親父は食事の介助について、私よりも自分の方が上手いと言っています。
実際その様子を見ると、お世辞にも上手いとは言い難く、改めて馬鹿じゃ
ないかと唸ってしまいます。
母が自分でスプーンを手に持って食べる場合、私らがそのスプーンに物を
乗せてやるのですが、親父の場合何も考えず後ろ寄りに乗せてしまうのです。
その結果、スプーン全体を口に入れなければ食べられません。
前寄りなら先だけを入れれば済むのではるかに食べ易いのです。
ちょっとしたことですが、食べ易さは全然違います。
こちらが口に運んでやる場合、親父はスプーンを横から入れようとするのです。
普通スプーンを使って食べる場合、前から口に入れますよね? ところが
親父は横から入れようとするから当然うまく入りません。その結果、ブルドーザー
が砂利を落とすがごとく、スプーンを口元で傾けて流し込むことになります。
そんなやり方でうまくいくはずもなく、特にピラフを食べさすときはボロボロ
こぼしまくりです。
親父が口に入れてやる場合、ペースを考えていません。どんどん詰め込んで
「はよ飲め」と言います。ただでさえ嚥下不良なのにそんなに詰め込んで
飲めるはずがありません。その結果デロ~ンと出してしまいます。
正月は、嚥下不良の母に餅を食べさせています。毎年餅をのどに詰まらせて死亡する
老人がいることなどどこ吹く風、曰く「うちはちゃんと見ているから大丈夫だ」
いくら見ていても、詰まってしまえば終わりであることを理解できていません。
毎年何事もなかったという自信も恐らくあるのでしょう。
餅を食べさす際、煮えたばかりのまだ熱い状態で食べさそうとします。当然母は
「熱い熱い」と言うのですが、「冷めたら固くて食えなくなる」と言って無理やり
口に押し込みます。フーフーして少しでも冷めたらカチコチになるとでも思って
いるのでしょうか?
ざっとこんな感じですか。これが親父の食事介助です。
私がたびたび指摘するので、最近ではこういったことも少なくなりましたが
私が戻るまでの数年間、毎日こんなだったと思うとホント恐ろしいです。
実際その様子を見ると、お世辞にも上手いとは言い難く、改めて馬鹿じゃ
ないかと唸ってしまいます。
母が自分でスプーンを手に持って食べる場合、私らがそのスプーンに物を
乗せてやるのですが、親父の場合何も考えず後ろ寄りに乗せてしまうのです。
その結果、スプーン全体を口に入れなければ食べられません。
前寄りなら先だけを入れれば済むのではるかに食べ易いのです。
ちょっとしたことですが、食べ易さは全然違います。
こちらが口に運んでやる場合、親父はスプーンを横から入れようとするのです。
普通スプーンを使って食べる場合、前から口に入れますよね? ところが
親父は横から入れようとするから当然うまく入りません。その結果、ブルドーザー
が砂利を落とすがごとく、スプーンを口元で傾けて流し込むことになります。
そんなやり方でうまくいくはずもなく、特にピラフを食べさすときはボロボロ
こぼしまくりです。
親父が口に入れてやる場合、ペースを考えていません。どんどん詰め込んで
「はよ飲め」と言います。ただでさえ嚥下不良なのにそんなに詰め込んで
飲めるはずがありません。その結果デロ~ンと出してしまいます。
正月は、嚥下不良の母に餅を食べさせています。毎年餅をのどに詰まらせて死亡する
老人がいることなどどこ吹く風、曰く「うちはちゃんと見ているから大丈夫だ」
いくら見ていても、詰まってしまえば終わりであることを理解できていません。
毎年何事もなかったという自信も恐らくあるのでしょう。
餅を食べさす際、煮えたばかりのまだ熱い状態で食べさそうとします。当然母は
「熱い熱い」と言うのですが、「冷めたら固くて食えなくなる」と言って無理やり
口に押し込みます。フーフーして少しでも冷めたらカチコチになるとでも思って
いるのでしょうか?
ざっとこんな感じですか。これが親父の食事介助です。
私がたびたび指摘するので、最近ではこういったことも少なくなりましたが
私が戻るまでの数年間、毎日こんなだったと思うとホント恐ろしいです。