14時、町のサチコさんの店の前に到着。
カオルさんの運転する車にサチコさんと私が同乗し、直方(のおがた)へ向けて出発した。
筑前浩窯の吉田浩通さんの工房をたずねるのは10数年ぶりだった。
吉田さん夫妻、おふたりともお変わりなく元気にされていた。
75歳になられた吉田さんはこの数年、黒と銀の釉を描き分けたやきものをつくられている。
素焼きの生地にまず黒い釉の部分を描いて焼き、そのあと銀の釉の部分を描いてまた焼くそうである。
昔からではあるものの、ひじょうに緻密な仕事をされている。
今日はおふたりにお会いできて、うれしい日だった。