチらないねぇ」
「…え?」
「ほかの場所で待ってると、
たいていのお客さん、グチりだすんですよ。
こんな時間まで働かされていやだとか、
もう辞めようと思ってるとか」
なんだか、笑っちゃったけど、
うれしかった。
この仕事が本当に好きで
集まってる人が多いんだなと。
ていうか、好きじゃなきゃ
やってらんないというのもありますが。
とりあえずシャワーを浴びに帰宅すべく、
会社の前で客待ち中のタクシーに乗る。
走り出してしばらくすると、
運転手さんが話しかけてきた。
「こんな時間までお仕事?」
「あ、はい。」
「大変だねぇ」
「あ、いえ」
「…それにしても、お宅のビルから明け方出てくる人は、ひとりもグチらないねぇ」
「…え?」
「ほかの場所で待ってると、
たいていのお客さん、グチりだすんですよ。
こんな時間まで働かされていやだとか、
もう辞めようと思ってるとか」
なんだか、笑っちゃったけど、
うれしかった。
この仕事が本当に好きで
集まってる人が多いんだなと。
ていうか、好きじゃなきゃ
やってらんないというのもありますが。