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すきこそもののあはれなりける

深い意味はありませぬが分かる人には解る。判る人は友達になりませう、日々想うことの記録など綴っていきませうか・・・

湖北の白い冬 鳥編

2009年01月31日 | Freedom 飛翔! 鳥撮り





毎年この時期になりますと、雪の積もり具合と晴天の日の組み合わせを気にしてしまい、
毎日、週末の天気をチェック、一喜一憂しております。
それで何をしたいのかと言いますと・・・

下の写真をどれだけ綺麗に鮮やかに撮れるか?!
ただこの1点に集中しております。

タイトルは何年も前から決めておりまして、「湖北の三白}
湖岸に白く積もった雪の向こうに、同じく雪の伊吹山に白い雲がたなびき、湖岸に佇む白鷺、
寄せる波の波頭は白く砕け、欲を言えば遠くに白い観光船・・・

過去に一度だけ、釣りをしながら、そんな風景を目にいたしました。

それ以来あの日の景色を求めて幾星霜・・・


しかし、今日のところはこれが目一杯! 













条件的には、光線の具合を考えれば朝よりも斜光線、もしくは順光になるぐらいの時間帯、
そしてなによりかにより、空気が冷たく澄みきっていなければならん!
空気が淀むから、無風でもイカンで、やや風が吹いている必要もある。
テクニカル的には、圧縮効果が高い望遠レンズで、明るく切れのいいのが必要、等々。

なかなかすべての条件が揃わんわい。



あ~、白い冬でしたね、
まずは鷺です。
コサギ、チュウサギ、ダイサギ、いろいろありますが、白鷺なんだ!




 







そしてお次の白いのは、ハクセキレイ、
どうもセグロセキレイみたいな気がせんでもないけど、今日はハクセキレイです。

シロとクロの区別は、見かけではほとんど分からんらしく、鳴き声で判別するらしいです。




 










お次は「トンビ」または「トビ」、実にありふれた留鳥です。
どこが白い冬なんだといいますと、飛んでる時に他の猛禽類と簡単に見分けるには、
風切り羽のところにある斑が目印!(実に無理やりだなぁ、おいっ)





 






下の2羽、ケンカしております。
しかし鳴き声がピーピーヒョロロと牧歌的なもんで、全然迫力ありません。
猛禽類のクセして、元来、雑食性でスカベンジャー的な連中ですからねえ。
カラスとケンカしても負けとるし・・・





 







こっから一挙に場所を移動しまして、湖北は最北端の大浦にあります、釣りのポイントでは
超有名な大浦お墓前へと移ります。

まずは白とは関係無いけど、「ねこ姉さん」からのリクエストで、湖を背景の狛犬でした。

昔から不思議なんですが、なんでこんなところに狛犬が?
神社が湖の中にある訳でもないのにねえ。





 




そして、そして、これが本日のメーンエベント!になるはずだった「オジロワシ」!
実に不鮮明でボケボケです。 

載せるかどうか悩んだんですが、初見だし証拠写真と言う事で・・・

現場に着いた時は、朝から4時間も飛び立つのを待っているという、バズーカレンズ構えた、
お年寄りたちが。
一言言わしてもらえば、もう少し他人様に迷惑にならんような駐車をしなさい!
ほんとええ年ぶっこいてんだから、もうちょいわきまえなさい。
どうも鳥撮りやってる連中には、非常識なのが多いようです。

ところで、使用レンズは300mmのズームレンズに、1.7倍のテレコンかまして
手持ちでやったんですが、ブレを防ぐためにISO800に設定したもんだから、
画像が粗いわ、アマイわ、キチャナイわで・・・どうも言い訳ばっかしですが・・・

しかし、私はウンがいい!(by シャー)
到着して10分ぐらいで飛び立ってくれました!




 




飛んでくれたは良いけれど、あまりにも突然で慌てたもんだから、ピント、露出とも、
もう無茶苦茶でござりまするがな。
しかし、手持ちで撮ってた自分はまだましな方でして、バズーカレンズ、三脚の連中には
手の施しようも無く、ただ見送るだけと言うのもいたりして。
4時間も待ってたのにねえ・・・

この後、オワシは、湾の対岸に飛んで行きよりまして、
スーパー遠視の老眼の年寄りの言う事によりますと、オオワシと縄張り争いして
ケンカして、珍しく優勢だったそうです。
俺にはちっとも見えんかったけど・・・


下は待機中に暇つぶしに撮ってた赤い実を、
こんなことやってっから、慌てることになるんだよなあ。





 






もはやここまでくると、タイトルの白のことなんかどうでもよくなってきた、
実のところはシメの1枚がないだけなんですが、悩んだ末、飛行中のカイツブリなんぞをば。














次回はようやく白ニャン達にいけそうです。   



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ありがとう (ねこおばさん)
2009-02-01 21:54:14
湖の向こうに神社があるのかなぁ?琵琶湖を守っているのかなぁ?
片方の耳がすこし倒れ気味で、小首を傾げたようにも見えて、可愛い!

白・白・白~。 こんなに羽がなびいてるのは見たことない。キレイですね。
目を通る黒線があるのがハクセキレイだそうですよ。完璧なシロですね
カイツブリって、カンムリカイツブリ? 飛んでるシーンに

次の白ニャンもまた楽しみです
返信する
Re ねこ姉さん (Iga)
2009-02-01 23:45:50
目のところに黒線あるのがハクセキレイ?
遠目に見ても、そんなんさっぱりわかりまっしぇん!
それにしても最近、ハクセキレイが生息地をやたらと
拡張していると思いません?
大阪の街中でも普通に見かけるようになったし・・・
鳥達も、逞しく環境適応しておるんでしょうなあ。
返信する

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