大人はマンガをよまないと思ってた

読んだマンガの備忘録。ジャンルは色々でたまに本と映画も。脱線も。

リストランテ・パラディーゾ

2006-08-28 17:45:03 | 少女漫画
リストランテ・パラディーゾ
リストランテ・パラディーゾ オノナツメ 著 太田出版 全1巻

母の再婚相手がオーナーを務めるリストランテにやってきたニコレッタ。
目的は、母がニコレッタの存在と離婚歴を隠して
長い間放っておいたことを暴露する為だった。
しかし紳士達が素晴らしいサービスする
リストランテに出入りするうちに
その気持ちに変化が生まれる


全体的に「萌え」のマンガ

「萌え」という言葉(概念?)が出現したのは1980年代らしいが
私がその単語を認知したのは数年前だと思う。
萌えについて詳しくはこちらへ ←単なるwikipediaの検索結果 
萌えにそんなに歴史があったなんて知らなかった。

近年世の中には多種多様な萌えが存在するようだが
まさか紳士萌えまであったとは。

老眼鏡を治す仕草も色っぽい、
ちょっとくたびれたところが素敵
年を経た故の気遣い・・・云々 
というのが萌ポイントだろうか
しかも老眼鏡でも眼鏡は眼鏡なので、
眼鏡萌えも兼ねている 老眼紳士はすごい 

マンガの舞台はイタリアなので、
お洒落で上品な会話が出来、
かつ心遣いも憎い色気のある紳士が
大勢いそうだけど、
(イタリア行ったこと無いからほんとに居るかは知らない)

日本に紳士はいるのだろうか と
考えた結果

NHKのニュースのアナウンサー(の中の1人・名前不明)
オーケストラの団員、
百貨店の人(売り場責任者とかでたまに様子見に来てる感じ)
執事(存在するならば)
白州次郎という人 

が思い浮かんだ。

とはいえ
萌えを除けても面白い漫画だと思う
絵は紙一重の崩れ方でかっこよく
紳士に限らず、登場人物がさりげなく気を遣い合う様子も素敵で
善人しか出てこないのにほっとする
全然知らないマンガ家さんだけど
本屋で平積みされるのもよく分かる

ユナイテッド93

2006-08-27 23:19:44 | 映画
ユナイテッド93 

9.11同時多発テロでハイジャックされた機のうち、
唯一目的に到達せず墜落したユナイテッド93便の
機内で何があったのか 
遺族の聞き取りで浮かび上がった真実を描く


あの日の出来事は今でもよく覚えている
誰かからメールが来た
「なんだか大変なことになってるから テレビをつけて」


あの日の震えが甦る、
むしろその時よりも強く恐怖の感情が
呼び起こされる二時間だった。
終了後も場内ではすすり泣きが起きていた
他の人が泣いていた理由を私は分からないけど
私は恐かったから本気で震えていた

乗客達が家族や親しい人にに向けて次々に電話で発した
「I love you」
という言葉が耳に残る


それでもコーランを唱えながら
震えていたテロ犯まで描いたこの映画を
凄いと思った。



憂鬱バタフライ

2006-08-26 14:48:56 | 水城せとな の部屋
Judy (ジュディ) 2006年 10月号 [雑誌]


