ちくん先生 サイコー

今日はリコー杯ペア戦の準々決勝＆準決勝でした。
先週に引き続いて解説会の聞き手を務めました。
今回の解説はマイケル・レドモンド九段です。
レドモンド先生はいつもニコニコとってもやさしい先生です
ヨセでの地合計算は毎回どっちが何目勝っているかピッタリです

準々決勝の解説会が終わって、棋士の休憩室で休んでいると
続々と対局者の皆さんがやってきました。負けたペアは、
あの場面で、あそこに打ってれば勝ってたよねーとか、悔しそうでした。

そこへ趙治勲先生がやって来られました。
「負けたら一局で終わりだから予定がくるっちゃったよーどうしようかなー」
と、対局の興奮冷めやらぬといった感じでした。汗もかいてられてたし
それからみんなと数分談笑していたら、
スタッフの人　　「準決勝の方はそろそろ対局場に移動して下さい」
チクン先生　　「みんな行っちゃうのー」と寂しそうでしたので、すかさず
私　　「先生！じゃあ解説会で少しトークショーやってくださいよー」
と冗談で言ってみましたら、
チクン先生　　「そうだね、じゃあ今から行こう」
と、めっちゃあっさり解説会場へ移動されたんです。

「えーーーー、ほんまに」

解説会は対局が始まってから１５分くらいしてからの予定でしたが、
すでにお客さんは立ち見状態で待っておられました。
そこへチクン先生突然の登場で会場は大拍手
「レドモンド君が解説だけどトイレから帰ってくるまで、ちょっと解説しますから～」
チクン先生のトークほんま最高でした一言しゃべるたんびに大爆笑なんですわ
お客さんに話しかけるような雰囲気で一体感を感じました。
なんなんでしょうねーあの皆を惹きつけるトークは。。。
囲碁ステでもこんなトーク目指さな（メモメモ）。
あ、でも、チクン先生だからこそのトークだから私とかこんなすごいのは無理やねん。

１５分位してからレドモンド先生の顔が見えました。
本来はレドモンド先生の解説会でしたけど、ここで盛り上がってるチクン先生を帰すわけにはいかないと思い、レドモンド＆チクン先生のお二人での豪華解説会に。
私もヤッシーと横で聞いていて笑ってばっかりでした。
準決勝の２局が中盤過ぎたあたりで、「マイクが重くて手が痛くなった」
と、チクン先生はそう言ってさりげなく会場から消えていかれました。

いやー、今日来られたお客さんは（私も＾＾）大ラッキーだったのではと思います。
こんなチャンスはないと、趙先生と一緒に写真撮ってもらって
囲碁ステに載せようかと思ったら、
デジカメにチップを入れてくるの忘れていました。。