京都で暇つぶし

そのまんまです。時間ができたときの京都市内の徘徊記です。

25 法音院

2006-03-25 02:56:12 | 洛陽三十三
そのまま帰ろうかとも思ったのですが、東山通からあがっていく参道を
帰る道筋にあるお寺なので寄らせて頂きました。25番の法音院です。
門を入ると正面に寿老人のお堂がありますが、その右奥にある本堂に
不空羂索観音がいらっしゃいます。
まだこの界隈には多くのお寺がありますし緑も多くて好きな場所なので
また機会を見つけて参拝に行こうと思います。
全く関係ありませんが、泉涌寺に行く前に今熊野の商店街にあるさびれた
お店で食べた親子丼、おいしかった。

19 今熊野観音寺

2006-03-25 02:48:25 | 洛陽三十三




泉涌寺にあがっていく参道の途中で折れると今熊野観音寺です。
今回は先に泉涌寺→善能寺→というルートで回ってます。このお寺は
洛陽よりもむしろ西国十五番霊場として有名なお寺です。着いた時も
西国巡礼の団体客の皆様がバスで大挙していらっしゃってました。本
堂いっぱいにおいずるを着た団体さんがご詠歌をあげていて、その手
前ではツアーの方がみんなの御朱印帳とおいずるにもたった御朱印を
ドライヤーで乾かしていました。
参拝が終わって団体さんが出て行くとお堂はすっかり静かに。
ここはぼけ封じ、頭痛封じなどでも知られているお寺で、ご祈祷済の
枕カバーとかも売ってます。頭の手術を終えたばかりの父のために一
ついただいてきました。

18番 善能寺

2006-03-25 02:40:21 | 洛陽三十三



泉涌寺本坊でまとめて御朱印をもらった後場所を聞くと、丁寧に行き方を
教えてくださいました。泉涌寺から今熊野観音寺に行く近道と書いてある
小さな石段を下っていくと、その脇にありました、善能寺。もとは日本最
初の稲荷大明神として非常に栄えたそうですが、残念ながら今はその面影
は石碑と境内の社にわずかにとどめるのみです。新しいお堂は北海道で以
前あった「ばんだい号」遭難の遺族の方が航空殉難者の慰霊と事故の絶無
を祈願されて寄進されたものだそうです。
メディアでも日本では未整備の機体が見つかってみたり、新空港が相次い
で開港してみたり、EUが危ない世界の航空会社のリストアップ発表してみ
たりと空の事情をめぐる報道が続きます。御巣鷹の事故のとき、当初長野
側だと思われたため、それほど遠くはない実家のほうでは大騒ぎになって
いたのを思い出します。あんな事故は二度と繰り返してほしくないもので
す。

泉涌寺、今熊野観音寺

2006-03-25 02:28:16 | 洛陽三十三




まとめてアップしていますが、椿寺の翌日22日、大学は卒業式の振替休日。
それを利用して、18番から20番、25番と行ってきました。
18番の善能寺の場所が良く分からずに参道をひたすら登ってしまい、泉涌寺
の大門まで上がってきてしまいました。開き直ってまず20番の泉涌寺から回
ることに。
大門を入ってすぐ左手に折れると、楊貴妃観音堂があります。織田信長建立
の観音堂の中には、玄宗皇帝が楊貴妃の冥福を祈るために作られたという聖
観世音菩薩が安置されています。もとは秘仏だったそうですが、戦後になっ
て参拝可能になったそうです。入るとお寺のおっちゃんに「綺麗な観音様で
しょう」って言われましたが、美しいです。写真撮影不可ですので見たい方
是非行ってください。泉涌寺は仏殿も非常に立派かつ独特の唐様建築なので、
これも非常にいいですね。18番善能寺の御朱印もまとめて境内左奥の本坊で
頂けます。

