涙色

小さい頃、碁に負けてよく泣いていた
特に同じくらいの棋力の子に負けるとワーワー泣いていた
成長するにつれ、ワーワーからシクシクに。。。
小学校高学年になると、シクシクを堪えるようになった。
中学に入った頃には、がまんすることもなくなった。

が、院生に入って入段する１年位前に、院生手合いであまりに悔しい負け方をして
トイレでひっそり泣いたことがある

碁に負けて泣くなんて、子供の頃の話、、、
なんて思っていたが、プロになってからも悔し泣き、呆れ泣きを一回づつ経験した。

もうすぐ４０歳になる先輩棋士は、最近、碁で、悔し泣きをしたという。
自分が４０歳になった時、悔し泣きをするだろうか。
泣けるくらいの情熱を持ち続けることは素晴らしいことだ！

囲碁で嬉し泣きをしたことはまだない。
いつかうれしい涙を流したいなあ

ユニフォーム

先日、先輩棋士と一緒に関西総本部の野球部の新しいユニフォームを作るため、スポーツ用品店に行ってきました
　サンプルとかいろいろと見てたんですが、うーん悩ましい。。
はじめは「赤がええんちゃう？」とか言ってたけど、実際にみてみるとかなり派手な感じ。そんなに強くないチームやのに目立ったらあかんやろ、という事で却下。
　お店の人の話では最近は切り替え式（前と後ろで色が違ったりするやつ）が流行ってるとのこと。うんいい感じ
まだ決めてないんですが、何人かにカタログを見せたところ、日本代表風のが好評だったのでそれにするかも☆
　あとはチーム名ですな～。日本棋院やからって、あんまり囲碁にちなんだのとかは個人的にイヤなんですが。。なんかいいのないですかねぇ

読書

早くも７月ですねー。
毎日蒸し暑くて我慢していたエアコンを昨日からつけました。

今日のＮＨＫ囲碁トーナメントは、囲碁ステ仲間としてブログにも
よく登場していただいている、お髭の円田秀樹九段が出演されてはりました。
大竹先生を見事に破って一回戦突破
次の相手は高尾本因坊と強敵ですが頑張ってほしいです

最近本を読みました。
サラリーマンから将棋のプロになられ、一躍有名になった瀬川昌司さんの
「泣き虫しょったんの奇跡」です。
瀬川さんが将棋を始めた子供時代から、奨励会時代の事、
そしてプロになっていく経緯などなどが書いてあります。
境遇が似ている囲碁棋士として共感するところもたくさんありました。
内容も良かったですし、瀬川さんの文章力も見事で一気に読んでしまいました。
プロのなってまだ８ヶ月で、これからの活躍に注目です。
瀬川さんのブログ「瀬川昌司のシャララ日記」もチェックです

あと将棋の本では「聖の青春」は何回読んでも泣けました。この本もかなりのおススメですよー。