家ねこの背伸び 山ねこのあくび

好きなアップルパイ、料理下手の簡単料理、山や植物のこと。
思いついたこと、興味のあること のんびりとつづってます。

洋裁教室・・はじめますか?!

2024-06-27 | 日記

今日は、朝からお客様のお宅にお邪魔。

 

お客様っと言っても 5年前までやっていた洋裁教室の生徒さん。

私が体調を崩し 洋裁教室を辞めてからは

年賀状のやり取りや 時々、お電話はいただくもの

お会いするのは約5年ぶり。

 

今、ご主人の介護などで忙しくほとんど家から出ないとのこと。

 

5年ぶりにお会いしましたが 変わらずお元気そう。

 

お気に入りのお着物数着を

リメイクしてほしいとのご依頼。

有難くお受けしました。

 

お話をする中で 洋裁教室の話になり あの頃は楽しかったね~っと。

お客様ご自身としては まだ 洋裁をしたいけど なかなか 一人では続かない・・・とため息。

 

そこで・・

「月 一回 洋裁教室しましょうか?」っとご提案したところ

嬉しそうに

「やってくれる?」と返事が返ってきました。

実は・・なかなか言い出せずにいたご様子。

 

 

別の元生徒さんにも 「洋裁教室を・・」っと頼まれ

3か月前ほどから その生徒さんのお宅で 月一回教室をはじめたところです。

 

 

 

正直に言うと・・今年の初めまで まったく 洋裁教室をする気などありませんでした・・。

 

なぜなら・・洋裁教室は ほぼ一日 時間を取られてしまうので

他のお客さまの仕事がその分遅れてしまう・・ことや

型紙の準備やミシン・付属など教室以外のところでも手間と準備がかかる・・などなど

気持ち的にも体力的にも負荷が大きい。

なので ずっと教室の再開を避けてきました。

 

 

 

ですが・・

今年の初め・・別のお客様との何気ない会話の中で

「人のために時間をさける人は なかなかいない・・。」という言葉に 

自分の気持ちの中で 何かが ぐるんっと回転しました。

 

 

 

”人のために時間をさく・・・”

 

そんなことを考えはじめた頃

元生徒さんから 洋裁教室の依頼が・・。。

 

 

 

5年前、洋裁教室を辞める前まではかなり体に負担をかけてました。

リメイクの仕事以外に洋裁教室のサンプル作りや型紙の準備・・

毎日寝るのは深夜2時。

間に合わない時は 明け方4時まで準備に追われ・・

身体が限界に達していた時 身体が悲鳴を上げ病気の発覚・・。

それ以来、絶対に無理しないっと仕事の量を減らしたことに加え

教室も辞めることに。

 

洋裁教室を辞めると決めた時、一気に肩の力が抜け 心が軽くなり・・

その時はじめて

自分が思っていた以上に 負荷がかかり過ぎていたのだと気づきました。

 

それ以来この5年間・・無理しないむりしない・・っと自分に言い聞かせ

体を大事に 第一にしてきましたが

二回目の病気になり 治療を終えた今・・

なんだろう・・何かが吹っ切れた??

いい意味で

諦めがついた・・というか 

なるようになるさっ・・というか 

こわいものがなくなったような 図太い芯がドカンっと自分の中心に出来上がったというか・・。

 

 

月に一回くらい 

誰かが望んでくれるなら

洋裁教室をまたはじめるのもいいかな・・と。

 

臆病になり殻に閉じこもっていたこの5年間

この機会に 私も まず一歩 踏み出してみよう・・。

いろんなところに 負荷がかかり始めたら

その時、考えれば・・いいか

 

気負い過ぎずに

ただ 

みんなで楽しく

教室を続けていければ

それでいいか。

 

 

帰り際・・お客様から頂いたお花。

アガパンサスとグラジオラス。

床の間が 華やかになりました。

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