デミアン症候群 沖 麻実也著 徳間書店 現在4巻
アメリカから小学校の頃通っていた
全寮制の学校に戻った城一郎。
その目的は昔親しくしていた東と親交を取り戻す為だった。
しかし再開した東は人が変わったように城一郎に冷たい。
沖麻実也さんはカラーのイラストがすっごく綺麗だ。
この人の描くカラーイラストの人物(男限定)の顔が相当好きだ。
でも白黒マンガになると、そうでもない。。。。
そして表紙画像を見れば分かるが
これは男性同士がどうこうする話だ。
当初は少女漫画っぽいありえない男同士の友情の話かと思っていた。
大間違いだった。
「こんなやついるか!」
と突っ込みたくなる人々ばかり出てくるのに加えて、
絵の中に書き込みが多く、読むのが面倒になる。
しかし、そこを耐えると結構萌えてきた。
2回ぐらい通して読むと良いと思う。
4巻で私的には「はあ?」という急展開になるが、
貸してくれたTちゃん的にはありだったようなので、
まだまだ修行が足りない。
そしてやはり気になるのは
タイトル中のデミアン。
デミアンてあのデミアンだよね、ということで読んでみた。
<デミアン ヘッセ著>
裕福な家に生まれたが故に
明るい世界と悪しき世界
の両方を生きる羽目になり引き裂かれるシンクレール少年が
デミアンという、完成された考えを持った1人の少年と出会い、
生きることそのものの真実を見つけていく という話(多分)
マンガに度々引用されるエピソードがある。
それは「鳥のハイタカ」にまつわるものだ。
下記はシンクレールが描き送ったに対するデミアンの返答。
「鳥は卵の中から抜け出ようと戦う。卵は世界だ。
生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。
鳥は神に向かって飛ぶ。神の名はアプラクサスという」
城一郎は
常にこの言葉を心に留め辛い時に復唱しているようだ。
確かに印象的な言葉だ。
こういう一文に触れただけでも1冊の本を読む価値はあると思う。
ってマンガとは関係ないけど。
※アプラクサスというのは
善なる明るいものだけではなく悪しきもの全てを包括し超越する神らしい。
それにしても、ドアを閉めた後
何があるのやら。
メッチャ続きが気になる。
気になったらついつい雑誌を立ち読みしたり、読めなくて辛抱たまらんくなってつい雑誌を買ってしまったり(水城さんの「窮鼠~」のように。)する私が
雑誌を読むのを我慢してます。
「デミアン」は溜めて溜めてじっっくりよむのが良いな部類に入ってるの。私は
いつ続きが出るかしら…楽しみや
こちらのブログを見つけて
立ち寄りました!
この話大好きです
私も原作?気になってたんです!
なんか難しそうだけど、読んでみよっかな?
ちゃんと連載されてるんだね?
ということは大人しく待ってたら
そのうち出るよね~
→かのこさん
そうですか、
こんなのが検索にひっかかっちゃうんですか。
すみません。。。