雪山は助け合い(?)

2006-02-13 | Car
今日はお恥ずかしい話で。。。
昨日、家族でスキーに行こう!ということで、近場のスキー場
へ行くことになりました。
実際のところ、そういう計画ではあったんですけど、急遽土曜日
出勤になり、しかも終電帰り(さらにモーグル見てしまう)で、
中止にしよう、って提案しようかなーと思ったんですが、寝坊して
起きると、家族はもうスタンバイ完了!でした。。。
そんなこんなで慌てて準備して出かけたのが間違いの元でしたが。

私の住んでいる大津市は南北に長く、南部は快晴でも、北部の
山間部は日本海側気候なのか、すっかり雪国になります。その中
にある割と小規模のスキー場へ向かったのですが、予想通り(?)
かなり雪深かったです。うちのクルマはFF+スタッドレスで平坦な
道は問題ないのですが、スキー場のふもとから駐車場まではかなりの
勾配で細い山道です。ここで、ふと重大なミスに気付いたのですが、
いつも積んでいるチェーンを、ちょっと荷物を入れ方際に載せ忘れた
のです!うーん、今さら引き返せないし、前回もチェーンせずに登り
きったので、いけるかな?と思って上り始めたのですが、次第に
「やばいかも・・・、途中で止まったら・・・」
と思うようになりました。
案の定、前方に立ち往生しているクルマがいて車列は停止。
止まっているうちに発進しようと試みましたが、「アカン・・・」
スタックしたときの復旧方法っていろいろあると思うけど、経験
してないとなかなか実際にできないものです。しかも後ろに列が
連なると・・・

ちなみに直後のクルマも同じ状況で、その後ろから様子を見に来る人も。
そのうちの一人の人と話してたんですが、しばらくした後、その人が
うちのクルマの前に自分のクルマでやってきて

「行けるとこまで引っ張ったるわ」
「このままやったらもう全然動かんからなー」

その口調は決して嫌みったらしくじゃなく、さっぱりした感じでした。
神様ーー!って感じで自分のクルマに乗り込み、緊張しながらハンドル
&ブレーキ操作。
登っていく間にも次々脱輪したり、目の前でアイスダンスするクルマ。。
・・・何とか無事にスキー場の駐車場に到着し

「もうこれで走れるやろー、まだ居ったからも一辺降りてくるわ」

と、神様。
私たちは何度も何度もお礼を言って、スキーも中止してそのまま山を
降りました。
はぁー。どぉなるかと思いましたが、このオジサンのほかにも後ろから
押してくれる人もいたりと、雪山での助け合いって本当に必要だなー、
と思いました。雪山走行に慣れてる人からすると、お前ら邪魔なんじゃ!
と思う人が多いかと思いますが、私もこういう経験を機に次回はこんな
ミスを犯さないように、と肝に命ずる共に、私も助ける立場にならないと
いかんなー、と思いました。。。次のクルマは4WD?

ありがとう!三菱デリカのオジサン!

このまま帰るのもガッカリなので、途中でやってた大津市雪祭りに
寄って遊んで帰りましたー、最初からこっちにすれば良かった。。