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今回の記事は『GM~踊れドクター』です。
東山紀之主演の総合診療科(General Medicine)で奮闘する医師たちを描いた医療ドラマ。
けっこうコミカルな演出ながら、医療人間ドラマとしてなかなか面白かったドラマです。
ヒロインの研修医を演じた多部未華子ちゃんも可愛かった。
えー、ドラマの方はもうとっくの昔に終わっています。
レビュー遅くてごめんなさい。
総合診療。
日本ではまだあまり馴染みがない医療分野でしょう。
僕も詳しくは知らないのですが、『ドクター・ハウス』という海外ドラマを見たことがあったので、診断を専門とする医者がいるということは事前に知っていました。
(ドラマで得た知識を鵜呑みにするのはどうかと…という意見は聞き流します)
総合診療科とは。
公式HPの説明を引用すると
診断のついていない患者、どの診療科にかかったらいいか分からない患者などを、原因臓器に限定しない包括的な切り口で診療し、臓器や病気を診るだけでなく「患者を総合的に診る」ところ。
つまり診断を専門とするチームなのです。
『GM~踊れドクター』は和製『ドクター・ハウス』と言っても良いドラマだったでしょう。
最近はコールドケースを上戸彩主演で日本を舞台に変えドラマ化したりと、海外ヒットドラマをオマージュしたものがちらほら見られる。
『GM~』は『ドクター・ハウス』とは思いっきり雰囲気を変えてきていました。
『ドクター・ハウス』はUS版ブラック・ジャックと呼ばれるほどシリアスな内容で重苦しい回も多かった。
本格医療ミステリーの様相も色濃く、かなりサスペンスフルなドラマだった。
ところが『GM~』は言ってしまえば能天気なドラマだった。
東山紀之演じる主人公・後藤英雄は意味もなく踊ってしまうぐらい能天気だし、登場人物がめちゃくちゃに濃い。
かなりコミカルな演出で見ていて楽しかったです。
ミステリー色を強くするよりは、人間ドラマ面をより端的に強調した脚本はなかなか良く、毎回良い話だったなぁーという感じで終わるのも好みでした。
第3話とか尋常じゃない展開なのに不覚にも感動してしまったりと、恐るべきストレートな脚本が胸を打ちます。
出演陣も良かった。
主演の東山紀之さんは相変わらずかっこ良く、常人離れしたゆかいな性格はおかしかった。
氷室部長を演じた椎名桔平さんもそうとう良い味をドラマに添えていました。一番共感できた人物は彼だったという人も多いのでは。
でもやっぱりヒロインの研修医を演じた多部未華子ちゃんが可愛かったという言葉に尽きるでしょう。
何というか普通な感じがかえって可愛く感じられました。
2010年夏ドラマレビューは今回でいちおう終了です。
他にも見ていたドラマもいくつかあるのですが、もう悪あがきはしません。
次のドラマレビューはいつになるか分かりませんが、できれば2010年秋ドラマを近いうちに。
■Link
⇒「GM~踊れドクター」TBS番組ホームページ
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