京都で暇つぶし

そのまんまです。時間ができたときの京都市内の徘徊記です。

おまけ、青蓮院

2006-02-25 19:42:54 | その他



帰りに時間あったので青蓮院に寄ってきました。
僕ここの門前にあるクスノキ大好きなんですよね。丸山公園から
知恩院抜けて青蓮院に向かう道沿いに、クスノキの巨木が何本も
連なってます。ものすごい大木で、しかも樹勢に衰えの様子もなく
枝ぶりがすごいんです。真下から見上げると樹に包まれている圧倒
感があります。以前「花灯路」のバイトでここをスタートに子ども
達の火の用心のお囃子隊を引率して歩いた事がありますが、その時
からずっと気に入ってました。
中の庭園も凄く綺麗で、静かです。来月辺りライトアップされると
思いますが、あまり混んでしまうと見づらいのでちょっと…。今日
は週末なんですがそれでもおまいりする人も少なくてよかったです。

9番、青龍寺

2006-02-25 19:33:40 | 洛陽三十三


今日は2つにしておこうと思ったですが、大蓮寺が終わって時計を見ると
まだかなり時間が…。実は9番の青龍寺は7番から行った方がよっぽど早い
のですが、まぁのんびり回ってることだし、まぁいいか、ということで
再度八坂さんの南まで戻ることに。
ここは本当に知らなければ通り過ぎてしまうようなお寺さんです。今回の
洛陽三十三観音巡礼の復興でもなければまず入ることもなかったでしょう。
観光客の多い八坂の塔、高台寺の山門の真横ですから通る人は凄く多いの
ですが、脇のくぐり戸をそっと入る感じで、一般の観光客にはまったくご
縁のないお寺です。
御朱印をお願いすると、奥様のような方が。
奥様「今日は本当に暖かくってねぇ」
僕「ええ、本当にねぇ、あったかくなりましたねぇ」
奥様「まだ時間ありますし、この後まだ少し回れますねぇ」
僕「ええまぁ、でもぼちぼち回ってるんで今日はこの位にしようかな思うて
 るんです」
奥様「あ、そうですか」
なんて会話しつつ。
まだ時間あったので、青蓮院に寄って帰ってきました。

8番、大蓮寺

2006-02-25 19:25:42 | 洛陽三十三


続いては8番大蓮寺。東山二条から仁王門通り辺りまでって本当に
お寺の多い地域なんですよね。そのなかにあるのが大蓮寺です。
ここには八坂神社に観慶寺があった際の仏像・仏具が、その後明治
維新に伴う廃仏毀釈に伴い、このお寺に移されています。十一面
観音菩薩は本堂左脇に安置されています。お堂の中で本当は見たか
ったのですが、それとなく「中でおまいりできますかねー」と聞い
た所「外からお願いしているんですが…」とのお答え。残念に思い
ながらも、外からでも十一面観音菩薩を拝むことはできたので、
覗き込むように見て帰りました。

長樂寺から見た風景

2006-02-25 19:20:07 | 洛陽三十三




長樂寺は建礼門院と水戸藩のゆかりが非常に深いお寺です。
一枚目の写真で分かりますが丸山公園の裏手にあるだけあって
山の斜面に沿って伽藍が立ち並んでいます。裏手には頼山陽は
じめとする儒学者や水戸藩士たちの墓地などもあります。墓地
の傍らからは京都市内が一望できるスポットが。

さぁ今週も行きますよ

2006-02-25 19:15:46 | 洛陽三十三




今週も行きました、7から9番まで。
まずは7番、長樂寺。円山公園の上、といえば一番分かりやすいでしょうか。
週末、八坂神社から円山公園は凄い人手なのにちょっと上に登ったお寺は
とっても静かです。僕も今回のお参りまで正直言って知りませんでした。
時宗のお寺だけあって、一遍上人をはじめとする遊行上人像(重文)を見る
ことができます。僕の実家は一遍上人が踊り念仏をはじめたとされる小田切
の庄の直ぐ近くです。ご縁を感じるとともに、あんな度田舎までいらっしゃ
った一遍上人の熱意に驚かされます。