憂鬱バタフライ 水城せとな 著 JUDY10月号 別冊マンガ付録収録


窮鼠はチーズの夢を見るの続編


T様、まじでありがとうございます。

相変わらず女性の話への絡み方が濃密で
かつエロさとセリフまわしの巧妙さは健在だった。

たった50ページ程度だけど、
なんか「満足した!!うん、よかった!!」
と嬉しい続編だった。

ポイントは今ヶ瀬の赤面顔の登場頻度と
相変わらずエロい手と唇ではないかと。

恭一のスーツ姿もいい
こんなバツイチの課長が職場いたら仕事にならないわ


JUDY10月号の売り上げが異様に伸びて、
水城せとなさんがさらなる続編を描いて下さる事を
期待したい

ドラゴンライダー <本>

2006-08-20 00:23:40 | 
エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉

エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉
クリストファーパオラーニ 著 ソニーマガジンズ

カーヴァホール村という小さな平和な村で、
叔父のギャロウと従兄弟のローランと貧しく暮らしていた
エラゴンは、村の裏にある険しい山地帯までしばしば狩りに出かけていた。
そこで美しい青い石を見つけ、喜んで持ち帰るエラゴン。
しかしその石は、なんとドラゴンの卵だった。
それが世界を圧政から救う戦いの幕開けだった。


ロードオブザリング(映画版だけ)にはまっていたのを
覚えていた知人が
「絶対おもろい」
と貸して下さったので読んでみた。

確かに、
出てくる色んな種族(ドワーフとかエルフとか)には馴染みがあるし
主人公はイライジャ=ウッドが思い浮かぶし、
ロードオブザリング好きとしては嬉しい一冊

著者も原作ファンだという。
若者で、表紙のかっこいいドラゴンの絵も彼が描いているらしい。
すごい人は世の中にいっぱいいるね。


内容もテンポ良くおもしろい
特にロード~には無かったドラゴンネタがとっても良い
ドラゴンに乗ったらウロコで太ももを怪我した、
なんていうのは新鮮だった。
今の所贔屓キャラが見当たらないのが難


2007年には映画公開されるので
絶対見に行く。
主人公はイライジャ=ウッドではなく
ちょっとかわいい白人青年だった。
詳しくは全然出来ていない公式HPへ。



ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼(上)ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼(下)

エルデスト 宿命の赤き翼-ドラゴンライダー(2)  上/下
クリストファーパオラーニ 著 ソニーマガジンズ

苦しい戦いの果て、勝利したのも束の間、
エラゴンはまたも悲しい出来事に遭遇する。
ドラゴンライダーとして真の力をつけるために
戦いで負った傷に苦しみながらも、エルフの国へ修行に出る。
一方エラゴンが去ったカーヴァホール村に一人残されたローランにも
ガルバトリックスの手が迫っていた。


エラゴンの続き。
今回はエラゴンと、もう出てこないかと思った従兄弟のローランが
すごく頑張っている。

ファンタジーといえども、
人をまとめて引っ張っていく人間が受ける重圧や、
引っ張って行かれる方の人間の不安ややるせなさが
詳細に書かれていて、
「魔法とドラゴンで悪者やっつけるぞ」
という単純な話に落ち着かせてくれない。


前作ではあまり無かった
はっとする台詞も見受けられてお勉強になった。
(主にエルフより発信、
エルフのロハスな考え方や暮らし振りは著者の憧れなのかも)

上下と長く、
本自体の重量がめちゃくちゃ重い本
だったにも関わらず二日程で読み終えた。
「ええ こんなとこ※で?」
というラストだったので、大変続きが待ち遠しい。
エラゴンもだいぶ強くなったことだし。

※中途半端な終わり方という意味では無くて、
 続きが気になるってことです。


それにしても、「古代語」いいな。
本の中でニュー言語を作ってしまった作者はすごい。
あれは完全なオリジナルだよね?

「古代語で話したら嘘はつけない。」
是非いろんな人に使ってもらいたい。

サイン 

2006-08-19 23:33:37 | 映画
サイン


サイン Mナイト=シャラマン 監督 メル=ギブソン主演

妻を不慮の事故で亡くして以来
聖職者としての道を捨て、農園を営む主人公
ある日息子が農園に異常が発生しているのを発見する
時を同じくして、各地で同じ現象が起きていた。
また、動物達も落ち着きが無い。
夜中に侵入者の気配も感じる。
これは何かのサインなのか?


