拝み屋横丁顛末記 1 (1)
拝み屋横丁顛末記 宮本福助 著 一迅社(zero -sum comics) 現在7巻
舞台は現代。
とある街のとある横町には、
あらゆる宗派の「拝み屋」たちが暮らしており、
「拝み屋横町」と呼ばれている。
拝み屋たちを頼って悩みを抱えた人々が集まってくるため、
その横町では怪奇現象が絶えない。
警察も一目おき、近隣の商店街からは煙たがられている場所である。
そんな横町の大家をつとめる文世、全く霊感の無い文代の甥正太郎、
元拝み屋で今は年金暮らしの老人3名、
その3名が作った雑霊入りカラスの絹代、
ネタを探すために住んでいる小説家東子
らを中心とした横町の楽しい日常の話
※このブログの貴重なお客さまからのお勧め漫画。
ありがとうございました。
おかげさまで、楽しい時間を過ごせました。
霊っぽいものが出てきて
それが事件となって
主人公が解決する漫画、といえば
「百鬼夜行抄」。
これを7冊一気に読め、と言われても無理だ。絶対疲れる。
しかしこの作品は、
ノリ良くテンポ良く、
笑いは結構毒づいているものの、行き過ぎていないため罪が無い。
ふふ、と笑いながら全7巻を一気に読んでも、
さほど疲れなかった。
エピソードごとの当たり外れも無く、
どれも笑えて面白い。
これほど奥が深くない霊退治漫画は無い、
という軽さなのに、
7冊38話を読んでもマンネリ感が無い。
作者には絶妙のバランス感覚があると思う。
絵も丁寧で私の好きなあっさり系で良い。
しかし、筋よりも何よりも、
登場人物の魅力がこの漫画の引力だろう。
<一押しは大家文世さん>
和服だし眼鏡だし紳士だし冷静キャラだから。
1巻はとんがらせたような口が気になっていたが、
途中から絵が若返り、口もとんがらなくなった。
小悪魔なところも多々。
一言で皆を黙らせるコマではおもわずふふふ、と含み笑い。
おまけに7巻ではスーツ姿に・・・素敵な30代だ。
<二番目は文世の甥っ子正太郎>
顔もキャラもかわいいから。
実際
美少女と呼ばれている、
正太郎の幼なじみ里加子と同じ顔の時がある。
制服にフード付きのコートを着ている時があった。
最高。
<最後に老人3名>
この漫画は楽天で購入したが、そのレビューで
老人キャラを褒めたたえるコメントを多く見た。
「かわいい」
というのが主なコメントだ。
しかし残念ながら
私は紳士以上の年齢の男性キャラは
眼中に無い
・・・はずだったが、かわいい。(←萌えではない)
「わしらぼけとらんもん!」と頬を赤らめて憤慨したり、
大家さんに事件の発端であることがばれて
頭にバケツを乗っけられて「老人虐待じゃ~」と泣いてたり、
何にでも足をつっこんで、目をキラキラさせている3爺は
本当にかわいい。
そもそも
この3名を抜きにしてこの漫画成り立たないし。
「出来の良い漫画」だと思う。
徐々に進展もあるけどまだまだ続きそう。
一つまた楽しみが増えた。
拝み屋横丁顛末記 宮本福助 著 一迅社(zero -sum comics) 現在7巻
舞台は現代。
とある街のとある横町には、
あらゆる宗派の「拝み屋」たちが暮らしており、
「拝み屋横町」と呼ばれている。
拝み屋たちを頼って悩みを抱えた人々が集まってくるため、
その横町では怪奇現象が絶えない。
警察も一目おき、近隣の商店街からは煙たがられている場所である。
そんな横町の大家をつとめる文世、全く霊感の無い文代の甥正太郎、
元拝み屋で今は年金暮らしの老人3名、
その3名が作った雑霊入りカラスの絹代、
ネタを探すために住んでいる小説家東子
らを中心とした横町の楽しい日常の話
※このブログの貴重なお客さまからのお勧め漫画。
ありがとうございました。
おかげさまで、楽しい時間を過ごせました。
霊っぽいものが出てきて
それが事件となって
主人公が解決する漫画、といえば
「百鬼夜行抄」。
これを7冊一気に読め、と言われても無理だ。絶対疲れる。
しかしこの作品は、
ノリ良くテンポ良く、
笑いは結構毒づいているものの、行き過ぎていないため罪が無い。
ふふ、と笑いながら全7巻を一気に読んでも、
さほど疲れなかった。
エピソードごとの当たり外れも無く、
どれも笑えて面白い。
これほど奥が深くない霊退治漫画は無い、
という軽さなのに、
7冊38話を読んでもマンネリ感が無い。
作者には絶妙のバランス感覚があると思う。
絵も丁寧で私の好きなあっさり系で良い。
しかし、筋よりも何よりも、
登場人物の魅力がこの漫画の引力だろう。
<一押しは大家文世さん>
和服だし眼鏡だし紳士だし冷静キャラだから。
1巻はとんがらせたような口が気になっていたが、
途中から絵が若返り、口もとんがらなくなった。
小悪魔なところも多々。
一言で皆を黙らせるコマではおもわずふふふ、と含み笑い。
おまけに7巻ではスーツ姿に・・・素敵な30代だ。
<二番目は文世の甥っ子正太郎>
顔もキャラもかわいいから。
実際
美少女と呼ばれている、
正太郎の幼なじみ里加子と同じ顔の時がある。
制服にフード付きのコートを着ている時があった。
最高。
<最後に老人3名>
この漫画は楽天で購入したが、そのレビューで
老人キャラを褒めたたえるコメントを多く見た。
「かわいい」
というのが主なコメントだ。
しかし残念ながら
私は紳士以上の年齢の男性キャラは
眼中に無い
・・・はずだったが、かわいい。(←萌えではない)
「わしらぼけとらんもん!」と頬を赤らめて憤慨したり、
大家さんに事件の発端であることがばれて
頭にバケツを乗っけられて「老人虐待じゃ~」と泣いてたり、
何にでも足をつっこんで、目をキラキラさせている3爺は
本当にかわいい。
そもそも
この3名を抜きにしてこの漫画成り立たないし。
「出来の良い漫画」だと思う。
徐々に進展もあるけどまだまだ続きそう。
一つまた楽しみが増えた。