今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから
・上の人たちが決めたことを遂行できる組織でなければ、組織として学びを得られずに長期的に衰退してしまう。
・現場の人たちが判断してやめてしまうと組織としての学びが得られなくなり、衰退してしまう。だからこそ、現場の人が上の人が決めたことに対して逆らってはいけない。
・その会社において、その事業やその人にとっての最適解を見極めていくのが良いマネジメント。
・いちばん良いのは、上層部に「それで」と言わせること。上層部に答えを求めるよりも、一度自分たちが良いと思う案を提案してみることが大事。
・性格と「依存的か、自立しているか」という考え方は切り離して考えたほうが良い。
・組織が大きいと、組織として凡人性が強くなる。法人という人格ができ上がり、凡人っぽくなっていく。基本的に、それを壊せるのは創業経営者的な人。
・先天的な共感力が低かったとしても、自分の思考習慣を変えることで自分の人格をより良くできる。
・自分とは違う行動原理で動いていることを知ればショックを受けにくくなる。「なぜこの人は自分のことを分かってくれないのだろう」と思うのは、ペンギンに空を飛ばせようとしているのと同じであり、お互い様でもある。
・相手の価値基準に合わせた指示や管理の仕方ができるようになると良いリーダーになっていく。良いリーダーになろうとするのではなく、良い意味で人を手のひらの上で動かすような動きが重要。
・自分の思考習慣を変えていくためには時間がかかるし、経験も必要。時間をかけることで、表面上は笑顔だとしても冷静に見ることができるようになる。一気に変わろうとしないことが大事。
・これまで全くやったことがないような仕事を無茶振りされて、それをなんとかやりきったとき人は成長する。非連続に成長を続けている偉大な企業は、この無茶振りをうまくコントロールして作っている。
・0から事業を作る能力がいちばん市場価値が高い。資本主義社会でお金を稼いだりお金を動かしたりするという観点で見ると、事業を作れる人に最も市場価値がある。
・大きい会社に入ったということは、既得権益が強い傾向があるので年収が上がりやすい。
・本質的な市場価値で言うと、長期で見たときにその人が本当に活躍できるかどうかは、どれだけ事業を作る能力があるかにかかっている。ここで言う事業を作るとは、0から起業する能力というよりは「自分の言いたいことをきちんと言う」「答えがない中で答えを出す」ということ。これは既存のルールをきちんと学ぶことも含めての能力。そのような観点で見たときに、大企業の組織化された中の末端に行けば行くほど新しい挑戦はしづらくなる。