テレビでやっていたのを
たまたま見始めた
なんとなく話題作だったな、という記憶と
相当けなされていたな、という記憶しかなかったが
そのまま最後迄見てしまった


おもしろかったとか
テンポがよかったとか
ではなくて


この「サイン」という映画自体
一体どうするつもりなのか?何がしたいのか?
という疑問を解明したかったからだ。。。

結論としては、
分からないままだった。
何故シックスセンスを撮った監督が
この映画を
本当に分からない


==以降内容に関わります============

異常者に見えるメルギブソンとその弟
暗い息子とシックスセンスでお化け役で出て来そうな娘
彼等が庭に出現したミステリーサークルに恐れおののき
良く分からないが緊迫感を高めていく

そのうち心配していた通り
宇宙人が現れ
ある家の貯蔵庫に捕らえられている現場に対峙するにも関わらず
微妙に傷つけただけで
どこにも知らせる事無く
家に帰るメル=ギブソン。


宇宙人は放置か。


その後
家に残るか、湖の側に逃げるかを選択する家族。 
宇宙人が水嫌いらしいという話を聞いたにも関わらず
家に残りたいと主張する弟、息子、娘
理由は
「ママと暮らした家を離れたく無い」
「宇宙人が悪いやつとは限らない」


とりあえず逃げれば?


ミステリーサークルの上に光る物体が現れている、
というニュースを聞いて
息子「僕が間違ってたよ、あいつらは悪いやつだ」
メル=ギブソン「窓に板を打ち付けてくる」

逃げれば?湖に!


。。。こんな調子が最後まで続く。
ビックリした。
1800円払って映画館に行って見た人は
もっとびっくりしただろう。
それとも
私が気付けなかった何か凄い要素があったのか。
あったら誰か教えて欲しい。




メゾン・ド・ビューティーズ

2006-08-17 15:03:24 | 水城せとな の部屋
メゾン・ド・ビューティーズ 水城せとな 著 (FC)小学館 全3巻

早坂うらんは、好きな男の子が「早坂は顔だけがいい」
と言っているのを聞きショックで高校を辞め、モデルを目指して上京する。
極貧の中家探しをしていると、破格の家賃のアパートにめぐり合う
しかし入居には条件があった。
「美形であること」「要面接」
無事家主や入居者に認められ、
モデルを目指して微妙な仕事をしながらアパートで暮らし始めた。


エピソードに無駄がなく
全3巻できっちりと纏まっている
水城せとながコメディ・・・と不安になったが
最初から最後までコメディというわけでもなく
全然好きだ

主人公うらんちゃんがめっちゃかわいい
二つくくりで
謎の仕事を一生懸命こなし
梅図かずお ばりのヘン顔リアクションで喜怒哀楽を示し
地元民と話すときには東北弁
めっちゃかわいい
住民全員に好かれるのも納得

読後はとっても爽やか
ハッピーエンドなのも嬉しい
(さらに素敵な眼鏡男子も出ている)

今連載中の放課後保健室は
深刻で水城せとな節が満載だけど
こういうノリのも面白い
また後日談やってくれたらいいのに

そして5回の鈴が鳴る/凍った夏の日

2006-08-16 11:01:11 | 少女漫画
そして5回の鈴が鳴る凍った夏の日

そして5回の鈴が鳴る 
収録作品:「訪問者は真夜中に」「そして5回の鈴が鳴る」
「優しい殺人者」「目撃者にさようなら」「冬の花は鎮魂歌」
「クリスタルドール」「眠る街」「紅い伝説」

凍った夏の日
収録作品:「3人目が消えた」「凍った夏の日」「殺意には蒼いリボンをかけて」
「午前0時の逃亡者」「なにかが闇で見ている」
「自殺室 ルームナンバー404」「ウィークエンドの招待状」