30番 椿寺

2006-03-25 02:14:56 | 洛陽三十三



21日、通っている大学では卒業式でした。スーツやら着物やらの学生たち
の間をさっさと抜け出して、西大路一条から東に入ってすぐの椿寺に向か
いました。いつもはほぼ札所の番号どおりに回っているのですが、今日は
ちょっと予定を変えました。というのも、春のお彼岸に合わせてここの十
一面観世音菩薩がご開帳になるからです。
椿寺地蔵院は文字通り椿で有名ですが、その本堂の奥に観音堂があります。
前は良く通り過ぎるお寺でしたが、中に入るのはこれが初めてでした。
写真見えますかねぇ、格子の向こうにいらっしゃる観音様。

三十三間堂

2006-03-13 01:39:25 | 洛陽三十三
いつもは歩いて回っている巡礼ですが(というか、これを書いていて気
がついたのですが、結果的にすべて徒歩で回っていました)、この時期
三十三間堂は夏季よりも閉門が早いのと、少し出るのが遅れてしまった
こともあって、仲源寺からは京阪で七条まで行きました。
三十三間堂、やはりすごい人手です。あいにくの曇天模様でしたが、団
体さんやら海外からの観光客やら、まぁ人がいっぱい。それでも時間が
割合遅かったし日曜だったせいか、修学旅行のようなとんでもなく多い
人がいなかっただけ、今日はましだったと思います。
千体の千手観音像が中央の千手観音坐像を挟んでずらーっと並んでいる
風景は圧巻ですね。その前に並んでいる28部衆もそれぞれ非常に魅力的。
真ん中あたりに御朱印所があるのですが、混雑するからでしょうか、洛
陽三十三観音の御朱印は外の事務室で、とのこと。拝観を終えてから事
務室に寄って頂いてきました。
ここまで回って歩いていると、秘仏で見れない仏様も結構多いのですが、
今日はどちらも間近に見ることが出来るのでありがたいことですね。

16番の仲源寺

2006-03-13 01:30:39 | 洛陽三十三



ここ、祇園とか八坂に行かれる方は前通りかかったことあるんじゃ
ないでしょうか。南座の前をそのまま東に向かって歩いていくと、
祇園のお店の中に溶け込んでるお寺が仲源寺です。「めやみ地蔵」
という方が有名でしょうか。
写真正面の地蔵菩薩の右手前に千手観音像がいらっしゃいます。重文
です。街中に何気なくそういうお像が置かれているというのは何か
素敵ですね。

梅の季節

2006-03-10 21:49:45 | その他


大学に行く途中で北野天満宮に寄って来ました。
すっかり梅が満開、いい季節になりました。今日はあいにくの
小雨模様でしたが、梅を見にたいそうな人出でした。梅苑の梅
もほぼ満開、白梅やら紅梅やらいい見頃です。

空也上人のお寺

2006-03-09 00:56:11 | 洛陽三十三




清水寺の参拝を終えて茶わん坂をずーっと下っていくと、東山通に
出ます。通りを超えてまだまだ下ると、まず六道珍皇寺が見えます。
それも超えてまだまだ西に向かうと六波羅蜜寺が見えてきます。
六波羅蜜寺といえば、何といってもあの空也上人像でしょう。口から
念仏の6文字を表す6体の阿弥陀仏が出ている、あの像です。本堂でお
参りした宝物館で初めてご対面しました。間近で見るとやっぱり凄い!
他にも平清盛坐像とか、運慶・湛慶坐像とか、地蔵菩薩立像とか、こ
じんまりした境内ですが、見るべきものはたくさんです。
真横は六原小学校ですが、参拝を終えて通りに出ると拍子木の音が聞
こえてきました。リズムでピンときました。来週始まる花灯路の火の
用心お囃子組が練習しているのです。去年バイトでお囃子組の先導を
して歩いたことがあったので、すぐわかりました。清水でもスタッフ
のかたがライトアップの準備をされていました。スタッフとして参加
するのはとても楽しい経験でしたが、とにかく凄い人手です。今年も
きっと賑わうでしょうねー。

清水ラストは泰産寺です

2006-03-09 00:43:39 | 洛陽三十三




本堂の舞台からちょうど真向かい、左手の方に三重塔が見えます。
歩いていくと、奥の院からさらに小道を抜けて歩いていくと、泰産寺
があります。ここまで来る人はぐっと少なくなります。