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深緑の国有林「鬼泪山」

2009-05-18 11:38:04 | 産廃・残土・山砂採取に関する情報

          富津市佐貫から望む鬼泪山(5月)



 深緑の国有林「鬼泪山」ウオーキングに行きました。
春の知事選において、この山からの山砂採取を認めるか否かが争点となった山です。「鬼泪山国有林からの山砂採取に反対する連絡会」が3月に行った公開質問状によると、森田新知事は「いろいろな問題があることから、山砂採取には反対である」としていますので、注目をしています。
 鬼泪山は富津市の鹿野山の西の麓にあります。鹿野山にはマザー牧場や、昔より佐貫から大多喜に向かう街道筋の宿場町として栄えた神野寺があり、神社、仏閣の多い山です。
 昨年の9月県議会において、この国有林「鬼泪山」からの山砂採取の可否を審議する「土石対策審議会」の開催を求める請願が採択されました。
地元の富津市をはじめ県内各地から、国有林を守る声が集まっています。
 南房総の里山では良質の山砂が取れ、これまでに首都圏のビル建設、東京湾の埋め立てやアクアライン建設に使われてきました。鹿野山麓では、浅間山が消失し、鬼泪山の一部も消失してしまい、次には国有林「鬼泪山」が狙われています。
おいしい湧き水を生み出す水の山、多くの命を育む森の写真をご覧ください。               
佛母寺駐車場から望む鬼泪山

林道に入ると、左手が105林班(山砂採取予定地)

鬼泪山山頂(標高268m)に向かう道
山頂の石碑 記「水冨士嶽神社 明治30年3月25日」麓の人たちの奉納者名が記されている。


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