今後マネジメントは、技術とその用途を基盤とすることはできなくなる。
それらのものは制約条件にすぎない。
マネジメントが基盤とすべきは、顧客にとっての価値であり、支出配分についての顧客の意思決定である。
経営戦略はそこから出発しなければならない。
:経営の真髄 上p131
ここでいうマネジメントは経営者もしくはマネジメントチームと訳した方が分かりやすい。
マネジメントは「一緒にやればもっとできる!」ということを信じ、コミュニケーションを構築してその時の状況となすべきことを考え抜いて行動する以外にない。
ここでポイントになるのが、コミュニケーションの構築である。
コミュニケーションの構築には時間を要するだけでなく、相手の習慣と関係性が大きく影響する。
コミュニケーションを構築して、顧客にとっての価値と支出分配についての顧客の意思決定について話し合わなければならない。