続いて6番。

2006-02-19 19:55:41 | 洛陽三十三






引き続いては6番の「くろ谷」でおなじみ金戒光明寺です。真如堂とはお
隣さんで、ちょっと歩けばすぐに着きます。ここでは重要文化財の「吉
備観音」を間近に拝観することができます。御影堂自体は昭和の再建な
のですが、洛陽三十三観音復興にあたり、御影堂に遷座されて間近に見
ることができるようになりました。何かみうらじゅん&いとうせいこうの
「見仏記」のような感じで見入ってました。(その前にちゃんと勤行はし
ましたよ)
 ここも非常に静かで本当によかったです。幕末がお好きな方は、ここ
に会津藩士の墓地があることでよくご存知だと思います。折角なので寄
ってみました。
 山門をあがって直ぐ、右手に折れると山の斜面に沿うように沢山の
お墓が立っています。石段をあがっていくと正面に三重塔が。中には
運慶作の文殊菩薩が安置されているとのことです。三重塔の手前を道標
に沿って左に折れて歩いていくと、ひっそりと会津藩士達の墓所があり
ます。お参りする人が絶えないようでした。ものすごく静かで、また
あの当たりは小高い丘になっているので市内も一望できます。もう何時間
も歩き続けているのに何の苦にもなりませんでした。
(その後も更に寄り道しながら歩き続けて家に帰る頃にはさすがに足じゅ
う痛くなってた…)
 京都はまだ春の訪れには遠いようで、景色がセピア色です。これから3月
に近づいていくにつれ、だんだん花が咲いたり緑が鮮やかになっていったり
するんでしょうね。季節の変化を実感できそうな春休みです。

続き(5番 新長谷寺)

2006-02-19 19:42:18 | 洛陽三十三
続いては、5番の新長谷寺です。真如堂の境内にあります。
寺町から歩いていくと、黒谷の方が近いのですが(黒谷の墓地はさ
んで真北が真如堂)、番号順に回りたいと思って、わざとぐるっと
回り込んで行ってみることにしました。白川通りから真如堂に上が
る道があるので、そっちから行ってみることに。本道の真裏に出る
のですが、誰にも出会わずにお寺まで到着。わざわざこっちから来
る人なんていませんでした。
新長谷寺は本堂の左手前にひっそりと建っています。こんな機会で
もなければ絶対にお参りする機会もなかったと思います。
 その後本堂にもお参りし、ご朱印をお願いしたついでに裏にある
庭園も見せてもらいました。庭と障壁画自体は新しいものですが、
それでも大文字を借景にした庭はとても綺麗で、紅葉の季節はすご
い人手のようですが今はほんとうに人も少なくて落ち着いてゆっく
り過ごせました。

5時間歩きっぱなし(4番革堂→6番くろ谷)

2006-02-19 19:35:50 | 洛陽三十三
今日も行ってきました、洛陽三十三観音。一日3つくらいが丁度いい
です。
昼くらいに家を出て、まずは寺町にある革堂へ。西国三十三箇所の
札所でもあるだけあって、休日でしたから他にも参拝の方、観光客
の方、結構来ていらっしゃいました。ご朱印をお願いすると、周り
はいい年のおっちゃんおばちゃんしかいなかったせいか、「まぁ若
いのに偉いわねぇ、何年生まれ?」なんて聞かれてしまいました。

三番の清荒神

2006-02-16 16:04:18 | 洛陽三十三
京大の東南アジアセンターの前にかかっている橋、荒神橋だったような。
河原町通りも「荒神口」という信号あったように思います。ここのお寺
のことを指すとは知りませんでした。ぱらぱらと雨が降る中急いで写真
撮りました。

二番の誓願寺

2006-02-16 16:02:24 | 洛陽三十三
こんな感じ。六角通りの突き当たり、公園越しに撮ってます。
よくお寺の前は通り過ぎていたのですが、中に入ることになろう
とは思いませんでした。