2回目の質問状の提出:2012年12月19日
返事の受理 : 12月28日
市原市企画部企画調整課より
2回目の質問と回答はこちらから↓
http://www.i-shiminnet.org/1shiryou/shityousya.pdf
市原市役所
市は昨年11/19に開かれた「災害に強い市原のまちづくりに関する
調査特別委員会」で新たな提案を示しました。
これまで市庁舎耐震対策案として、新築を含む4つの案を示してきましたが、
4つの案に代わる提案です。
①現庁舎敷地内に防災棟を増築する
②現庁舎は低層階を使用する、
③五井駅西口の旧イトーヨーカ堂ビルも使用する
④庁舎のあるべき姿は別途検討する
以上が新たな提案です。
10/22に締め切られたパブリックコメントには74名、また町会長からは
18名から意見が寄せられました。
詳細は市のホームページで公開↓
http://www.city.ichihara.chiba.jp/010kikaku/keikaku/cyousya4.html
いずれも市役所の耐震性が劣るなら、新築が良いのではないか、
その場合には市民への丁寧な説明と意見を聞く努力をしてほしい、
という内容が多かったとのことです。
11/9に開かれた有識者検討会(5名、議事録公開)でも同様の意見が
出されたことを受けて、変更されました。
新たな変更案についても、不明の箇所が多いので、2回目の質問をしましたが、
回答は残念ながら「今後、検討」「別途、検討」とされました。
上記の4つの新たな提案についての疑問に対する状況は以下のとおりです。
①新築する防災棟庁舎は仮設か、本格的な建物か不明
どの部署が入るのか今後検討
②現庁舎の低層階とは何階までを使用するのか不明
どの部署が入るのか今後検討
③旧イトーヨーカドーにはどの部署が入るのか、全体計画も不明
1月中には決定したい、とのことですが、上記の疑問のほかに
総事業費も不明です。
市役所機能を2か所3棟に分散することは、市民にとってどこに行ったら良いのか、
右往左往しそうです。
現市役所の低層階を庁舎として使用できるのであれば、
災害時に防災対策本部となりうる機能を暫定的に現庁舎内に
設けることがなぜできないのか、納得のできる説明が求められます。