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・天気が回復したら寒くなる?

2005年10月28日 | 気象関係
 今日は、お天気の話をします。

 九州でもさすがに、10月後半ともなると寒くなってきました。しかし、10月の前半までは30℃を超える日も多く、どうなる事かと思われましたが!!

 北のほうの山では、初冠雪が観られたというニュ-スを聞いたように思います。やっと本来の姿に戻ったようです。

 さて、テレビの天気予報を見ていると、『明日の天気は回復しますが、気温はぐっと下がってくるでしょう!』という言葉を聞くようになりました。

 はて? なぜ天気が回復するのに寒くなるのか?

 夏の時期は、太平洋高気圧という亜熱帯性の空気に覆われていて、天気に周期的な変化は少なく、毎日毎日蒸し暑い日が続きます。

 これが、秋になると太平洋高気圧の勢力が弱まり、偏西風が日本上空まで南下してきます。

 そうすると、『~心と秋の空』といわれるように、周期的に天気の変化が起こります。
 
 それは、偏西風が蛇行している為に、高気圧と低気圧がぺアになっているからです。それが偏西風に乗って流れてくるのです。

 ☆ここで答えです。

 低気圧の次には必ず高気圧がやってきます。

 その高気圧は大陸の冷たい空気を持ってやってきます。

 この空気は絶対冷たいのです。

 なぜなら、陸地(シベリア)は海と違い熱容量が小さいので、太陽からの熱射が小さくなれば、当然陸地からの放射のほうが大きくなり、陸地は冷やされていくからです。

 こうして低気圧が通過した後には、必ず大陸から冷たい空気を持った高気圧がやってくるのです。

 その暖かい空気と冷たい空気の境目が、寒冷前線と言われています。

 これからの季節、寒冷前線が通過した後には寒くなるので、体調管理等気をつけましょう!