篠原千絵 著 小学館文庫 


「訪問者は真夜中に」
合宿から帰宅した真沙美。
家にいるはずの母と弟の姿がなく、不審に思うが、疲れてそのまま寝てしまう。
翌朝目覚めると、いつも通りの家族の姿があった。
安心する真沙美だが、どこか二人の様子はおかしく、違和感を感じた。
ある晩、何者かが家に侵入しようとしているのに気づく。
二人を呼ぶが、どこにもその姿は無かった。


「3人目が消えた」
憧れの先輩で従兄弟の恋人でもある万里が
殺人を犯した現場を偶然見てしまった千尋と友人
寮母に訴え、万里の部屋を調べるが、死体はどこにも見つからない
死体はどこに消えたのか?真相を探ろうとする。


「自殺室 ルームナンバー 404」
友人と部屋をシェアすることになった衿子。
その部屋はいわくつきで、次々と住人が投身自殺を図った部屋だった。
それでもその部屋に住むことにしたのは、
ひそかに想いを寄せていた友人の恋人が階下住んでいたからだった。
ところがそれは恐ろしい罠だった。
 
等等


納涼ということで、
前々から読み返したいと思っていた
篠原千絵のちょっと怖い短編集を購入

いずれも大変お得な短編集だ
短い中にもきっちり起承転結があり、
さらにロマンスまで。
お話を作るのが上手な人だなあと
改めて感心した。


どんでん返しがあり、主人公がたくましく、
かつ何故か飛びぬけて濃厚なラブシーンのある
「自殺室 ルームナンバー404」が好きだ。
自殺室て・・・


怖くて切ない
「訪問者は真夜中に・・・」は
是非「世にも奇妙な物語」にて
ドラマ化して頂きたい


「紅い伝説」は著者のデビュー作
必読

ブレイブストーリー <本>

2006-08-14 23:38:48 | ブレイブストーリー 関連
ブレイブ・ストーリー (上)ブレイブ・ストーリー (中)ブレイブ・ストーリー (下)
ブレイブ・ストーリー (1) 幽霊ビルブレイブ・ストーリー (2) 幻界ブレイブ・ストーリー (3) 再会ブレイブ・ストーリー (4) 運命の塔

ブレイブストーリー 宮部みゆき 著 角川  単行本上/中 
文庫 上/中/下 スニーカー文庫 全4巻

三谷亘は、ゲームの好きな、少々理屈っぽい小学生だ。

学校では、建築放棄されたビルにお化けが出る、と言う噂でもちきりだった。
幽霊騒動の真偽を確かめようと、ことあるごとにビルに忍び込む亘。
ある時には魔導師のような老人の姿を見、
またある時には、美形で頭脳明晰な転校生、芦川美鶴を追って
不思議な扉から異世界へと飛び込んでしまった。
自室では姿の見えない不思議な女の子の声が度々聞こえる。
混濁する記憶の中で混乱する亘。

そんな中、亘の身辺で大変なことが起こる。

自分の運命を変えるために、
美鶴の手引きで、亘はビルに出現した不思議な扉から
幻界へと旅立つ。



読まず嫌いだったのが悔やまれる。
ジャンルを問わず
宮部みゆきはすごい。


文庫になっても上中下、というのは
結構長編だ。
上巻は殆ど現世の話で、
そこは少々まどろっこしいかもしれない。

けれどもその部分で亘の人となりを十分知って
旅の経緯を見つめていくと、
ゆるやかに自然と成長していくワタルに感動を覚え
最後には
「よくやった、ワタル!」
「さようなら、みんな!また再び相まみえる日※まで!」
と涙できるのだ


※こういう台詞を受け入れられる小学五年生はすごい、
ワタルはあんまりかしこい設定では無いが、語彙はかなり豊富だ



若干いつもの宮部みゆきよりも説教くさいけれども
ファンタジーなので
爽やかに受け入れられる


ミツルの存在感がワタルの成長と共に
消えていくのが悲しいが


読後感は、
おもしろかったー
あーサッパリ
でもちょっと切ない



<その他の媒体によるブレイブストーリー>

映画版・・・印象的なシーンのダイジェスト版
      ラストがぬるく変更されているが
      映画的のノリに合っていたのでそれはよいと思う
     

新説マンガ版・・・・つくづく別物だが 
           セリフがそのまんま使われていたりするので
           別物としても納得いかない 

<素晴らしいワタルのセリフ・あやふや>

「変えなくちゃいけないのは僕の運命じゃない
 僕自身なんだ!」

。。。。
なんか書き出すとすっごく
ベタで寒い
けれど長い長い話の中で聞くと大変良い!

