著者は、Rule37項【常識に立ち戻る】で『「いろいろな方法を試してみたけど、どうしても
ものごとが続かない」という人がいる。
そういう人の中には、「親との関係がよくなかった」というケースが意外と多いのである。
子どものころの嫌な記憶がよみがえり「こんなことをして何になるんだろう」と、強い反発心
が湧き上がってくるのである。これを、心理学的にはT受動的(消極的)反抗」と呼んでいる。
こういうタイプの人は、「なぜ自分は反発したくなるのだろう?」と、自分で自分がわからな
くなっていることも少なくない。また、親に否定され続けて育った人も、モチベーションが続き
にくい傾向がある。
では、こういう育てられ方をした人は、どうやって克服すればいいのだろうか。
まずは、「常識に立ち戻る」ことだ。
親からどんな教育を受けたとしても、いまから過去に戻ってやり直すことはできない。
だから、自分自身の考え方を変えることだ。
過去にしばられて生き続けるのは合理的ではない。
ならば、まず、常識に立ち戻って考えてみることだ。』と言っています。
それでは、本文紹介です。
Rule37 常識に立ち戻る
「いろいろな方法を試してみたけど、どうしてもものごとが続かない」という人がいます。
そういう人の中には、「親との関係がよくなかった」というケースが意外と多いのです。
たとえば、厳格な栽に育てられ、「習いたくもないピアノのレッスンに無理やり連れていか
れて、ちょっとでも練習をサボったらひっぱたかれる……」といった経験のある人は、何かを
続けること自体に抵抗感を持っています。
大人になって自主的に「英語の勉強をしよう」と思ってみても、子どものころの嫌な記憶が
よみがえり「こんなことをして何になるんだろう」と、強い反発心が湧き上がってくるのです。
これを、心理学的には「受動的(消極的)反抗」と呼んでいます。
こういうタイプの人は、「なぜ自分は反発したくなるのだろう?」と、自分で自分がわからな
くなっていることも少なくありません。
◎ブレーキをかければ止められる
また、親に否定され続けて育った人も、モチベーションが続きにくい傾向があります。
たとえば子どものころ。新しいことを始めようとするたびに、
「そんなことをしても意味がない」とか、「どうせ続かないでしょ」などと言われた経験は
ありませんか?かといって何もしないでいると、「ぼIっとしていないで、何かしたら?」
と責められるのです。
親にしてみれば、それなりの考えがあって言っていることかもしれません。
しかし否定され続けた子どもにしてみれば、納得のいかない話でしょう。
アクセルを踏むたびに親からブレーキをかけられ、逆に自分がブレーキを踏もうとすると、
親がアクセルを踏んでくる……。
これでは、何かを続けることが困難になってしまいます。
では、こういう育てられ方をした人は、どうやって克服すればいいのでしょうか。
◎過去にしばられない
まずは、「常識に立ち戻る」ことです。
親からどんな教育を受けたとしても、いまから過去に戻ってやり直すことはできません。
だから、自分自身の考え方を変えるのです。
「もういい加減、親の影から解放されてもよい時期だ」と気持ちを切り替えてみるのです。
あまりにも親が「部屋を片づけなさい」とうるさく言うものだから、「頭にきてもっと部屋を散
らかした」という人のエピソードを本で読んだことがありましたが、常識に立ち戻って考えて
みると、部屋を散らかして困るのは自分白身であることがわかるでしょう。
同じように、イライラして「英語の勉強なんてやめてやる!」と叫んでも、自分以外の人間
は、痛くもかゆくもないのです。
過去にしばられて生き続けるのは合理的ではありません。
まず、常識に立ち戻って考えてみましょう。
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過去と他人は変えられない!!
変えられるのは、未来と、自分!!
爺さんが、日頃から、自己点検で思う、先人の教えであります。
今、紹介していますこの本(ハウ・ツウ本)も、先人たちの、教えが多く感じ取れます。
一日一項を目標に、読み進め、ブログで紹介させて頂いています。
そういえば、爺さんの座右の銘?の
”だるまさん、だるまさん、手足をお出し、自分の足で歩いてごらん”
まだ幼少の頃(小学5,6年生)急に降りてきた?のだが、
15で故郷を出たのも、この言葉があったからか?などと、思っているのである。
何故、この言葉が、心に残っているのか?、本で読んだのか?、はたまた???
なのである。
色々、調べてみたけど、発見に至りません。
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