寒い毎日が続いていますが、そんな中で今日陽だまりにそっと咲いている淡いピンクの梅の花を3輪見つけました。よ~く見たら、まわりのつぼみも大きくなっていました。また近くにあるコブシのつぼみも膨らんでいてチョッピリ早い春を養老渓谷で見つけました。
田舎ではお正月を迎えるため、年末にお餅をついたり、お飾りづくりなどが各家で行われます。当主が山に入り、裏白シダを採り、秋に収穫した稲わらをすき、そして縁起物のダイダイ(みかん)、ゆずり葉などを用意してから、1日がかりでいろいろなところに飾るお飾りを作ります。飾るところは、家では、玄関、仏壇、としがん様、床の間、稲荷様、水神様、そして地域内には、神社、お地蔵様、行家(ぎょうや)、墓地、浅間様、道祖神、田んぼなど、いろいろなところで新しい年を迎えるための準備をします。我が家では鳥居様式のお飾りと、縄状に編んだお飾りの2種類を作ります。これらの飾りは小正月まで飾っておき、取り外した後は庭先で燃やしてその燃えがらを災難除けのおまじないとして家の周りに撒きます。