
上の写真(出典:東京の夜景)は 豊洲駅前の 船着場からの風景。
対岸右側に 富士山。その手前に晴海の「東京オリンピック施設 建設予定地」の空地
レインボーブリッジと富士山の間に見える 微かに光る小屋が 晴海突端の「晴海客船ターミナル展望台(高さ44m)」。
海辺の新開地「晴海」の
東京オリンピック施設 建設予定地、
「2016オリンピック招致の スタジアム 建設予定地」
「2020オリンピック招致の 選手村 建設予定地」は、
2016年1月現在 広大な空地になっています。
さて問題です。晴海埠頭前の この広大な空き地は
空地になる前の 1959-1996年には いったい何だったでしょう・・・
解答例:
年間600万人超の来場者数を記録した
晴海の国際見本市会場(1959-1996)所在地
晴海の国際見本市会場では 一日 10万人超 を集める イベントが 育ちました...
東京モーターショー (二週間で 100-150万人)、コミックマーケット (二日で 20万人超...) 等々
(晴海(1961頃):正面奥に 東京の町の入口 永代橋。左に 築地と 埋立地を結ぶ 勝鬨橋。
手前の埋立地(晴海)の中央に 国際見本市会場。その手前の空地には 海外大型客船の 乗場ができました)

(東京モーターショー1962)

(以上の2枚は 東京都中央区立図書館の資料より)
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(以下詳細)
1940年 皇紀2600年を名目に
東京オリンピックと 万国博覧会(会場:晴海)の開催が予定されていましたが、
どちらも戦争で中止になりました・・・
cf.万国博覧会(1940)と勝鬨橋(晴海通り)
cf.東京オリンピック(1940)に向けて1936年に発売された 古川緑波(ロッパ)「♪東京オリムピック」
1955年 「晴海埠頭」整備
1957年 晴海埠頭行き貨物線「晴海臨港鉄道」開通 (1989年廃止):地図は叩くと大きくなります
(東京港臨港鉄道路線図:その後「月島川」左に「勝鬨駅」、「豊洲埠頭」下に「市場駅」が新設されました)

晴海臨港鉄道開通 1957年:東京都港湾振興協会 東京みなと館の資料より

晴海埠頭1967年頃:東京都港湾振興協会 東京みなと館の資料より

1959年 晴海「国際見本市」開場。1996年閉場
ここで東京モーターショーは二週間で100-150万人を集めるイベントに育ち、
コミックマーケットは二日で20万人超を集めるイベントに育ちました
(晴海(1961頃):正面奥に 東京の町の入口 永代橋。左に 築地と 埋立地を結ぶ 勝鬨橋。
手前の埋立地(晴海)の中央に 国際見本市会場。その手前の空地には 海外大型客船の 乗場ができました)

東京モーターショー1962

(以上の2枚は 東京都中央区立図書館の資料より)
2016年1月現在、築地市場を挟んで 「勝鬨橋(晴海通)」の すぐ隣(下流側)に整備中の 「築地大橋(環状二号線)」
東京オリンピックの「スタジアム/選手村 建設予定地」「築地市場/豊洲の新市場」「海の森」等を結びます

(*)「晴海通」は「内堀」に続く通、「環状二号線」は「外堀」に続く通
晴海埠頭の「国際客船ターミナル(1991-)展望台」からは、
豊洲の新市場、台場の島々、レインボーブリッジ、
東京港の各埠頭(大井、品川、芝浦、日の出、竹芝)等々を 一望することができます
晴海埠頭から見た東京オリンピックスタジアム2016のある沖合風景イメージ
:正面にレインボーブリッジ。その右手前に芝浦埠頭、日の出埠頭...

(芝浦埠頭の下の方にある大井埠頭から、時計回りで...)
大井埠頭:貨物の埠頭。麒麟型のクレーン20基
品川埠頭:貨物の埠頭。麒麟型のクレーン 4基
芝浦埠頭:貨物の埠頭。運河からは 東京湾内の 豊洲や台場を行き来する 高速客船「urban launch」
日の出埠頭:東京湾内の豪華遊覧船「シンフォニー」、浅草行きの船。伊豆の島々に行く様々な客船
竹芝埠頭:東京湾内の豪華遊覧船「21世紀(ヴァンテアン)」, 要予約 無料の 視察船「新東京丸」(東京都港湾局)等
(地図中央)
晴海埠頭:海外の大型客船等
(豊洲駅左上の船着場)
豊洲駅の船着場:石川島造船所の造船工場を 海辺の景色を楽しめる 大型商業施設 + 船着場として整備。
芝浦や台場を行き来する 高速客船「urban launch」、宇宙船「ヒミコ」等を楽しめる豊洲駅の船着場。
冒頭に挙げた晴海の写真は、この船着場奥の商業施設(アーバンドック ららぽーと豊洲)からの写真
(対岸左がレインボーブリッジ。対岸正面が 晴海客船ターミナル展望台。対岸右側が 晴海埠頭)
