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無限なる進化創造

真理、ひとり言を書き綴ります。

【老子講義ー躁勝てば寒。静勝てば熱。清静なれば、天下の正(せい)と為る。】の説明文より抜粋

2008-09-04 | 五井昌久先生のご法話
 躁勝てば寒というのは、人の真性というものは、
表面静かであってしかも生命(いのち)生き生きと働いているという状態なのでありまして、
いたずらに躁がしく騒いでいる、躁騒(そうぞう)しく踊り廻わり、
走り廻わり、主義主張を宣伝し合っているという状態は、
人の真性の現われていない状態である。









つまり、生命の光が輝いていない状態であって、寒々とした空虚なものを感じる。
黒々とした影が躍り廻っているようなものである、というのであります。

 実際に、いたずらに自己主張をしたり、大言壮語した後の空(むな)しさ、
騒がしく遊び廻った後の寒々とした心境などは、多くの人が味わったり、
味あわされたりしていることです。

 その逆が、静勝てば熱でありまして、
人間の頭脳を駆け巡っている様々な想念(おもい)の波動を鎮めて、
静寂そのものの心になると、神道的にいえば、
鎮魂致しますと、生命そのものの働きが非常に活発になりまして、
光明燦然としてくるのです。
静勝てば熱なのであります


 どうして静が勝つと光明が輝き出るのかといいますと、
生命の本質は光そのものであり、
熱でもあるのです。

生命の働きは光の波動なのであります。
私たちの宇宙科学では、生命の最初の波動(ひびき)を
宇宙子の働きといっているのです。
生命は生き生きとしています。
その生命の働きを生き生きと光そのものとして活動せしめる為には、
人間の頭脳を駆け巡る想念波動を静め、
生命の働きを業想念波動で蔽わぬようにしなければなりません。

 その為に宗教では、空(くう)になることの修業をしたり、
鎮魂の行をしたりするのであります。
想念を鎮めるということは実に大事なことなのです。
(つづく)

(1964年3月「白光」 【老子講義(第23回)】から)



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