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鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.337 (南庄内緩和ケア推進協議会総会)

2014-05-23 12:31:57 | 日記
5月21日、19:00~、荘内病院講堂で、南庄内緩和ケア推進協議会総会を行いま
した。以下、報告します。

1、開会
2、会長挨拶(要旨)
OPTIM終了後、本協議会を設立し、4年目を迎えた、
WG毎に、年間アクションプランを作成し、それを着実に実行することで成果を
上げている。4地域のなかで、最も充実した活動を継続できている地域であり、
大変誇らく思っている。
鶴岡地区では、緩和ケア推進協議会のほかにも、地域連携パス推進協議会、在宅
医療拠点事業、地域電子カルテ「Net4U」など、全国でもトップレベルの活動が
できており、「鶴岡モデル」として、全国から注目される地域に成長した。
緩和ケア推進協議会の取り組みは、今後さらに加速する超高齢社会のなかで構築
していかなければならない地域包括ケアシステムの中核となる事業と捉えている。
がん患者ばかりでなく、認知症のひと、さまざまな障害者を抱える人々が安心し
て、そのひとらしく生活できる地域を目指して、今後とも活動を継続していきた
い。

3、議事
(1)第1号議案:規約の変更
(2)第2号議案:組織図(案)
(3)第3号議案:平成25年度事業報告(案)、収支予算書【案)
 各WG、緩和ケアサポートセンターから、多岐にわたる事業内容が報告された。
 (詳しい内容については、下記資料をご覧下さい。)
 収支の説明、監査報告があった。
(4)第4号議案:平成26年度事業計画(案)、収入支出予算(案)
 本年度も、同じ予算規模で、概ね同様の事業を継続する。

以上、いずれの議案も承認された。

4、報告
(1)OPTIM介入後の診療所調査報告
 OPTIM介入後の鶴岡・三川地域における在宅緩和ケアに関する人的・質的医療
 資源の変化ならびに意識調査の報告。
 調査医療機関:74(小児科、眼科を除く)
 アンケート回収率:78.4%(58医療機関)
 がん患者の在宅診療を行っている医療機関の数、在宅看取りの数、疼痛緩和の
 スキル【麻薬などの使用)、身体症状や精神心理的症状へのサポート、高度な
 治療などのすべての項目で、介入前に比し介入後で大きな進歩がみられた。
 (下記、配布資料の最後に詳しい内容があります))

(2)DVD「地域で支える緩和ケア~庄内プロジェクトの挑戦~」
 市民向けに、庄内プロジェクトの活動を紹介するDVDの視聴

5、その他
6、閉会