===============================

ところで「スニーカー文庫」から
出ている全4巻の方は、
「読みやすい」バージョンで、
映画版のキャラデザインをした方の
素敵な挿し絵入りらしい。
内容は何ひとつ変わらないようなので、こっちにしたらよかった。
と思ったけどいちいち漢字にルビがうってあるのは
耐えられないな。




のだめカンタービレ <ドラマ化について>

2006-08-10 23:23:51 | Weblog
のだめカンタービレがドラマ化


おもしろくなさすぎることがおもしろい、状態の
サプリに引き続き
次の月9はのだめカンタービレ
配役など詳しくはフジテレビのHPへ。
検索欄に「のだめカンタービレ」と入れて検索しよう。


ヤフトピが目に止まって、「お~」
と思ったのも束の間

配役を見て目の焦点がおかしくなった

のだめ=上野樹里 
まあ 、まあ いいか。

千秋=玉木宏
エ。 



先日出演されていた HEY!HEY!HEY! にて微妙な歌唱力を
披露していた玉木宏さん?
なんか、
私としては



全く違う



彼はすらっと背が高く、顔もかっこいいけれども
なんとなく
「レンタルビデオ屋にいるかっこいい店員」に見える
音楽エリートで努力家で天才肌の千秋っぽくない
いろいろなものが足りないと思う


※いろいろなものの例:品の良さ
          教養がありそう、という雰囲気


実際始まってみないと分からないけども
あんまりマンガのイメージを持って
見ない方がいいかもしれない
原作大好きなだけに

というよりも
一回たりとも
見ない方がいいかも知れない
すべりまくるギャグの数々
微妙なテンポのずれ

気持ち悪い作品に仕上がってそうなので


のだめの天才的な演奏は
どうするんだろう
みんなが聞き惚れるようなピアノ、って
普通に上手な演奏が流れたら
白けるよな
台詞とかモノローグでカバーするのかな
またはCGで光を放つとか
寒。


ピアノ二台でラフマニノフのピアノ協奏曲を弾くシーンは
見てみたい 
というか聞いてみたい


一応楽しみ
上野樹里 2004年度カレンダーラバイバー~悲しみがまた繰り返そうと誰かに愛を唄う~(DVD付)

