プリズン・ブレイク3（ドラマ）

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今回の記事は、TVドラマ『プリズン・ブレイク シーズン3』です。
2008年、日テレ系にて深夜に放送していた人気海外ドラマの3rdシーズン。

シーズン2ではタイトルにプリズン・ブレイク（脱獄）と冠していながら、脱獄シーンはいっさい無く、「どこがプリズン？」とつっこんだ人もたくさんいたかもしれませんね。
けど、今回のシーズン3ではきちんと脱獄しています。

全シーズン中で最も短い13話という構成ながら、緊迫するシーンの連続で夢中にさせてくれるのはさすがです。
衝撃度も3シーズン中で最高だったと思います。
（シーズン4はまだ見てないので、勘定には入れてません）

今回の舞台のSONAはシーズン1のフォックスリバーと違って、とことん無法地帯！
弱者は決して生き残れません。
とにかく過酷です。
囚人が死んでも看守はまったく平然としてます。
ここではこれが普通のルールのようで、死体掘り人なんて人が雇われているぐらいです。

今回マイケルは、ウィスラーという謎の人物を連れてSONAから脱獄する役割を担います。
失敗すれば、サラとＬＪの命は無いと組織から脅迫され、有無を言わさず脱獄を成功させなければならなくなってしまいます。
物資調達もままならず、準備も思うように進まない。
下手すれば囚人同士の揉め事で命を落とすこともあり得る状況の中でマイケルは脱獄計画を進めていくが……。

シーズン3の内容は、もう衝撃的過ぎる！
いくらなんでもあれはないよ。
サラがー！！！！！！！！
この事実発覚後も、ホントにずっとずっと信じられませんでした。
もう欧米風にオーマイ、ゴッド！！　としか言えません。
プリズンの脚本かいてる人、前作のメインキャストに対する扱いが酷すぎるって。
シーズン2でもこんな衝撃な事件がいきなり起こったし、好きだったアブルッチも早々に死んでしまうしで、落胆したけど、今回はその比じゃない！
あぁぁぁぁ、何てことをしてくれたんだ！

…このままだといっこうに記事が進まないので、いつものローテンションに戻して感想を続けます。

シーズン3では、兄貴のリンカーンは刑務所の外からマイケルをサポート。
ものすごく頼れる兄貴となっています。
頭脳明晰で繊細なイメージの強いマイケルとは違った魅力でかっこいい。
リンカーンはシーズン2から存在感と男前度を上げましたね。

前作に引き続いて、ティーバックも健在です。
シーズン2で意外な一面を見せたかと思っていたら、シーズン3ではすっかり計算高い悪人となっています。
けれど彼の悪党ぶりはなぜか魅力的であったりします。
次作では小悪党なベリックと組んで、また何かやらかしてくれそうです。

シーズン3で初登場のウィスラーもなかなか良かったです。
良い人っぽい雰囲気なんですが、その実、悪党かもしれないという疑心は最後まで消えません。
けれどどこか良い奴に思えて仕方ないんだよな、彼は。
この敵か味方か不明なのに、何か信じてみたくなってしまうウィスラーは、僕の中では好印象です。

で、個人的にプリズンで好きなのはマホーンです。
この病んでいて危うい元捜査官好きだなー。
シーズン2でとことん見せてくれた執念深い印象はやや影を薄め、病んだ感じが強化されてました。
ただ危ないだけの人物ではなく、マホーンの場合は頭も良い。
しかも元捜査官だったこともあり、悪いことを行うのに抵抗を感じている面がポイントです。
根っからの悪人というわけじゃないんですね。

今回のマイケルの脱獄ですが、
あれ？　行き当たりばったりじゃない？
まぁ、確かに準備があまりできなかったこともあるんですが、うーん、どうなんだろう。今回。
よく脱獄できたなぁーとホントに思います。

さて、プリズン・ブレイクは次回のシーズン4で終幕のようです。残念だな。
海外ドラマの魅力をぞんぶんに分からせてくれた、大好きなシリーズが終わってしまうのは悲しいですが、やっぱり早く見たい。
日本では2009年夏ごろレンタル開始らしいので、テレビ放送は2010年春頃かな。
楽しみです。

今回プリズンの画像は無駄に多く集めてしまったので、おまけリンク貼っときます。
コレとコレとコレ。
興味ある方はのぞいて見て下さい。

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