静岡市立高校バドミントン部

静岡市立高校のバドミントン部です。2019年4月より同好会から部になりました

バドを離れて一休み

2007年05月20日 22時02分53秒 | Weblog
 大和は 国のまほろば たたなづく 青垣 山こもれる 大和しうるはし
「古事記」 倭建命
19日に日帰りで奈良に行ってきました。もし団体戦で県大会に出場していたら、こんなことはできなかったし、生徒は定期テストの谷間の土曜日で勉強が気になって試合に身が入らなっかったかもしれません?・・・
 20年以上も前の大学時代、文学部で上代(奈良時代以前)文学専攻の私はゼミの合宿で奈良の明日香村に5泊6日という長い滞在をしました。しかも大学3,4年2年連続で。そこを拠点としてあちらこちらを歩き回って古代を足で感じてきました。・・・なんて甘いものではなかったです。基本的に電車は最小限の利用。あとは雨が降ろうが何だろうが、最低1日10キロは歩くという、とんでもない合宿でした。主任教授の主義です。一番過酷だったのは大津皇子悲劇の舞台である二上山を登った日でした。(写真奥の2つの頂のある山。)大阪方面から登って頂上を目指し、下りは奈良側にその数日前に大雨で崩れた山道をわざと通り、当麻寺に到着したあとすぐ目の前の近鉄の駅から電車で帰ることを許されず、途中から降ってきた雨に濡れながら、大和高田市を縦断し、橿原神宮(手前の山の左側。ちなみにこの山は大和三山の畝傍山。)に到着するまでの、歩いた距離25キロ、標高差約500メートル、かかった時間12時間。というものでした。ナイトウォークよりきついぞ絶対に・・・・
 でも何だろう? 何度も行きたくなるのですよ、そこに。現役時代に2回、卒業してOBとして3回、個人的に今回を入れて3回、なんとまあ8回も行っているんです。 いまは主任教授は他大学にヘッドハンティングされてしまい、その合宿は後任の教授がもっとソフトにされているらしいのですが、ゼミが消滅した以上もうOBとしては永久に行けないのです。泊まった「飛鳥根っこの家」という施設もなくなりました。
 20年以上前の私の青春? とはなんか違う、甘樫丘に教授とゼミ員30人全員で登って国見をした・・・しかも夜の12時にもまた登ったりした・・・その甘樫丘に今回1人で登って考えました。確かにここにいたよな?21歳の俺が・・・仲間が・・あれは事実だよな・・皆、また登ろうよ・・・あのころに帰って・・・寂しくなった・・・
 何を書いているのかさっぱりわからないでしょう・そこのあなた
もしかしたら、バドミントン同好会での日々も同じかもしれませんよ。何にしても足元のもろい同好会です。10年後にどうなっているか? 衰退して過去のものになっているか、逆にものすごい強豪になっているか、或いは変わらないか。いずれにしても10年後に君たちはここにはいないのです。そしてそれぞれの人の思い出の中にだけ存在する日々なのです。10年経って、私と同じように「確かにここにいたよな?」という思慕に浸ることになるでしょう。
 でも、それは充実した活動ができていた人だけです。そういう気持ちになれるような将来を作りたいから私は顧問として努力します。あさってから練習再開。26日は県大会個人戦もある。さあ思いっきり頑張りたまえ、同好会の諸君・たった2年しかない同好会の青春であるよ。  長文でした。
 
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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-05-21 14:34:48
お土産は??
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 (管理人)
2007-05-21 19:18:34
ない。
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Unknown (カタコトさん)
2007-05-22 08:37:28
自分の進むべき道、見つかりましたか?
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