そういえばまた瑛太が峰役で出てる。
月9のレギュラーなのでしょうか 
笑顔が曇ってるのであんまり好きではない


竹中直人のシュトレーゼマンはイタイような気がする
でも日本人をキャストするなら 
他に選択肢が無いような気もする・・・。


2007年1月から始まるというアニメ版の方に強く期待

池袋東口乙女ロードの探索

2006-08-08 12:02:26 | Weblog
池袋東口乙女ロードの探索

引き続き唯一無二のオタク友達T・M(東京在住)
との東京オタク旅について


秋葉原が主に男性向けのオタクの街だとするならば
池袋東口アニメイトの一帯は女性向けのオタクの街らしい
その一帯を「池袋東口乙女ロード」という。

勿論私はそんなことを
この旅の日程を組むまでちっとも知らなかったが、
興味津々でついて行った。

池袋東口から歩くこと5分、
東急ハンズを過ぎた辺りから周囲を歩く人の雰囲気が
若干変わった気がする。
地味かゴスロリっぽいかどちらかだ。

まず青い看板のanimateが目に入る。
一度Mと来たことがあるが、
ビルディングなことに改めて驚く。
店内は混雑している模様。
ここはスルーした。

数年前ここに来た時は、
周囲に目に付く店はなかったはずだが、
その先にぽつぽつとおっきな絵が描かれた看板が

近づいていくと

ああ、
かわいい男子のイラストですね~
なるほどなるほど。


何件か似たような店の横を通過。
メイド服みたいなのがぶらさがってたりする。
「ここがまんだらけだよ」とM。
黄色い看板に「MANDARAKE
なんかローマ字だとオシャレっぽい
気のせいか
ここも一旦スルー


Tはなんと大阪から同人誌10冊程度を
売る為に持って来ていた
(かつ、それをカートに入れてごろごろ引っ張っていた。
乙女ロードでは日常茶飯事だとか)

その売却先を検討ののち、
Mオススメの「K-BOOKS」へ。
もちろんかわいい男の子が描かれたでっかい看板が出ている。


その地下には噂の執事喫茶が。
ズラッと「満席」の表示が出されている。

吸い込まれるように前を歩いていた女子2名が階段を下りて行った
彼女達は今から「お嬢様」だ
いいなあ
チョビヒゲ執事(想像)
会いたかったなあ~
パンフレットだけもらって見ると

紅茶 1050円~

ホテルの喫茶室並みの値段設定に驚。


さていよいよ「K-BOOKS」へ侵入
階段をちょっと上がって入るとズラッと本棚が並んでいる。
人も結構多い。

本屋にこれだけの人間がいて、98%女性だけというのは異様だ。
同人誌のコーナーはさらに上の階なので階段を上がる。

さらにたくさんの女性が。
意外と若い女の子が多い。外国の方もいらっしゃる。
いたるところから
「~かっこいい」とか「~がかわいい」「見て見て~あった~」
とか盛り上がっている歓声が。
店内は結構広く、床から天井までの高さの本棚が
ズラーッと並んでいる。

棚には薄い本がビッシリ入っていて、
最上部にはガラスに覆われた希少と思われる同人誌が飾られている。
さらにその上にはジャンル分けの表示
本棚にも「~受」とか「~×~」という細かいジャンル分けが出されている。
だいたい分かるけど
たまに訳分からんことが書いてある
本当に分からん


各自見たいものをみることになってT、Mと分かれた。


・・・見方(探し方)が分からない。
何を探したらいいのかも分からない。
とりあえず周囲を観察しつつウロウロしてみる。
邪魔やな、私。

そうそう、水城せとな、と途中で思い出した。
作者別のところに名前を発見した。
数冊あるようなので、
1冊出そうとしてみた
めっちゃ出しにくい キツキツに入ってる
苦労して出したのに
出版社から既に本になって出ているものだった。
私の唯一の探し物は5分で終了した

二人を探すが見つからない。
1冊6000円とかのペラペラの本とか、自作と思われるグッズ?
をすげー、と思って眺めつつ
ウロウロし続ける私。


そのうちTと遭遇。
すでに何冊かゲットしている。
Tと共にMを捜索。
見つからない・・・と思ったらしゃがみこんで吟味していた。

そうか、20冊くらい一気に引っ張り出してから吟味するんやね。
Mも何冊かゲットしていた。

もう終わりか、と思いきや
「あ、もうちょっと見たい」とお二人が。

その後も「MANDARAKE」に寄ったり
「K BOOKS」に戻ったりした。

その後あまりの暑さに死にそうなので
秋葉原に行く予定を変更して
Mの彼氏を交えてカラオケへ。
アニメソングを歌わなかったら
ブーイングされた。
TとMは電車の中でさらにアニメソングを歌い続けた。
恐怖


とても楽しい1日だった。



結論1
池袋東口乙女ロードは
興味本位で立ち入る場所ではない

結論2
並大抵のことで自分を
「オタクだ」となどと言ってはならない