事業は儲かったり損したりするものという根本観念にまちがいがある。
社会を良くするために行うものである。
社会に対して継続した貢献を行うために、事業経営は常に利益がともなうべきものである。
:「松下幸之助 日々のことば」
事業は顧客のニーズに応えられたり、応えられなかったりするものであるともいえる。
事業というと経済に意識が行きやすいが、事業の本質を表す表現である。
「事業経営は常に利益がともなうべきものである」だけを切り取ると本質が見えなくなる。
利益は結果であって、大切なのは継続する結果でありそのためのプロセスである。
結果が継続して得られなくなった際には、理論は現実に従うことを認識し、原因を明確にする必要がある。